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闇よ、我が手を取りたまえ の商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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探偵パトリック&am…

探偵パトリック&アンジーシリーズ第2弾。前作よりも読みごたえがあります。

文庫OFF

本書の中で最も印象深…

本書の中で最も印象深いのは、パトリックがフィルに抱く複雑な感情である。酒に溺れ、妻アンジーに暴力をふるうフィルは、前作から救い様のない男として存在している。パトリックは当然ながらフィルを憎み怒っている。だが、二人は幼なじみなのだ。恵まれない家庭環境から一緒に逃避して慰めあった間柄...

本書の中で最も印象深いのは、パトリックがフィルに抱く複雑な感情である。酒に溺れ、妻アンジーに暴力をふるうフィルは、前作から救い様のない男として存在している。パトリックは当然ながらフィルを憎み怒っている。だが、二人は幼なじみなのだ。恵まれない家庭環境から一緒に逃避して慰めあった間柄。その時の感情がパトリックに甦ってくる場面がいい。人間の思いは好き嫌いという二面性に分けられるものではないのだ。メインの犯罪ドラマにも惹き付けられた。

文庫OFF

2025/10/01

すごく引き込まれてしまった… おもしろかったとはなかなか言いにくい… これがアメリカ…そして、世界では戦争が蔓延している… 真犯人はマズい人間でしたが、実際にいるんだろうな…しかも、静かに深く潜んでいる、と暗澹たる思いに… フィルが殺されてしまい、私も動揺。 デヴィンの甥(若...

すごく引き込まれてしまった… おもしろかったとはなかなか言いにくい… これがアメリカ…そして、世界では戦争が蔓延している… 真犯人はマズい人間でしたが、実際にいるんだろうな…しかも、静かに深く潜んでいる、と暗澹たる思いに… フィルが殺されてしまい、私も動揺。 デヴィンの甥(若い警官)も殺され、これが一番この話でやり切れないエピソードでした。殉職は、本当にきついです。 そして、守る職務を負う公僕たちは、ヤワではない…いい意味でも、悪い意味でも。 過去の残虐エピソードも最新の残虐エピソードもヒドかったので、賛否あるのは納得。 でも、たぶん絵空事ではなく、こんなことを考えたり、したりする人がいるかも…という啓蒙的側面を 感じるワタクシ… 1996年の作品。 この頃は、サイコパスやシリアルキラーものがたくさんあった気が。 羊たちの沈黙も、とっくに映画化されていた時期。 そして、そんな作品を読みあさっておりました。 そして、世界の殺戮の例に、サリン事件に触れられている(P452)。そういう時代でした。 それぞれのキャラクターがすごく個性的で、それが読ませる魅力かな。 キャラクターは満点。5つ星。 残虐性と読後感のビミョーさは3つかなあ。 この、読ませる作品にしては、辛い星付けで、総合3.8。4つにするにはひどすぎて… パトリックの父は、1作目より非道な人間に(亡くなっているのに!)。さらに次の巻で、もっとひどくなるのでしょうか… さて、前作同様、良い音楽が聞こえてくる1冊。 そして、カントリーについて、学んだ気が…

Posted byブクログ

2023/07/22

なかなかグッチャリとする展開。しかしこうやって米国のバイオレンス小説?みたいなのを読むと、まぁしかし彼の国で生きるのはなかなか恐ろしいよなぁと思うわけで。そりゃ平和ボケするわよ日本人、てなもんで。 しかし主人公は友達100人できるかな、と、警察やらその他にも頼れる仲間がいっぱいで...

なかなかグッチャリとする展開。しかしこうやって米国のバイオレンス小説?みたいなのを読むと、まぁしかし彼の国で生きるのはなかなか恐ろしいよなぁと思うわけで。そりゃ平和ボケするわよ日本人、てなもんで。 しかし主人公は友達100人できるかな、と、警察やらその他にも頼れる仲間がいっぱいで、更にはブッバさんとか強烈なサポーターもいたりして、このチート感が!実は兄がヤンキーで!みたいな日本の漫画みたいな設定が、、いや嫌いではないな。でもどっちかというとハンターハンターのキルアの太った方のお兄ちゃんみたいな感じかなぁ。 まぁ脇役なんだけどね!

