池波正太郎のリズム の商品レビュー
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浅草と上野が故郷の池波正太郎のリズムを熊切圭介氏がフォロウしました。「池波正太郎のリズム」、2000.7発行。①自分が気に入った場所を、一つでも二つでも探し出すことが散歩なのである ②下町の貧しい人々は、年の暮れがやってくると、どのようなむりをしても、畳を新しく替え、障子を貼り替えた ③人間にとって、ただひとつ、はっきりとわかっていることは、「いつかは死ぬ」という一事のみである。あとのことは、いっさいわからない。 噛みしめたい言葉の数々が。写真:熊切圭介「池波正太郎のリズム」、2000.7発行、再読。池波正太郎: 1923.1.25~1990.5.3。 ①自分と他人のつきあいでもって世の中は成り立っているんだからね。 ②ちかごろの日本は「白」でなければ「黒」である。その中間の色合いこそ「融通」というものである。③自分が気に入った場所を一つでも二つでも探し出すことが散歩なのである。
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