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鞍馬天狗 地獄の門・宗十郎頭巾(2) の商品レビュー

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2017/11/15

「地獄の門」も「宗十郎頭巾」も面白い。 「宗十郎頭巾」は、ちくま日本文学全集の巻頭に入っていた作品だから、これで2回目。 出だしから息もつかせぬ展開で、これはシリーズの中でもかなり良いできの作品なのでしょう。 映画向きだといったけど、たしかにハリウッド系の娯楽映画としては最適だ...

「地獄の門」も「宗十郎頭巾」も面白い。 「宗十郎頭巾」は、ちくま日本文学全集の巻頭に入っていた作品だから、これで2回目。 出だしから息もつかせぬ展開で、これはシリーズの中でもかなり良いできの作品なのでしょう。 映画向きだといったけど、たしかにハリウッド系の娯楽映画としては最適だと思います。 でもちょっと疑問。 意表をつく展開なのはわかるけれど、伏線がなにもないような‥‥。 ご都合主義といわれても仕方がないのでは。 たしかに面白いけれど、この作品を自分の本棚にずっと置いておきたいかというと、そうではないですね。エンターテインメント系の作品は、よっぽど気に入ったもの以外は、いずれ捨ててしまうのですが、この本もそうなると思います。 でも、この前読んだ中野重治の本はそうしないはず。 この違いはどこからくるのでしょう。 鞍馬天狗のシリーズを読みながら、その点について考えているところです。

Posted byブクログ