1,800円以上の注文で送料無料

ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド の商品レビュー

3.7

24件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/07/04

これまた敵役のものが あからさまについていない作品。 能力も実はすでに既出の能力。 一人の少女と凪とのお話。 その少女の持つ能力は ある意味強力です。 人をだましおおせる能力ですから。 ブギーポップ氏は… 今回は残酷ですな。 ばっちり一人処分していますからね。

Posted byブクログ

2009/10/04

記念すべきブギーポップシリーズの10作品目。上遠野浩平の著作としては…、何冊目になっているだろうかは不明。霧間凪が中学生の頃のお話って事で、1冊目を現在と仮定すると、大体2年くらい前の話になるのかな?まだ、ブギーポップ自体も生まれたばかりってところの話だしね。しかし、続けて読んで...

記念すべきブギーポップシリーズの10作品目。上遠野浩平の著作としては…、何冊目になっているだろうかは不明。霧間凪が中学生の頃のお話って事で、1冊目を現在と仮定すると、大体2年くらい前の話になるのかな?まだ、ブギーポップ自体も生まれたばかりってところの話だしね。しかし、続けて読んで正解だね、このシリーズは。過去の関係者や名前やらが、次から次へと出てくるんだよねぇ…。もちろん過去の作品を読んでいなくても、十分に物語な作品になっているのだけど、記憶力テストか!?コレは!?という感じ。作品を”消費”するように読んでいる僕としては、実はツライんだよね、こういうリンクは。まだまだ上遠野浩平を辿る道は果てがみえていない…。とりあえず、次の巻を読み始めましょ。

Posted byブクログ

2009/10/04

朱巳の生き方の潔さと強さにただただ感服しました。立ちはだかる壁を壊して、心の底の闇さえも乗り越えて彼女は進んでいくのだろうと考えます。

Posted byブクログ

2009/10/04

朱巳と千鶴(ミセス・ロビンソン)との複雑な関係の描写が良かったです。偽物の親子なのに、心のどこかで二人は繋がっていたのではないか、と思いました。 また、内村に対する朱巳の想いはどこまでが真実で、どこまでが嘘だったのかと考えさせられました。特に、この一文を読んで。 『怒りも、憎し...

朱巳と千鶴(ミセス・ロビンソン)との複雑な関係の描写が良かったです。偽物の親子なのに、心のどこかで二人は繋がっていたのではないか、と思いました。 また、内村に対する朱巳の想いはどこまでが真実で、どこまでが嘘だったのかと考えさせられました。特に、この一文を読んで。 『怒りも、憎しみも、悲しみも、切なさも、もう彼女には関係ないと言わんばかりに、なんの心もそこには見てとれない――そういう眼をしていた。』嘘をつき通して生きてきた、否、生きていかなければならなかった彼女を悲しく思います。彼女にとっては、それが自分の身を守る術だったのでしょう。 ただ、その彼女が最後に手にした霧間凪との友情、それだけはずっと続けばいいなあと思いました。

Posted byブクログ