愛してるなんていうわけないだろ の商品レビュー
時代のせいか、若さのせいか、読んでるとちょっと恥ずかしい気持ちになるところもあるけど、後書きで本人もそう書いてた。 隠すからはずかしいのだというのは、とても納得。
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角田光代が24歳のときに書いたエッセイ。 大学を卒業して就職しなかった理由が「満員電車に乗りたくないから」なんていうロックな理由だったり、好きな人に会いに行くためにタクシーを飛ばすような恋愛がしたいという叫び(!?)だったり、若いころの角田さんがどんなことを考えていたのかがよくわ...
角田光代が24歳のときに書いたエッセイ。 大学を卒業して就職しなかった理由が「満員電車に乗りたくないから」なんていうロックな理由だったり、好きな人に会いに行くためにタクシーを飛ばすような恋愛がしたいという叫び(!?)だったり、若いころの角田さんがどんなことを考えていたのかがよくわかる。 そして、40歳を超えたいまでも、彼女の核となる部分はまったく変わっていなくて、そういうところが最高にかっこよくて好きだなと思う。
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この本が、角田さんの24歳くらいのときのエッセイ、と知って、ああ年齢が追い付く前に読みたい!!と思って借りた。 なんだか、いままでに読んできた小説と文章も印象も違って、なんだか若くて必死で、今の私たちとそんなに変わらない感じがして少し嬉しかった。あったかくて、なんだか笑える。 お...
この本が、角田さんの24歳くらいのときのエッセイ、と知って、ああ年齢が追い付く前に読みたい!!と思って借りた。 なんだか、いままでに読んできた小説と文章も印象も違って、なんだか若くて必死で、今の私たちとそんなに変わらない感じがして少し嬉しかった。あったかくて、なんだか笑える。 お金がなくて、ユーモアがあって、恋をして、そんな日々終わりを薄々感じて寂しくて。青春。 日記かこうかなと思いました。私もいつかタクシー飛ばして会いにいきたい。
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良かった。 タイトルのみ、直観で選んだ作品だけれど、すごく良かった。 恋愛観、考え方自分と似てる。
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天才エッセイ作家・角田さん(当時20代前半)が綴った「愛してるなんて いうわけないだろ」うな日々。 簡単に言うと、ハチャメチャで昼夜逆転的なお金のない日常を繰り広げられておられる。 今の自分が、ほぼ同年代なので、親近感(同じような生活をしているわけではないが)をとても感じた。 現在、角田さんは素敵なネコを愛するオバさんになってしまっているが、こういった20代の積み重ねが大人になるに連れて、ヒトを創っていくんだと思った。 あとがき(新書として角田さんが32歳で)として書かれていた「マイニチ」の一節に『その年齢でしかもてない傲慢さと、真剣さ…』とあった。 僕も自分の20代を振り返る時が数年後にやってくるとしたら、どう思うのだろう? その時を意識して日々を送る必要はないけれど、「無駄なことをたくさんして、無駄じゃなかった!」くらい思えるように、そんな20代(残り半分)を傲慢かつ計画的に過してゆきたい。
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タイトル買い。 そうそう!愛してるなんていうわけないない!と思いながら買った記憶が。 そしてやっぱり真夜中にタクシー飛ばして恋人になんて会いにいけない。そしてそして恋愛は勝ち負けだ。 でも、恋愛を勝ち負けで考えてる限り私は負けてしまっているのかも?
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24、5歳で書いたとは思えない。 この達観ぶりはなんやねんろ。 夜中の女友達の話聞いてるくらい好奇心もってさらっと読めます。
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作者の23、24歳の頃のエッセイ集。 その時の色々な想いのヒダを、本当に上手に言葉で表現しているので、共感しっぱなしでした。 最後の章で、10年後の作者が当時のエッセイを読み返し、10年前の自分を俯瞰して見つめ、語りかけていますが、 中年読者の私は、年齢に関係なく共感し、励ませれ、前を向けるエッセイだと思いました。 じっくり、ゆっくりと読んだ本。 もう一度読みたい本。
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恋愛について、人生について、すごく素直に綴られたエッセイ集。 これが初エッセイで、書いた時角田光代さんは24歳。 まだ学生感覚が残っている、どこかに行く途中のような若さが感じられます。 http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-94.h...
恋愛について、人生について、すごく素直に綴られたエッセイ集。 これが初エッセイで、書いた時角田光代さんは24歳。 まだ学生感覚が残っている、どこかに行く途中のような若さが感じられます。 http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-94.html
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一度でもハイにしてくれた人を恨んだり無理に忘れようとしなくていい。カウタさんありがとうカクタさんありがとう
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