少年名探偵 虹北恭助の冒険 の商品レビュー
色白で髪が長くて、女…
色白で髪が長くて、女の子のような容姿の恭助、古本屋の店番をして学校には行かないでも、頭がよくて、事件の謎を簡単にといてしまう。小説としては読みやすいけれど、はやみねかおるさんはもともと児童書で書かれている作家さんのせいか、または探偵が小学生のせいかミステリーとして読むとちょっとト...
色白で髪が長くて、女の子のような容姿の恭助、古本屋の店番をして学校には行かないでも、頭がよくて、事件の謎を簡単にといてしまう。小説としては読みやすいけれど、はやみねかおるさんはもともと児童書で書かれている作家さんのせいか、または探偵が小学生のせいかミステリーとして読むとちょっとトリックが簡単すぎて物足りない感じでした
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再読。商店街を舞台にした少年探偵によるミステリ。 日常から少し浮遊した謎の設定が素敵。恭助と響子ちゃんの関係性も素敵。お互いに相手に望むものがありつつ、相手を慮る気持ちも大切にする。それは信頼と好意の表れだろう。 初読時よりも楽しめたのは、20年前にはわからなかった面白さに対する...
再読。商店街を舞台にした少年探偵によるミステリ。 日常から少し浮遊した謎の設定が素敵。恭助と響子ちゃんの関係性も素敵。お互いに相手に望むものがありつつ、相手を慮る気持ちも大切にする。それは信頼と好意の表れだろう。 初読時よりも楽しめたのは、20年前にはわからなかった面白さに対するフックが増えたからかも。 たくさんの本を読むことで、本を読む面白さの種類の多さに気づく。謂わば読書経験値。それがフックとなり、今までわからなかった面白さに気づく。これが多読の効果であり、再読の楽しみを増すものだろう。
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大人に残っている、子供だった頃のココロを思い出させるミステリー! 読み始めたらあっという間に! 恭助と響子ちゃんの関係も微笑ましくて良いです。
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【感想】 ・シンプルな謎とほほえましい登場人物たち。まあ、楽しく読めました。 【一行目】 アーケードのトンネルを、暖かい風が吹き抜ける。 【内容】 ・駄菓子屋に知らない商品が並んでいる。 ・心霊写真の謎。 ・透明人間の足跡。 ・商店街のプロモーションビデオとお願いビル。 ・...
【感想】 ・シンプルな謎とほほえましい登場人物たち。まあ、楽しく読めました。 【一行目】 アーケードのトンネルを、暖かい風が吹き抜ける。 【内容】 ・駄菓子屋に知らない商品が並んでいる。 ・心霊写真の謎。 ・透明人間の足跡。 ・商店街のプロモーションビデオとお願いビル。 ・学校に鬼が出た。 ▼虹北商店街についての簡単なメモ 【一福/いっぷく】こちょう屋の隣にあるお好み焼き屋。響子の同級生、寺田春男くんの家。 【お願いビル】元々は幼稚園受験から高校受験までのための塾ビルが建つ予定だったが不況で建設中止となり廃ビルとして残った。当初は「幽霊ビル」と呼ばれ子どもたちに大人気だったがお願いがかなうビルと言われいつしか「お願いビル」と呼ばれるようになった。 【風街美里/かぜまち・みさと】担任教師。二十歳プラス百八十か月くらい。学生時代空手をやっていて「無敵の美里」と呼ばれていた。 【克史/かつし】響子のクラスメート。情報屋。あらゆる情報を集めているが信憑性はいまいち。 【香奈】お肉屋の娘。いじめにあっていたがお願いビルにお願いしたらやんだ。 【カルチェラタン】本格フランス料理屋だがなぜかメニューにカマスの塩焼きなんかが入ってたりする。 【河戸】河戸酒屋の店主。「酔いどれ河戸」と呼ばれている五十八歳。 【気狂いピエロ】ゲームセンター。毅くん御用達。 【木村洋品店】主人は頑固者。水木呉服店に対抗できる唯一の存在で仲が悪い。 【清/きよし】カメラ屋「大怪獣」の若旦那。アメリカ俳優のようなキザなポーズがよく似合う。 【虹北恭一郎/こうほく・きょういちろう】恭助の祖父。 【虹北恭助/こうほく・きょうすけ】古書店「虹北堂」の息子。小学五年生だが学校には行っていない。なんでも本にはすべての知識が詰まっているから学校は必要ないんだとか。聞いただけで謎を解く不思議な能力から「魔術師」と呼ばれている。目が細い。 【虹北商店街/こうほくしょうてんがい】古い商店街で店の種類も多く、生まれてから死ぬまでに必要なあらゆるものが揃うそうだが不況の風が吹き荒れている。アーケード街は一キロもあるそうだが、天神橋筋商店街並み? 【虹北堂】古本屋。虹北商店街はこの店から始まって増殖した。恭助の祖父の店だが祖父は買付のため全国を飛び回っておりほとんど店にいない。 【こちょう屋】駄菓子屋。百歳を超えてるかもしれないおクマ婆さんがやってる。 【佐々木さん】響子のいる小学校の卒業生で腕のいい医師。響子には無縁。今度県議会に立候補するとか、小学校にプールを寄付してくれるとかの噂がある。 【茂】木村洋品店の一人息子。大学生にして暴走族のリーダー。 【翔一/しょういち】クラスメート。 【シロ】哲学さんといっしょにいる犬。 【鈴木陽子/すずき・ようこ】退職した教師。 【大怪獣】カメラ屋。 【タイトロープ】駅の反対側にできた大型スーパー。売り上げが落ちるのではと大騒ぎしたが、できた後も特に商店街の売り上げに影響はなかった。 【毅】料亭の息子。 【哲学さん】駅前に住むホームレス。商店街の中央広場によくいる。穏やかで子どもも子ども扱いしない。 【寺田春男】お好み焼き屋「一福」の息子。お菓子好きで太っている。 【ナイト】虹北堂の黒猫。 【西岡】メガネをかけた七三分けのクラスメート。