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オレンジ・アンド・タール の商品レビュー

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30件のお客様レビュー

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2017/01/21

少年。血。灰。夕暮れ。コンクリート。海。道路。少年。 完璧。理想的な少年。美しすぎて死ぬ、少年はいつか死ぬもんだ。悲しい。 青春は紅い。ただただただただ紅い。

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2015/11/29

10代の青年達の悩みと葛藤。それを忘れる為、夢中になったものがスケートボード。スケートボードの描写が良いクッションになっている。登場人物がほぼ厨二病臭いが「青春」を感じやすい。

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2014/12/29

自閉、妄想、刺傷。 友人の自殺をきっかけに、高校生たちのリアリティが歪みはじめる。 追いつめられた彼らは、限られた生の現実に何を見たのか-。 アメトークの読書芸人でオードリーの若林がお勧めって言ってたので、読んでみた。w おもしろかった!

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2013/10/06

オードリー若林さんのオススメ。 あまり入り込めなかった、高校生の話であるが、感情移入できないのは自分の高校生活とかけ離れていあるためか。こんな尖った思春期ってあまり経験しなかったけど、一般的なのかしら? 自分、現実、友達、女、スケボー、命、どれも確かなようでいて本当に確かなものな...

オードリー若林さんのオススメ。 あまり入り込めなかった、高校生の話であるが、感情移入できないのは自分の高校生活とかけ離れていあるためか。こんな尖った思春期ってあまり経験しなかったけど、一般的なのかしら? 自分、現実、友達、女、スケボー、命、どれも確かなようでいて本当に確かなものなんてなに一つないという哲学と向き合う青春。 文体は事細かな描写がない、抽象的な読者に想像させるスタイルで好みだったが、若者故の?言い回しが最後まで耳に頭に馴染まなかった。

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2013/09/10

自意識過剰な甘ったれたガキのたわごとを綴っているだけとしか思えない。 グダグダ周りに文句をつけ、それを「オレ、カコイイ」て自己陶酔してる感じが嫌い。

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2013/07/30

(1998.12.19読了)(新聞連載) (「MARC」データベースより)amazon 自閉、妄想、刺傷。友人の自殺をきっかけに、高校生たちのリアリティが歪みはじめる。追いつめられた彼らは、限られた生の現実に何を見たのか-。『朝日新聞』に掲載された連載小説の単行本化。「シルバー・...

(1998.12.19読了)(新聞連載) (「MARC」データベースより)amazon 自閉、妄想、刺傷。友人の自殺をきっかけに、高校生たちのリアリティが歪みはじめる。追いつめられた彼らは、限られた生の現実に何を見たのか-。『朝日新聞』に掲載された連載小説の単行本化。「シルバー・ビーンズ」も併録。

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2013/07/28

ダ・ヴィンチ推奨本。 青臭い日々とそれを捨てきれない若い男の話。男心は単純で複雑で難しい。分かり合えない。

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2013/06/01

キョウが屋上から飛び降り自殺した。カズキとコミとモリヤの前で、コンクリートの手すりに登って「命!」とポーズを取ると、そのまま薄紫色の宙の中に飛んだ。親友の突然の死によって、それぞれの抱えていた世界はギリギリの淵に追い詰められてゆく。江ノ島弁天橋の下で生活しているトモロウさんを尊敬...

キョウが屋上から飛び降り自殺した。カズキとコミとモリヤの前で、コンクリートの手すりに登って「命!」とポーズを取ると、そのまま薄紫色の宙の中に飛んだ。親友の突然の死によって、それぞれの抱えていた世界はギリギリの淵に追い詰められてゆく。江ノ島弁天橋の下で生活しているトモロウさんを尊敬しスケボーを習うカズキだが、キョウの自殺後には強烈な頭痛が襲うようになる。カワナリ・シンドロームと名付けられた流行りで保健室には人が絶えない。その中にはモリヤもいた。死と生との境界線、生きている内に狭められて行く自分達の視野をカズキの視線で描いた「オレンジ・アンド・タール」。トモロウさんの視線で描いた「シルバー・ビーンズ」。どことなく「ライ麦畑でつかまえて」が思い起こされたが、いまいち評価は低いようなので意外だった。「最初から無いというのを本気で考えてみろよ」という言葉が結構好き。

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2013/04/18

http://ameblo.jp/guild-place/entry-11276956126.html

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2013/04/04

オードリー若林さんがこの本が好きだと言っていたので読んでみた。 わかりやすくてエンターテイメント性のあるタイプではなく、 「現実と自分とのギャップ」、そして「自分とは何か」をぐるぐる悶々と 考えてしまうような小説だった。 哲学的であり、あまり良くない言い方かもしれないけど厨二病...

オードリー若林さんがこの本が好きだと言っていたので読んでみた。 わかりやすくてエンターテイメント性のあるタイプではなく、 「現実と自分とのギャップ」、そして「自分とは何か」をぐるぐる悶々と 考えてしまうような小説だった。 哲学的であり、あまり良くない言い方かもしれないけど厨二病的でもある。 自分探しをして「これが自分だ!」と思えるものなんて永遠に見つからない と思うし、そもそもやる勇気もない。 かと言って、いい大学を卒業して安定した仕事について結婚して... みたいな現実に自分を合わせていくだけなのも寂しい気がする。 自分の立ち位置を問われているような気分になった。 文庫版だと若林さんの解説がついているようなので そちらを読めばよかったな。 普段の自分では選ばないような作家・内容だったので新鮮だった。

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