ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド の商品レビュー
凪が「炎の魔女」と呼…
凪が「炎の魔女」と呼ばれだしたキッカケになるような話です。誰かがそう名づけたんだと思ってたんですが、どうやら最初にその言葉を口にしたのは凪自身だったようですね。どの場面で彼女がその名前を口に出すのかは読んでのお楽しみ。彼女の好敵手になるであろう、新キャラも登場してます。
文庫OFF
霧間凪そしてブギーポ…
霧間凪そしてブギーポップが介入し、事件は複雑な様相を呈してくる。 ブギーポップにして「今回の“犯人”は――ひどく質が悪いようだ」と言わしめた敵の、意外な正体とは――。
文庫OFF
九連内朱巳と霧間凪の…
九連内朱巳と霧間凪の出会い。この邂逅が意味するものとは。またシリーズを通しての敵、水乃星透子とブギーポップの最初の接触の物語でもある。
文庫OFF
「ブギーポップ」シリーズの第10弾です。 両親が失踪してしまい、一人のこされた九連内朱已(くれない・あけみ)は、他人の感情に鍵をかけるという特殊能力をつかって、借金の取り立てにやってきた男たちを追い返します。そんな彼女に目をつけた統和機構は、「ミセス・ロビンソン」という女を彼女...
「ブギーポップ」シリーズの第10弾です。 両親が失踪してしまい、一人のこされた九連内朱已(くれない・あけみ)は、他人の感情に鍵をかけるという特殊能力をつかって、借金の取り立てにやってきた男たちを追い返します。そんな彼女に目をつけた統和機構は、「ミセス・ロビンソン」という女を彼女のもとに差し向け、自分たちの活動に協力させます。しかし朱已の能力は、幼いころから彼女がそのような能力をもっているかのように振る舞うことで周囲の人びとにそのように思わせてきたにすぎなかったのです。 朱已は、ミセス・ロビンソンの娘として、学校生活を送っていました。そこに、霧間凪が中学校にもどってくるという事件が起こります。やがて二人は、衝突しながらもおたがいの存在を認めあうようになります。 朱已の視点から、中学生時代の凪のすがたをえがいた物語になっています。二人の関係性がほほえましく感じられて、おもしろく読むことができました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今回も中々ハードな展開ではあったが、過去作に登場した人物がたくさん出てきて、ずっと読んでいる自分としては面白かった。話も少しずつではあるが前進を見せており、テンポの良いバトルシーンは見どころが多い。パターンはこれまでとよく似たパターンが多い上に、わかりやすい目標もない為、飽きてくる人もいるかもしれないが、哲学的でバトルシーンは鮮やかでカッコいいので、是非読んでみてほしい。
Posted by
感想 あまり興奮できなかったな、と思う。後半に入り、意識せず口角が上がるよな場面もあったが、前半の平坦さ、何より予測できる犯人に僕の心は動かなかった。上遠野さんの作品に多くを望みすぎているのだろうか。でも、それだけ面白かった前作たちがあるのだから、仕方ない。
Posted by
欺瞞と目的と矛盾の話。霧間凪が如何にして炎の魔女と呼ばれるようになったか、みたいな話。ブギーポップシリーズ第九弾。既刊全作よんでいるのが前提条件で進むこと、一巻完結にみえて実は密接に関係しあっているのは上遠野作品には珍しくないことではないが今巻はとくに過去のキャラの干渉が激しくキ...
欺瞞と目的と矛盾の話。霧間凪が如何にして炎の魔女と呼ばれるようになったか、みたいな話。ブギーポップシリーズ第九弾。既刊全作よんでいるのが前提条件で進むこと、一巻完結にみえて実は密接に関係しあっているのは上遠野作品には珍しくないことではないが今巻はとくに過去のキャラの干渉が激しくキツかった。何気に各キャラの目的めいたものが語られている、重要な巻なのでは。コレを期に読みなおそっかな
Posted by
久しぶりに!10年くらい?読者に一部の情報しか寄越さず、前提を有無を言わさず飲み込ませる手法は嫌いじゃない。シリーズを読み通してないからそれぞれの物語はどうなったのか?よくわからんが。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
霧間凪の過去、そして「炎の魔女」の原点。 話のメインは凪が中学生の時。 正義の味方を目指し行動し初めの頃、九連内朱巳、人間離れした力を持つ敵、そしてブギーポップとの出会い。 炎の魔女の誕生秘話は分かったけど、いつかブギーポップの話しもしてくれないかなー、とか思ってみたり!
Posted by
レビュー見ていると高評価の方はあまりいないけれど個人的に結構好き。 傷物の赤(朱巳)の人物設定が好きだからっていうのもありますね… さてこちらの朱巳さん、ビートのディシプリンにもかなり重要な立ち位置で登場とあって、ビートの~も、好き。笑 でもやっぱり、凪…かっこいいなぁ。
Posted by