妖怪草紙 の商品レビュー
江戸時代に刊行された黄表紙本の中から、筆者の専門である妖怪に関する本を題材に選び、くずし字の読み方を教えてくれる本である。本当にだいぶ読めるようになります。少なくとも読めるようになってきた気になれます。 実は私が「くずし字入門」するのは人生で二回目である。大学生のとき、興味本...
江戸時代に刊行された黄表紙本の中から、筆者の専門である妖怪に関する本を題材に選び、くずし字の読み方を教えてくれる本である。本当にだいぶ読めるようになります。少なくとも読めるようになってきた気になれます。 実は私が「くずし字入門」するのは人生で二回目である。大学生のとき、興味本位でくずし字入門の授業をとったのだ。そのおかげで履修後しばらくはくずし字が読めた。といっても読む機会があるのは日本料理屋の看板を見かけたときくらいで、たまに美術展で昔の草紙や巻物が展示されていると、文字が一部読めて感動したものだった。 そう、何が言いたいかというと、入門してもその後継続的に接触しなければいずれ読めなくなることを私は身を持って知っているという話。きっとまたしばらくは読めて、何度目かの美術展で効力が切れたことに気付き、再々入門したくなるに違いない。それはそれで楽しい人生なので全く問題ない。この本の「くずし字入門」部分についてはそんな感じで期待通りであった。 それより、期待していなかったのに儲けものだったのは、「妖怪草紙」の部分。くずし字を読むためのテキストが、十返舎一九などが書いた妖怪を主人公にした絵入りの滑稽本となっている。話の内容や、当時の生活や流行などについての簡単な解説も付いていて、たいへん面白かった。 妖怪たちが「化ける化物と化けない化物とどっちが偉いか」で争ったり、雀から邪険婆を脅かす仕事の依頼を受けた妖怪が「もう貰ったお金の分おどかしたからここらでやめようか」と言ったりするなどお話自体も楽しいが、メタな語りがわりとあるところも興味深かった。 例えば、 「〜今時のお子様方のお気に入らぬは知れたこと。気の利いた作者なら足を洗って引っ込む時分、下手の横好きのろのろと出しかけた化物のひと趣向。」 とこれは、化物ものなんて流行らないでしょうがまた出しちゃいましたよ、という前置きから始まる例。他にも、 評者「〜といったら男だろうになぜこのキャラは女なんだ」 作者「ゴウ、ゴウ、ゴウ」(※これは寝息で誤魔化しているという意味らしい) という記載もあった。「人気戯作者」というのがいて、彼らの書く滑稽本を庶民が楽しんだという江戸の都市文化の雰囲気をぐっとリアルに感じることができた。
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くずし字の練習にと読み始めたが、今まで読んだ中で一番わかりやすく、かつ、楽しんで勉強できた。筆者はアメリカ人で妖怪研究をされているとか。図版も解説も的確で本当に良い入門書でした。子供達にも読ませたい!
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2011/8/2 借りて読み始める。 8/25 読み終わる。 日本の「くずし字」をアメリカ人が教える〜、しかも妖怪がナビゲーター。 これは面白いことになりそうです! 実は、先日読んだ 鳥山 石燕の 画図百鬼夜行 では、 絵の説明が 筆文字で書かれているのだけれど、それが 達筆...
