虚数の情緒 の商品レビュー
著者の意志に反するのだろうが、0章だけでも冊子化してよいのではないか。個人的に無気力に陥った中学三年の時に出会いたかったが、まだ本は存在していなかった。僕らはみんな星の欠片で、引き合ったり反発したりしてるのだろう。
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12/6/23 小飼弾ブログ 本日は暑い中「成毛眞×小飼弾@MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」にお越し頂きありがとうございました。 asin:4486014855 虚数の情緒 吉田武 本日は私にとって良縁の日でした。みなさんにお会いでき、成毛眞さんと初めてお話でき...
12/6/23 小飼弾ブログ 本日は暑い中「成毛眞×小飼弾@MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」にお越し頂きありがとうございました。 asin:4486014855 虚数の情緒 吉田武 本日は私にとって良縁の日でした。みなさんにお会いでき、成毛眞さんと初めてお話できた後に、本書にも出会えたのですから。 これ、欲しかったんですよ。「オイラーの贈物」が復刊される前は、同じぐらい入手困難になっていたようで、20刷を超えるロングセラーなのにずっと未入手状態だったのです。それが三冊も置いてありました。しかも棚の配置から供給を絶やさないようにするという店の意志がきちんと伝わる形で。
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第1部 独りで考える為に(方法序説:学問の散歩道) 第2部 叩け電卓!掴め数学!(自然数:数の始まり;整数:符号を持つ数;有理数:比で表せる数 ほか) 第3部 振子の科学(物理学の出発点:力学;重力と振子の饗宴;波と粒子の狭間で) という流れだが、とにかく厚い(笑) 時間がな...
第1部 独りで考える為に(方法序説:学問の散歩道) 第2部 叩け電卓!掴め数学!(自然数:数の始まり;整数:符号を持つ数;有理数:比で表せる数 ほか) 第3部 振子の科学(物理学の出発点:力学;重力と振子の饗宴;波と粒子の狭間で) という流れだが、とにかく厚い(笑) 時間がない中の図書館で借りるとかなると、ちょっと厳しい。でも、考え方の基本や、数字の持っていること、物理学への橋渡しと楽しいことはたくさんある。 もう一度読み直したい本だとは思うが、やっぱり厚い(笑)
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書店に別の本を探しに行ったところ、旦那がこの本を見つけて「面白そう」と買ってきてしまった。今読み始めているところですが、全速力で面白い。中高生のころに出会いたかった。 読み終わったら改めてレビューは書きたいと思いますが、中高生はもとより、教育関係者、あらゆる年代の人が読むべき本か...
書店に別の本を探しに行ったところ、旦那がこの本を見つけて「面白そう」と買ってきてしまった。今読み始めているところですが、全速力で面白い。中高生のころに出会いたかった。 読み終わったら改めてレビューは書きたいと思いますが、中高生はもとより、教育関係者、あらゆる年代の人が読むべき本かと思いました。決して難解な本ではありません。
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素晴らしい本である。”虚数”をテーマに数学、物理に留まらず歴史、教育など幅広いテーマについて書かれている類稀な本。難点は1000ページと分厚いため持ち歩き困難なこと。是非分けて分冊にするか、Kindle版を出して欲しい。 中学生レベルの知識から虚数をテーマとして、”博士の愛した...
素晴らしい本である。”虚数”をテーマに数学、物理に留まらず歴史、教育など幅広いテーマについて書かれている類稀な本。難点は1000ページと分厚いため持ち歩き困難なこと。是非分けて分冊にするか、Kindle版を出して欲しい。 中学生レベルの知識から虚数をテーマとして、”博士の愛した数式”で有名なオイラーの公式、そして後半は量子力学、場の量子論へ。中学生でここまで理解できたら素晴らしいだろう。学校の数学がおもしろくないと思っている中高生がこうした本を読めば数学や物理の深みに触れることができるのではないだろうか。私も中高時代にこんな本を読めばもっと勉強しただろう。息子が大きくなったら読ませてみたい。吉田武さんのファンになりました。 子供を持つ親向けの本としても良いと思います。親として子供にここに書いてあるようなことを一通り説明できれば数学・物理に関する教育としては十分だと思います。 少し残念だと思ったのは、虚数をテーマにしながら複素解析についての記載がないこと。私は大学で数学を専攻しましたが、コーシーの積分定理を初めとした複素解析の世界に非常な美しさを感じました。本書は虚数の基礎的なことを述べた後物理的なほうに行ってしまいますが、この後複素解析の方に行き、コーシーやリーマンの世界にいくという流れもあるのではないかと思いました。リーマン面の話なども盛り込めるとますます数学の深みを感じることができるのではないかと思います。 この作者の吉田武さん、工学博士、という以外どんな方なのか判らない。Wikipediaでは著作家、と書かれているのでこうした数学系の本を書くのを仕事としている方なのだろう。著者紹介の欄では、”京都大学工学博士”と書いてあった。”工学博士”というプロフィールは良く見るが、”京都大学工学博士”という肩書きは始めてみた。 京都大学出身であることをよっぽど強調したかったのだろうか。なんかちょっと残念な点である。このせいか、Webではこの方を京都大学の先生だと思っている方が多々いるようであるが、恐らく違うと思います。
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著者の明確なメッセージと情熱が伝わってくる非常に素晴らしい本だ。本は、こうあるべきだと思う。著者の魂がほとばしっている。 内容は、オイラーを理解させる第二部までは何とか読めたが、第三部の物理学から一気に難易度が高まった。特に波動関数からは、これは本当に中学生独学用のテキストなの...
著者の明確なメッセージと情熱が伝わってくる非常に素晴らしい本だ。本は、こうあるべきだと思う。著者の魂がほとばしっている。 内容は、オイラーを理解させる第二部までは何とか読めたが、第三部の物理学から一気に難易度が高まった。特に波動関数からは、これは本当に中学生独学用のテキストなのかと思ってしまった。しかし、本書はこの物理学の部分があるので、内容に深みが増しているように思う。 本書で、数学と物理学の面白さに目覚めました。人生の大きなターニングポイントとなった非常に素晴らしい本です。
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索引も入れて1001ページ。高校の頃ににはやった『ゲーデル・エッシャー・バッハ』を思い起こさせる厚さ(゚◇゚)ガーン 果たして読み通せるか、、、。
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副題は「中学生からの全方位独学法」。中学生向けの数学入門書のようなタイトルだが、中身は千ページ近くの大著。著者独特の教育論に始まり、数学のイロハ(方程式、関数、座標、)、虚数の導入、その応用例となる量子力学や電磁気学など、幅広い分野を解説している。 図書館から借りたが、わずか二...
副題は「中学生からの全方位独学法」。中学生向けの数学入門書のようなタイトルだが、中身は千ページ近くの大著。著者独特の教育論に始まり、数学のイロハ(方程式、関数、座標、)、虚数の導入、その応用例となる量子力学や電磁気学など、幅広い分野を解説している。 図書館から借りたが、わずか二週間の貸し出し期間では全てを理解することは不可能。この種の本は手元に置いてじっくり時間をかけて読んでみたい。学生時代に出会いたかったし、数学に興味を持ち出した子供たちに是非お勧めしたい本だ。
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なんか著者の熱い想いが伝わってくるような本です。 中学生の頃に読んでみたかった・・・ 時間をかけて、じっくり読んでみたいです。
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数学好きな人にはたまらない1冊! 全数学的な理論について わかりやすく解説してあります。 数字の世界だけでなく、哲学から宇宙の話まで網羅した最高の啓蒙書です。
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