都立桃耳高校(放課後ハ-ドロック!篇) の商品レビュー
はちゃめちゃな感じが…
はちゃめちゃな感じが面白い。同じ新潮文庫から出ている『都立桃耳高校―神様おねがい!篇』とあわせて読んでほしい一冊。ちなみにこちらが完結編。
文庫OFF
星三つと半分。1日で読んだ。前作と含めると3日。 エッセイのような小説。これといった山場もなく、深い意味もなく、ただただ単に女子高生の日常を描いているだけ。 こんな本を読むのも珍しく意味あるのかな?と思いながら面白くて、時にげらげら笑いながら前作とこの本を読んだ。 群さんは本...
星三つと半分。1日で読んだ。前作と含めると3日。 エッセイのような小説。これといった山場もなく、深い意味もなく、ただただ単に女子高生の日常を描いているだけ。 こんな本を読むのも珍しく意味あるのかな?と思いながら面白くて、時にげらげら笑いながら前作とこの本を読んだ。 群さんは本当に文章力があるのだと思う。ストーリーをがっちり構築して意外な展開とかその裏にあるトリックとか微妙な心理などといった小難しいことは群さんには全くない。スラスラとペンを動かし、小気味よくお話を文章に乗せていく。そのリズム良さ。才能だと思う。 本を読むにあたってそこから何かを感じたい、また学びたくてという思いはあるけれど、この本は単純に楽しかった。 群さんと私が異性であるにせよ、同時代を生きていたということもあるし、その頃の同年代の女子たちが『もしかしたらこんな風に感じたり行動したりしていたのかな?』と思うとさらに面白かった。 グランドファンクレイルロードの伝説的な後楽園球場でのコンサートの章などはどうしようもなくうれしかった。それと男子生徒に手を触られた時の「なにするだ」にはしばらく笑いが止まらなかった。 群さんの本はこれまで何冊か読んでいる。どれも似たように山場もなく、淡々としたストーリーなのに飽きもせず読ませられてきたのはやはり、ユーモアセンスと文章力のなせる業だと思う。 ストーリーの展開を楽しむというより、文章を読むことを楽しむ。こんな読書ができるのは群さん以外知らない。
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経験していない筈なのに懐かしく感じる。のんきで平和で大らかな雰囲気に安心して、きらきらしているというよりは力の抜けた青春に和んだ。両親の完全別居状態だとか、他にも色々あったのかもしれないけれど、特別じゃなく当たり前みたいにちょこっとの描写で流れて行ってしまうから、気付けなかったり...
経験していない筈なのに懐かしく感じる。のんきで平和で大らかな雰囲気に安心して、きらきらしているというよりは力の抜けた青春に和んだ。両親の完全別居状態だとか、他にも色々あったのかもしれないけれど、特別じゃなく当たり前みたいにちょこっとの描写で流れて行ってしまうから、気付けなかったりしていそう。そんなことは大して大事じゃないみたいな健全なパワーがあった。本当に楽しい高校生活を送ったという最後のまとめに何だかとても説得力があって、胸に響いた。
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群ようこさんのエッセイはかなり読んだ記憶がある。 20年ほど前になるだろうか。 面白可笑しく楽しいエッセイだった。 この作品は彼女の高校時代の自伝的小説らしい。 勉強の虎山高校、スポーツの馬谷高校、恋愛の桃耳高校と呼ばれるほどの高校に入りながら、ほとんど恋愛とは無縁の高校時代を...
群ようこさんのエッセイはかなり読んだ記憶がある。 20年ほど前になるだろうか。 面白可笑しく楽しいエッセイだった。 この作品は彼女の高校時代の自伝的小説らしい。 勉強の虎山高校、スポーツの馬谷高校、恋愛の桃耳高校と呼ばれるほどの高校に入りながら、ほとんど恋愛とは無縁の高校時代を過ごした彼女の高校生日記だ。 群さんと私は年で言うと三つ違い。 当時流行していた音楽事情や社会情勢なども思い起こさせてくれるので、非常に面白く読んだ。 ほぼ同世代ながら、高校生の恋愛事情はかなり異なっている。 彼女自身は恋愛とかけ離れた生活ながら、他の生徒は結構激しい桃色遊戯に励んでいる姿が描かれている。 私の高校時代とは月とスッポンである。 その原因が、大都会東京と中都会仙台という地域性によるものなのか、彼女が共学で私が男子高という違いによるものなのか、考えるにおそらくその二つとも大きな原因になっているのだろう。 東京には当時から新宿、渋谷、池袋など遊ぶところはたくさんあっただろうし、それに比べれば仙台など、街の中心部にしか享楽にふけるところはなかった。 休みの日に繁華街を歩けば、必ず知り合いに出会ったものだ。 ましてや高校生がホテルに入るなど何をか言わんやである。 そのうえ、当時の仙台の高校は男女別学である。 出会いの欠片もない。 唯一高校生の男女が接点を持ち得るのは年に一度の文化祭くらいだ。 そんな状況の中では、桃色遊戯どころか恋愛の“れ”の字にさえ辿り着くのは困難な状況だった。 高校生が教室内で情事に耽るなど、夢のまた夢、いや想像したこともなかった。 今でもそうだが、東京という街はやはり日本の中で特別な都市なのだ、とあらためて思い知らされる。 それにしても、この都立桃耳高校。 その破天荒さぶりには恐れ入る。 先生と生徒の関係など、当時でも時代の先端を行っている。 こんな楽しい高校生活を送りながら、卒業間際に少し頑張っただけで見事に日芸に合格できた群さんは幸せ者だ。
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名前をカタカナ表記にすんの反対!最後まで誰が誰か分からんかった・・・。共学は羨ましい天国や。学校内の至る所で生徒がズボンを下ろして抱き合ってる桃色遊戯。さすが1970年代!Love & Peace!
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「神様お願い篇」には若干劣るが、 相変わらずの仲間たち、新キャラともに愉快です。 ただ、ずっとおデブだった主人公(群さん自身)が激痩せしてしまったのには残念。。。 太っているからと随所で自棄になる考え方がおもしろかったのに。
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