2011/8/2 借りて読み始める。 8/25 読み終わる。 日本の「くずし字」をアメリカ人が教える〜、しかも妖怪がナビゲーター。 これは面白いことになりそうです! 実は、先日読んだ 鳥山 石燕の 画図百鬼夜行 では、 絵の説明が 筆文字で書かれているのだけれど、それが 達筆で読めない・・・。 活字での解説もあったので、内容はわかったけれど、読めないことが情けなかった。 それで、何か本はないかと探したら、この本に出会いました。 「はじめに」を読んで、著者が日本人ではないことがわかり、びっくり。 でも、その分 合理的で楽しい内容になっているのでは! 読むと楽しくわかりやすく すごく面白い本です。 くずした字の解説、間違いやすい字の比較。 たくさんの画像、文字の画像が掲載され、練習問題も楽しくチャレンジ! 本の扉裏に 「主要変体仮名一覧表」が載っている。 それをみて初めて、崩し文字を 「変体仮名」というのだと知った、けっ 情けない!!(>д<)ノ これで、検索ばっちり。 → URLはこちら http://www.google.co.jp/search?hl=&q=%E5%A4%89%E4%BD%93%E4%BB%AE%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7&sourceid=navclient-ff&rlz=1B3GGGL_jaJP269JP270&ie=UTF-8&aq=1&oq=%E5%A4%89%E4%BD%93%E4%BB%AE%E5%90%8D 『変体仮名一覧』 : 実習は、折にふれ繰り返すことで、実につくと思います。 日本人ならではの大切な文字。 ちゃんと読めるようになりたいね! 他の「くずし文字の書籍」も見たけれど、今の私にはつまらなそうでした・・・。 内容 : 江戸の草双紙に登場する愉快な妖怪たちがナヴィゲーターのユニークなくずし字入門書。 著者秘伝の「ステップアップ」で基本文字150を確実に習得。 練習問題、コラムも充実。 著者 : 1954年ニューヨーク市生まれ。 東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、博士課程に進む。武蔵大学教授。 共著に「大江戸化物図譜」「江戸の文事」「美女の図像学」など。
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※このレビューにはネタバレを含みます
役立つわけじゃないけどね、おもしろい。 ホント昔の妖怪の物語が書いてて、そこに書いてある古文書をクイズっぽく、読めるようになっている。 興味づけに。
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妖怪が出てくる草双紙のくずし文字を読むためのテキスト。ではあるけれど、翻字してあるのに越したことはない、というか、わざわざくずし字をがんばって読まなくても、英文学を原書で読むのとは違うよなあ、と途中で気づいてしまってからは、練習問題は軽く流す程度にして、反復練習なども特にせず。草...
妖怪が出てくる草双紙のくずし文字を読むためのテキスト。ではあるけれど、翻字してあるのに越したことはない、というか、わざわざくずし字をがんばって読まなくても、英文学を原書で読むのとは違うよなあ、と途中で気づいてしまってからは、練習問題は軽く流す程度にして、反復練習なども特にせず。草双紙は面白かったですわ。
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化物の話が面白くて気がつくと声に出しながら読んでいるが、そうしているうちにいつの間にか仮名が少しずつ読めるようになっている。それでも応用編は読み解けなくて難しかった。ちゃんと解説もついているので照らし合わせながら読み進めることができる。 くずし字入門の教科書なんだけど、化物の話...
化物の話が面白くて気がつくと声に出しながら読んでいるが、そうしているうちにいつの間にか仮名が少しずつ読めるようになっている。それでも応用編は読み解けなくて難しかった。ちゃんと解説もついているので照らし合わせながら読み進めることができる。 くずし字入門の教科書なんだけど、化物の話も全部読んでみたい。
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古文書を読めるようになりたくて、くずし字に親しむために購入。少ない字数の文から、そしてひらがなから入ってとっつきやすい。
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読み物としても楽しいし、読み終わるころには江戸かなと基本的な漢字の読み方が身に付いている。 なんか寺子屋で読み書きを習っている気分です。 先生の名前はアダムカバットさん。アメリカ人のお師匠さんです。
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黄表紙の妖怪話を題材に江戸くずし文字を読めるように勉強する本。 覚えるのが難しくて挫折中。 「江戸滑稽化物尽くし」を読んで勉強熱がふたたび。 再度チャレンジしてみようかな。
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一番最初に、くずし字を読めるようになりたい!と思って読んだ本です。 作者は、ニューヨーク生まれの日本文学研究者。外国人ならでは?の、楽しく学ぶための工夫がこらされています。 「ステップアップ方式」なのも嬉しい。ちょっとずつ、「あ、何か最初より読めるようになってるかも!」って...
一番最初に、くずし字を読めるようになりたい!と思って読んだ本です。 作者は、ニューヨーク生まれの日本文学研究者。外国人ならでは?の、楽しく学ぶための工夫がこらされています。 「ステップアップ方式」なのも嬉しい。ちょっとずつ、「あ、何か最初より読めるようになってるかも!」って思わせてくれるのです。これ1冊で、仮名と、よく出る漢字はマスターできます。 字が読めるって楽しいよ。Let's へにょ文字!
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