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上と外(6) の商品レビュー

4.1

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

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2017/04/18

恩田陸はラストに向けて失速しがちだが、この作品は、あっさりしてはいるが爽やかでよい終わり方だった。ハッピーエンドで満足。 新政府も今の世界では考えられないが、いつか宇宙に進出する時代がくればあり得ない話じゃないのかなとも思う。土地の境ではなく、自分の所属したい国に所属できる日も来...

恩田陸はラストに向けて失速しがちだが、この作品は、あっさりしてはいるが爽やかでよい終わり方だった。ハッピーエンドで満足。 新政府も今の世界では考えられないが、いつか宇宙に進出する時代がくればあり得ない話じゃないのかなとも思う。土地の境ではなく、自分の所属したい国に所属できる日も来るのかもしれない。そしてニコは最後までイケメンであった。

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2016/07/01

史上最悪の大地震と火山噴火で、練の恐怖の針は振り切れた。このまま押しつぶされ骨も砕け窒息するのか、千華子は今どこにいるんだ、でも、もう何もかもが終わりだ!次々襲いかかる困難の果て、さらに試練が待ち受ける。

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2016/04/29

ラストは想定した通りだったがハッピーエンドですっきりと終わった。千華子と千鶴子の再会シーンは予想していたけど感動した。 この本は中学の図書館にあってもいい1冊。

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2015/02/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

再読。アクションシーン満載の冒険。最後にニコの正体が明かされる。大団円でマンガチックなラストにニヤッと笑えた。さくっと軽くて痛快、楽しい小説でした。

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2014/01/11

最終巻。 最後までアクシデントに見舞われた千華子と練。 ジャングルからの脱出の方法はいかに!!! 私にとってはアドベンチャー小説の位置に収まりました。 ニコの正体も描写されていて満足。 謎多き少年のままだったら気になるし、もやもやしたと思うから(笑)

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2013/08/22

夏休みの僕の冒険小説。 わくわくどきどきが止まらなくて、一気読みしてしまいました。聞けば隔月の連続刊行だったとか。リアルタイムで読んでたら、続きが気になって仕方なかったやろうなぁ・・・。 じいちゃん、かっこいいです。じいちゃん。

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2012/04/08

現実離れしすぎた話のようだが、読んでいるととんでもない、リアル感たっぷりでした。 なんとなく結末はこうだろうという予想をしてそれを過信してしまうタイプなので、ラスト期待を裏切られるということには期待していなかったが、そういうスリル的な部分だけではなくて、彼らが考えていること、そ...

現実離れしすぎた話のようだが、読んでいるととんでもない、リアル感たっぷりでした。 なんとなく結末はこうだろうという予想をしてそれを過信してしまうタイプなので、ラスト期待を裏切られるということには期待していなかったが、そういうスリル的な部分だけではなくて、彼らが考えていること、そのとき立っている現状を考えながら読むだけでも十分楽しめる。 おじいちゃんの存在が実はこの小説の核なんではないでしょうか。 しかし、ニコが好きだ。

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2012/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昔自分のブログに書いたけどこっちにも。 架空の映画予告編。 字幕:離婚した家族が1年ぶりに顔を合わせる夏休み。(場面:空港で母子を出迎える父) 字幕:父が働く中央アメリカ某国で楽しい旅行になるはずだった。しかし……。 場面:口論する千鶴子(母)と千華子(娘)。 場面:賢(父)に問いかける練(息子)。「お母さんや僕たちはその『つまらないこと』の一部なの?」 場面:ニュースに驚く東京の親戚一家。「クーデター!?」 場面:騒乱に巻き込まれる両親。 場面:ジャングルをさ迷う練と千華子。 字幕:謎の少年ニコ。 字幕:「成人式」とは?(場面:迷路のような遺跡。ジャガーのうなり声) 字幕:練たちは日本へ帰ることができるのか? 場面:ヘリコプターから転落する練と千華子。 字幕:20XX年夏公開

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2011/05/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1~6までまとめての感想。 グリーンマイルのような小説を目指したらしいです。無夜はグリーンマイルを読んでないので、よくわからないんですが、見た目はそんな感じです。(200ページぐらいの薄い本が六冊) 『ロミオとロミオは永遠に』というのから入ってしまっているので、無夜はどきどきしながら読んでしまいましたよ。だって、あちらでは人がぼろぼろ死んでましたから。  主人公十四歳の練。男の子。ロッククライングに興味がある、ちょつと運動神経のいい根性のある少年。  第二の主人公千華子。練の妹。……年齢設定のわりに大人びすぎているかな、と思うけれど、母子家庭(練は父親に引き取られて、この家族はばらばら)でがんばってきているからこれは無理もないかな、とも思う。新体操をしていて、体力に自信あり。  この二人は、ジャングルに投げ出されます。親たちと離れ(別れても子供達のために定期的に集まって家族旅行しているのだった)、二人きりでサバイバルをしなきゃならない。熱帯雨林。両親の安否もわからない(なんせ、唐突にクーデーター勃発。軍からヘリを借りていた丁度その時にクーデーター開始の合図があったため、兵士は両親を拘束して連れ去ってしまったのだった)  親としていびつな元夫妻。子供を実家に預けっぱなしの父親、再婚したいがためにたった一人の娘の心を滅茶苦茶に傷つけてしまった母親。  最後に母親は母親として一つ成長したのですが……父親はどうなんだろう。練が感謝するのは祖父なのだ。練は自力に近い形で、ジャングルを脱出してしまうし、家族の助けは彼には直接こなかった。ジャングルの中を迷っていた時、変な謀略に巻き込まれたとき。彼は子供ではなく、千華子の保護者、大人の役割を背負ってしまった。 「俺、じいちゃんならずっと、どうするかなって考えてた」と、いう練。祖父は偉大な人です。町工場の経営者ですが、裏に回ると練たちがクーデーターに巻き込まれた地域に技術援助を長年やってきていたから、コネがわさわさとある。  中味は面白かった。子供を絶賛しすぎているような気もしましたが。

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2011/01/22

ついに完結!!! ほんとにおもしろくて あっという間に読破☆ 最後の6巻を一言で表すなら 「スリル」 ひやひやしながら まるで映像を見てるような臨場感。 マヤ文明ともっと 深く関わってくるのかな? って期待してたけど 違ったのが1つだけ残念なとこ。 非現実的な話なのに ぶっ...

ついに完結!!! ほんとにおもしろくて あっという間に読破☆ 最後の6巻を一言で表すなら 「スリル」 ひやひやしながら まるで映像を見てるような臨場感。 マヤ文明ともっと 深く関わってくるのかな? って期待してたけど 違ったのが1つだけ残念なとこ。 非現実的な話なのに ぶっ飛び過ぎず感じるのは、 各キャラクターがぶれないからかな? どこか余韻が残る 家族4人のラストがすき。

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