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クール・キャンデー の商品レビュー

3.7

87件のお客様レビュー

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2019/01/16

「兄貴は無実だ。あたしが証明してやる!」誕生日と夏休みの初日を明日に控え、胸弾ませていた中学生の渚。だが、愉しみは儚く消えた。ストーカーに襲われ重態だった兄嫁が他界し、さらに、同時刻にそのストーカーも変死したのだ。しかも、警察は動機充分の兄良輔を殺人犯として疑っている!はたして兄...

「兄貴は無実だ。あたしが証明してやる!」誕生日と夏休みの初日を明日に控え、胸弾ませていた中学生の渚。だが、愉しみは儚く消えた。ストーカーに襲われ重態だった兄嫁が他界し、さらに、同時刻にそのストーカーも変死したのだ。しかも、警察は動機充分の兄良輔を殺人犯として疑っている!はたして兄のアリバイは?渚は人生最悪のシーズンを乗り切れるか。 《ブックデータベース より》 《2010年2月9日 読了》

Posted byブクログ

2011/07/22

中学生の渚は、誕生日と夏休み初日を明日に控えて、憂いのない素敵な夜を過ごすはずだった。ところが、ストーカーに襲われ自殺未遂をした兄嫁が亡くなりそれどころではなくなってしまった。しかもそのストーカーが同じ頃に交通事故に遭い不審死していたことがわかり、兄は殺人犯として警察に疑惑の目を...

中学生の渚は、誕生日と夏休み初日を明日に控えて、憂いのない素敵な夜を過ごすはずだった。ところが、ストーカーに襲われ自殺未遂をした兄嫁が亡くなりそれどころではなくなってしまった。しかもそのストーカーが同じ頃に交通事故に遭い不審死していたことがわかり、兄は殺人犯として警察に疑惑の目を向けらることに…。中学生の渚は兄の潔白を晴らせるのか?若竹作品ではお馴染みの街・葉崎を舞台にしたコージー&ブラックなミステリ。本を開いて行間の広さ、1ページの字数の少なさにちょっと戸惑った。中学生が主人公ということで拙さを演出したのかも(中学生に失礼?)。中身も中学生らしい初々しい場面が微笑ましいが、そこで油断するなかれ。渚が撃退した痴漢とは別の痴漢事件の真相、ストーカーを訪問した「幻の女」の正体、兄の事件当時の不在証明、そして…最後の大オチ!(怖っ)しかもざくっとぶった切る感じの終わり方がいい。このまま平和に終わるわけないのに、子供相手だと思って(?)若竹作品なのにすっかり油断してしまった。ところどころで古本屋・鬼頭堂の典子や塾講師・中里、葉崎病院、葉崎警察署など、他の葉崎ミステリで見た顔や場所が出てくるし、本格ミステリ絡みの小ネタも挟まれていて、そういうところを見つけながら読めるのも楽しい^^

Posted byブクログ

2009/10/07

図書館で借りました。 主人公の渚は、海辺の街に住む女子中学生。 誕生日と夏休みの前日に、兄嫁が亡くなり、ほぼ同時期に兄嫁を襲ったストーカーも死亡。 警察からの兄への嫌疑を晴らす為に、奮戦する、というお話。 軽いタッチですいすいと読めました。 いちおうヤングアダルト向けなんだろ...

図書館で借りました。 主人公の渚は、海辺の街に住む女子中学生。 誕生日と夏休みの前日に、兄嫁が亡くなり、ほぼ同時期に兄嫁を襲ったストーカーも死亡。 警察からの兄への嫌疑を晴らす為に、奮戦する、というお話。 軽いタッチですいすいと読めました。 いちおうヤングアダルト向けなんだろうか? ラスト、いきなり放り出された感じ。 暇つぶしに読むにはもってこいだと思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

殺人の疑惑を晴らすべく張り切る中学生の妹、渚。等身大の捜査らしきものを友達との対話で繰り返す。著者独特のユーモアと文体に溢れた短めの長編。最期の一行が、すぱっと決まる。

Posted byブクログ

2009/10/04

ライトノベルのレーベルで出してほしかった作品。 挿絵つきで読んだらもっと衝撃があったかも。 主人公が少女でもいつもの毒は変わらないのが素晴らしい。

Posted byブクログ

2009/10/04

兄嫁と兄嫁のストーカーの死、中学生の主人公・渚。 ラストが意外。サクサク読めた。(読了'08/04)

Posted byブクログ

2009/10/04

少し読みづらい文章だったかも。 その割にはさくさくと読んでしまいました。 ラストの展開がちょっと意外な感じ。 あまり暗い出来事なのに、主人公が明るい?感じなので暗くなっていなかったのに最後で暗くされた感じ。

Posted byブクログ

2009/10/07

年の離れた兄の奥さんと、奥さんのストーカーが死んだ。兄がストーカーを殺したと疑われて、兄の無実を証明しようと、奮闘する妹の話です。 主人公の渚ちゃんは、中学生で活発で日焼け大好きな少女です。ミステリー小説が好きで、古本屋のお手伝いをして、古本を貰う契約したりして、色々考えるん...

年の離れた兄の奥さんと、奥さんのストーカーが死んだ。兄がストーカーを殺したと疑われて、兄の無実を証明しようと、奮闘する妹の話です。 主人公の渚ちゃんは、中学生で活発で日焼け大好きな少女です。ミステリー小説が好きで、古本屋のお手伝いをして、古本を貰う契約したりして、色々考えるんですよね。主人公の渚ちゃんは、とっても魅力的です 舞台は、架空の土地神奈川県の葉崎。若竹さんのミステリーでは、よく出てくる地名ですね テンポがよく、とっても面白いですよ。最後は、驚きのミステリーです

Posted byブクログ

2009/10/07

楽にさくさく読めました。 渚の視点で書かれています。 本当は重い話だと思うんだけど、渚口調が物語を軽くしてるかな。 ラストは渚口調で言うと 「なんてこったい!こんなのあり?」

Posted byブクログ

2009/10/04

薄くて1頁の文字数も少ないのですぐ読めて気分転換にいいです。中学生の女の子の言葉がよくわかってるなぁなんて思っちゃいました。ラストはああいう結末じゃなくていんだけどな。少し時間が空いた時に楽しく読めます。

Posted byブクログ