ぼくの青春映画物語 の商品レビュー
[ 内容 ] 古里の尾道を中心に映画を撮り続けてきた著者は、日本映画界の中でも独自の視線を持っている。 それは尾道という小さな町を大切にすることで世界が見え、自分の少年時代を活かすことで、現在や将来を創造し得る、という考えである。 だからこそ、やさしい言葉で語られる少年時代の思い...
[ 内容 ] 古里の尾道を中心に映画を撮り続けてきた著者は、日本映画界の中でも独自の視線を持っている。 それは尾道という小さな町を大切にすることで世界が見え、自分の少年時代を活かすことで、現在や将来を創造し得る、という考えである。 だからこそ、やさしい言葉で語られる少年時代の思い出が、同時にするどい文明批評にもなってくる。 映画を見ることで人々が幸福になってほしいと願う青春映画の第一人者の、映画への限りない愛をこめたヒューマン・エッセイ。 [ 目次 ] はじめに 映画監督、本を書き始めるので、いろいろ夢見たり、覚悟したりする。―この書物の性格と、ぼくの、役割について。 序の章 映画監督、旅に出て、いろいろ見たり、考えたりする。―ぼくの映画が、始まるとき。 第1章 映画監督、映画を観て、いろいろなことに気付き、考える。―映画というものの、本当の面白さとは。 第2章 映画監督、映画を語り続け、更にいろんなことに気付き、考える。―表現の自由と、その抑制について。 第3章 映画監督、自らの映画を振りかえり、いろいろ考えたり、明日を思ったりする。―ぼくは何故、映画を作るのか。 終りの章 映画監督、本を書き終え、ここでいろいろ考えたことについて、それが次にどのような映画を作り出す力となり得るか、を考える。―明日に繋がる物語、とは何か。 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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