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フレームシフト の商品レビュー

3.8

11件のお客様レビュー

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SFファンにはお馴染…

SFファンにはお馴染みソウヤーの遺伝子ネタSFミステリー。少し厚い(529ページ)本ですが、さすがはソウヤー、1日で読んでしまいました。一読して感心したのは「ナチス」「遺伝子」「保険」という一見まったく関係なさそうなものを見事につなげた論理のアクロバット。そして次々に時間軸が変わ...

SFファンにはお馴染みソウヤーの遺伝子ネタSFミステリー。少し厚い(529ページ)本ですが、さすがはソウヤー、1日で読んでしまいました。一読して感心したのは「ナチス」「遺伝子」「保険」という一見まったく関係なさそうなものを見事につなげた論理のアクロバット。そして次々に時間軸が変わり読者を混乱させる第1部、実際に事件が起き第1部のキャラクターやエピソードが有機的につながる第2部、そして感動のエピローグという構成も非常に効果的。科学的概念の説明もどこかに穴がありそうなんですが、その後の展開と勢いがそんなこと気

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SFの巨匠ソウヤーの…

SFの巨匠ソウヤーの作品だが、SF色はあまり強くない。どちらかといえばミステリの色合いが濃い作品に仕上がっている。

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ソウヤーのなかではい…

ソウヤーのなかではいちばん凡作かも。遺伝子ネタ。

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2017/04/21

ソウヤーのミステリーSF 表紙   5点加藤 直之  内田 昌之訳 展開   5点1997年著作 文章   6点 内容 600点 合計 616点

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2016/06/26

著者はSF作家だと多くの人は認識していると思う。一方でミステリー作家だと思っている人も少なからずいるだろう。適切なのはミステリーSF作家という肩書きだろう。本作品はどちらかというとミステリーの要素が強い。主人公のピエールがネオナチに襲われる(未遂に終わったが)のだが、なぜ狙われな...

著者はSF作家だと多くの人は認識していると思う。一方でミステリー作家だと思っている人も少なからずいるだろう。適切なのはミステリーSF作家という肩書きだろう。本作品はどちらかというとミステリーの要素が強い。主人公のピエールがネオナチに襲われる(未遂に終わったが)のだが、なぜ狙われなければならなかったのか。ホワイダニットを追い求める。物語ではテレパシー能力を持つ女性(妻となる)が登場したり、人のクローンが生まれたり、SF的要素もしっかりとある。DNAを研究するピエールが遺伝性疾患に係っていることが、ホワイダニット解決する手がかりのひとつとなっていく。そして第二次世界大戦中にユダヤ人を大量殺戮したナチスの犯罪者を探すストーリーがピエールと関係しだしてからは、冒険小説のようなアクションも見せる。作品を振り返ると、エンタテインメント要素はてんこ盛りだ。読んでいて楽しいわけだ。

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2015/07/18

私の記憶にあるソウヤーとあまりにもイメージが違っていたので、あれあれ?って思いながら読んでいったら、ああ、そうだったんだ。すべてが必要なエピソードでした。フレームシフトは突然変異って意味だそうです。なるほど。

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2015/04/23

いろんなエピソードが交錯する。 それぞれを短編で別のものにした方がスッキリする気はする。各々のエピソードを貫くものは、「遺伝子」しかないのだな。 SF色は薄いです。しかも、肝心の、フレームシフトのところのネタが、よく判らなかった。この年だと、本当に理解力が落ちてる。 でも、安心...

いろんなエピソードが交錯する。 それぞれを短編で別のものにした方がスッキリする気はする。各々のエピソードを貫くものは、「遺伝子」しかないのだな。 SF色は薄いです。しかも、肝心の、フレームシフトのところのネタが、よく判らなかった。この年だと、本当に理解力が落ちてる。 でも、安心して面白いのだ、ソウヤーは。

Posted byブクログ

2009/10/04

ナチスとDNAと難病を軸に物語が展開。壮大な苦いハッピーエンドを狙ったと思うが、風呂敷を広げすぎたような感じ。いまひとつエンディングがすっきりこない。なんだかわかんないまま終わった。

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2009/10/04

他人が頭の中で考えていることが聞こえてしまってまともに交際のできない女性。しかし、偶然出会った相手は思考がフランス語。意味が分からない心地よいBGMとしか聞こえないその思考のおかげで伴侶を得たテレパシストの女性が活躍する冒険譚。 …嘘です。いや、ほんとではあるんだけどそんな話で...

他人が頭の中で考えていることが聞こえてしまってまともに交際のできない女性。しかし、偶然出会った相手は思考がフランス語。意味が分からない心地よいBGMとしか聞こえないその思考のおかげで伴侶を得たテレパシストの女性が活躍する冒険譚。 …嘘です。いや、ほんとではあるんだけどそんな話ではありません。主人公はその旦那。不治の遺伝病を抱える遺伝子研究者。あるとき自分が陰謀に巻き込まれている事に気付いた彼はいくつかの出会いからそのわけを探り出します。病気が進行する中、妻の特殊能力のDNA的な特性から重大な発見をするいっぽうで自分の遺伝子を伝えないため提供してもらった精子で受精させたはずの子供に異変が。そしてついに黒幕と対決し… と書くとやっぱり冒険譚ですね。とにかく、この主人公ともう一人、WW2時代のナチの犯罪者を追う捜査官を中心に話が進んでいきます。SF的な要素はテレパシーともう一つ、現在の技術では成せないクローン生成。どちらも核のアイディアと言うよりは話の肉付けに使われているような感じで、SFというよりは犯人探しのミステリ(しかも事件・テレパシー・子供についてのそれぞれ)であるので、設定にさえ違和感が無ければSFとしてじゃなくとも読める気がします。ラストもすっきりまとまって読後感がよいですね。なんとなく予定調和的な気がするのもあまり減点にはならない感じです。

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2009/10/04

生物を習っておいてよかったと思ったね。全部ではないにしてもそこそこは理解できたから。相変わらず様々な興味深い要素を巧く組み合わせ、好奇心を刺激し、サスペンス溢れる展開を作り出し、手に汗握るアクションシーンを演出し、そして今回はミステリ的な要素も大量に入っている。SF的な面白さはほ...

生物を習っておいてよかったと思ったね。全部ではないにしてもそこそこは理解できたから。相変わらず様々な興味深い要素を巧く組み合わせ、好奇心を刺激し、サスペンス溢れる展開を作り出し、手に汗握るアクションシーンを演出し、そして今回はミステリ的な要素も大量に入っている。SF的な面白さはほとんど分からないけど、進化論からジャンクDNA(この辺は分かる)、ネアンデルタール人まで絡めた破天荒で魅力的な解釈はやはりこの人ならではと思った。

Posted byブクログ