Posted byブクログ

2023/06/07

パトリックとアンジーシリーズの2作目。私立探偵対マフィアものでページを捲る毎に怖さが増した。主人公だから絶対に大丈夫とは分かっていても見えない敵に付き纏われる恐怖がひしひしと伝わってきて気が気ではなかった。男女に関係なく惹かれる作品だと思った。

Posted byブクログ

2021/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

パトリックとアンジーのシリーズ2作目。 知人の紹介で大学生の警護を引き受けたはずだったが、 連続殺人がパトリックにからんできて、 幼なじみであるアンジーと元夫になったフィルも巻き込まれて行く。 冒頭でパトリックのもとをアンジーが去ったと書かれていたし、 シリーズ2作目にして、 かなり主人公二人の過去と現在に踏み込んだ話になっていたので、 惹き込まれるように読んだ。 「死のピエロ」の噂話におびえていた、 子供の頃のパトリックとフィルが印象的。 私たちは口裂け女だったよ。 実際に二人は「死の道化師」に出会い、 今回の事件の重要なパーツだったので余計に印象的だった。 アンジーがマフィアのドンの孫娘だったことは意外だったし、 ちょっと残念な気がした。 思わず二度読んでしまったのは、 陰惨な連続殺人の話にも関わらず、 ラブストーリーでもあったからだと思う。

Posted byブクログ

2021/03/04

マフィアに狙われた人間の依頼を受けることは自殺行為だ。マフィアとのトラブルを抱え息子の命を脅かされていたディアンドラの依頼に躊躇う探偵パトリックの背中を押したのは相棒のアンジーだった。「永遠に生き続けるつもりなの?」と言って。しかし、そこには、ふたりの覚悟が揺らぐくらいの、長年に...

マフィアに狙われた人間の依頼を受けることは自殺行為だ。マフィアとのトラブルを抱え息子の命を脅かされていたディアンドラの依頼に躊躇う探偵パトリックの背中を押したのは相棒のアンジーだった。「永遠に生き続けるつもりなの?」と言って。しかし、そこには、ふたりの覚悟が揺らぐくらいの、長年にわたり隠蔽されてきたこの街の深い闇が待ち受けていた。90年代最高のハードボイルドの書き手であり、チャンドラーのようなしゃれた文体を武器にエンタメ要素満点の探偵小説が書けるレヘインの極上ミステリ。文句なしです。

Posted byブクログ

2019/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第2弾。 いやはや、前評判は聞いていたけど、なんとも凄惨なストーリー。 一皮剥くごとに見えるものがそのたび恐ろしく慄く。 鍵は過去にあった、とはある意味当然だけど、ここまでこじれることになる理由はどこにあったのか。 しかし、後味が悪い、とは言えないのが、さすがル(レ)ヘイン。

Posted byブクログ

2019/03/20

一作目もよかったけど、それに比べて大幅にパワーアップしたなと。まさにページを繰る手が止まらない。 描写の力も前作より増して、前半の平穏なはずの日常に少しずつ異常が混じりこんでいく様、最後の凄まじい悪との対決など素晴らしいとしか言えません。 先に四巻目を読んでいたため犯人ははじめ...

一作目もよかったけど、それに比べて大幅にパワーアップしたなと。まさにページを繰る手が止まらない。 描写の力も前作より増して、前半の平穏なはずの日常に少しずつ異常が混じりこんでいく様、最後の凄まじい悪との対決など素晴らしいとしか言えません。 先に四巻目を読んでいたため犯人ははじめからわかっていたのだけど、それでも十分に楽しめる最高の一冊でした。 これまた4年以上前 このシリーズは二冊目と4冊目が白眉だと思う

Posted byブクログ

2017/10/19

パトリック&アンジーシリーズ二作目。ブッパの扱いがすこしかわいそう。もうちょっと優しくしてあげてほしい。

Posted byブクログ