目立ちたがり屋で何にでも立候補する。卒業記念実行委員会にも立候補し響子とともに選ばれた。 【野村響子/のむら・きょうこ】語り手。小学五年生、二話目から六年生。虹北商店街のケーキ屋さんの娘。両親と大学生の姉がいる。ピアノを習わされているせいで音楽は嫌い。 【野村真/のむら・まこと】響子の父。プロレスラーのような太い腕のケーキ屋さん。酒は苦手。虹北商店街振興会の会長。 【FADE IN】映画好きの青谷さんがやってる喫茶店。髭もじゃだが中身は美青年。 【藤井真理/ふじい・まり】クラスメート。 【松本】フランス料理屋「カルチェラタン」のオーナー。 【美亜】学校で残され塾でも残され「わたしの青春はどこに行ったの」と嘆く小学二年生。学校の校庭に鬼を見た。 【水木呉服店】発言力が強く頑固者。木村洋品店と仲が悪い。 【美佐子さん】水木呉服店の一人娘。美人。 【三好由香/みよし・ゆか】クラスメート。 【由美子】喫茶店「FADE IN」のアルバイト。 【リュウ】一福の猫。触ろうとするとかみつく。弱っていたところをナイトが連れてきて、寺田春男くんが飼うことにした。
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児童書とは知らずに読了。これは小学生のときに読んだらすごくハマったかも☆ちょっと漫画チックな感じでスラスラ読めました。イラストは可愛いんだけど、バスの中で読むのはちょっと恥ずかしい気もしましたf^_^; はやみねかおるさんは勝手に女性だと思ってました。そして小学校の先生なんです...
児童書とは知らずに読了。これは小学生のときに読んだらすごくハマったかも☆ちょっと漫画チックな感じでスラスラ読めました。イラストは可愛いんだけど、バスの中で読むのはちょっと恥ずかしい気もしましたf^_^; はやみねかおるさんは勝手に女性だと思ってました。そして小学校の先生なんですねーなんか納得。
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魔術師の異名を持つ、古書店の店番をしている不登校小学生・虹北恭助が商店街や学校の謎を解く話。 ときどき野村響子との恋愛模様もあり。 話は響子ちゃん目線で語られている。 冒険では小学校5年生の春休み~6年生の終わりまでを描いている。 思い出補正も入っていますが、大人が読んでもそれ...
魔術師の異名を持つ、古書店の店番をしている不登校小学生・虹北恭助が商店街や学校の謎を解く話。 ときどき野村響子との恋愛模様もあり。 話は響子ちゃん目線で語られている。 冒険では小学校5年生の春休み~6年生の終わりまでを描いている。 思い出補正も入っていますが、大人が読んでもそれなりに楽しめます。 はやみね先生の別作品に響子ちゃんが出てきたので久々に引っ張り出してみましたが、彼女以外にも懐かしい登場人物に出会えました。
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こういうこと書くのはあまりよろしくないのでしょうが、早く結婚していただきたい。シリーズの結末もステキでしたが、こちらもやっぱりステキ。
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夏になると児童文学が読みたくなる、ので読み返し。 商店街、顔見知りの同級生、といったところにとても憧れます。 そして作者のメッセージ性にも感動。昨日きいたラジオ相談でも言ってましたよ、自分の好きなことをみつけて、勉強の仕方を考えた方がいい、とか何とか。
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虹北商店街に住む、 小学6年生の名探偵「恭助」が 幼馴染の同級生「響子」と 身近で起こる事件を解決する推理小説です。 響子が事件に絡むなり巻き込まれるなりして、 恭助に助けを求めるのが基本的な流れ。 この恭助はいわゆる不登校なんです。 それはいじめられてるとかではな...
虹北商店街に住む、 小学6年生の名探偵「恭助」が 幼馴染の同級生「響子」と 身近で起こる事件を解決する推理小説です。 響子が事件に絡むなり巻き込まれるなりして、 恭助に助けを求めるのが基本的な流れ。 この恭助はいわゆる不登校なんです。 それはいじめられてるとかではなく、 学校に行くよりおじいちゃんが経営する古本屋で 店番をしつつ本を読んだり人間観察をしている方が 勉強になるからって事らしいですね。 学校での自分は本当の自分じゃない気がするんだって。 響子はそんな彼を心配しつつも、 本人が決めた事だから、 自分から学校に来るまでは学校に来るように 促したりはしないよう気を使ってます。 健気です。 周りの大人たちもそんな彼を受け入れて 見守るスタンスをとっているようですねぇ。 そんな変わり者の彼ですが、知識と情報量はハンパなく どんな難事件?も1を聞いて10を知る感じで ガンガン推理して解決してしちゃいます。 しかも、 被害者や加害者の心情も考慮しつつ解答するので、 そこらの大人顔負け。 まぁそんな感じで、ご都合主義な部分多いですけどねw 普段児童書の方で書いている作家が一般誌で書くと、 どう変わるのか気になったてたけど、 この作家の場合はほっとんど変わらないですねw 漢字が多いとか 文章量がちょっと増えたかなぁって感じ。 小学生が読んでも楽しめる本じゃないかと思います。
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久しぶりにはやみねさんの本を読みました。 小学生以来かな。 講談社ノベルズでやるにはやはり自動向けな感は否めないのですが、やはり面白かったです。
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