ファッションデザイナー の商品レビュー
2000年刊行。ちょっと古い。 ■ウンガロ http://www.ungaro.com/ クレージュの推薦によりバレンシアガのアシスタント、1965年に独立。1996年にフェラガモに売却。 日本ではデザイナーの服よりもライセンス商売だけが有名で、紳士物のハンカチにロゴがプリント...
2000年刊行。ちょっと古い。 ■ウンガロ http://www.ungaro.com/ クレージュの推薦によりバレンシアガのアシスタント、1965年に独立。1996年にフェラガモに売却。 日本ではデザイナーの服よりもライセンス商売だけが有名で、紳士物のハンカチにロゴがプリントされていました。 ■ラルフローレンとトミー・ヒルフィガー ヨーロッパのクチュールブランドと比較してアメリカで成功するデザイナーというのは自分で服を作っていない場合が多いイメージ。ラルフローレンはデザイナーというよりWASPの豊かな生活をプロデュースして消費者に夢を売っていたが、市場は同じアメリカ、ターゲットをストリートと黒人にむけたトミー・ヒルフィガーの戦略は潔い。 ■マーシャル・フィールズ(今はメイシーズ) シカゴの老舗百貨店マーシャル・フィールズの反映と衰退が描かれているが、現在はメイシーズに買収されている。 http://designusa.blog70.fc2.com/blog-entry-554.html ファッションの本は出版年(翻訳の場合は原書)を確認しておいて現状との差を把握しておかなければならないなあ。いや、それはどんな本にしても同じことが言えるのか。 ■ダナ・キャラン アン・クラインの元でアシスタントしていたダナ・キャラン、日本ではタキヒョーがライセンスしていた記憶だが、最近みないですね。キャリア女性の服として大ブレイクしたが株式公開は難しかったみたい。 ちなみに買収されて2000年からLVMHの傘下になりました。2014年現在、日本のライセンスはオンワード樫山。 ■ゾラン http://www.zorandobric.com/ 日本には馴染みのないデザイナーですね。 http://blog.goo.ne.jp/dada_009/e/cdd71bdac1b0bf8c3c38c7e8d2c16248 著者はファッション業界の人ではなく、ウォール・ストリート・ジャーナルの記者。
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ファッション業界のスキャンダルを期待してたけれど、もっと真面目に、そのビジネスの変遷が描かれていて、それが実に面白かった。
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プレタポルテとオートクチュールがあって 理想と現実があって 利益と企業があって …面白い。 歴史にも密接。 アパレル業界人 ぜひ読むべし!
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