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殺意・鬼哭 の商品レビュー

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22件のお客様レビュー

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これと同じ、加害者、…

これと同じ、加害者、被害者を中心として描かれた「風紋」、「晩鐘」とは全く違う描き方で、「殺意」は加害者、真垣の独白で綴られていて、「鬼哭」は被害者、的場の独白で綴られています。真垣は、何故殺人を犯したのか?的場は、何故殺されなくてはならなかったのか?個人的にあまり好きではない作品...

これと同じ、加害者、被害者を中心として描かれた「風紋」、「晩鐘」とは全く違う描き方で、「殺意」は加害者、真垣の独白で綴られていて、「鬼哭」は被害者、的場の独白で綴られています。真垣は、何故殺人を犯したのか?的場は、何故殺されなくてはならなかったのか?個人的にあまり好きではない作品です。

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加害者の視点から描か…

加害者の視点から描かれた『殺意』、被害者の視点から描かれた『鬼哭』の2部構成。かなり精密な心理描写がなされていますが、少し物足りなさを感じるような。。。

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社会でも問題になって…

社会でも問題になっている、加害者と被害者の立場。設定はとても興味があったのに読むと薄っぺらに感じてしまった・・・残念。

文庫OFF

被害者の視点、加害者…

被害者の視点、加害者の視点からかかれてます。不思議な感覚で読みました。どちらも一気に読めます。

文庫OFF

2023/11/13

殺人事件の加害者と被害者目線の二本立て。独白調がくどくて読み進めるのに苦労した。特に最初の加害者目線のほうは同じようなことばかり連ねていて飛ばし読み。結局、殺人事件に駆り立てたものが良くわからず読了。ただのサイコパスだったのかな…という感想でした。

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2022/12/12

自分にとっては指針であり、親友でもあった的場を殺してしまった真垣。殺意と鬼哭はそれぞれの振り返りになるのだけど、丁寧に自分の幼い頃からの環境や気持ち、今に至るまでを振り返っていきます。ナラティブというのでしょか。読後、自分も、ふと、幼い頃の出来事を思い返す作業をしていました。  ...

自分にとっては指針であり、親友でもあった的場を殺してしまった真垣。殺意と鬼哭はそれぞれの振り返りになるのだけど、丁寧に自分の幼い頃からの環境や気持ち、今に至るまでを振り返っていきます。ナラティブというのでしょか。読後、自分も、ふと、幼い頃の出来事を思い返す作業をしていました。  穏やかな、市井の人が殺意を抱えてしまうことの不安、恐ろしさを感じました。

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2018/10/16

元家庭教師と生徒で二十余年の付き合いの、動機を語らない真垣の独白と刺されてから死ぬまでの的場の三分間の意識。シンプルに重厚。自然体な迫真。悪びれない的場の粗暴さ粗雑さが苦く、それでも彼の主観では殺されて尚愛情が消え切らない所が複雑に染み入る。飼い犬の死で動揺する的場の幼少期がその...

元家庭教師と生徒で二十余年の付き合いの、動機を語らない真垣の独白と刺されてから死ぬまでの的場の三分間の意識。シンプルに重厚。自然体な迫真。悪びれない的場の粗暴さ粗雑さが苦く、それでも彼の主観では殺されて尚愛情が消え切らない所が複雑に染み入る。飼い犬の死で動揺する的場の幼少期がその後が嘘のように無垢。

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2017/07/09

「殺意」では、加害者の心理状況、裁判での心情、刑期をつとめて刑務所を出てくるまでの心情が描かれいる。一方、「鬼哭」は、被害者がナイフで切られ絶命するまでの間の思いや頭浮かんだそれまでの人生模様が描かれている。その意味で、趣向の凝らされた試作的な作品であり、作者の文筆力、力量がいか...

「殺意」では、加害者の心理状況、裁判での心情、刑期をつとめて刑務所を出てくるまでの心情が描かれいる。一方、「鬼哭」は、被害者がナイフで切られ絶命するまでの間の思いや頭浮かんだそれまでの人生模様が描かれている。その意味で、趣向の凝らされた試作的な作品であり、作者の文筆力、力量がいかんなく発揮された力作であることは間違いない。普通の作家では、ここまで描ききることはできないとおもわれる。とはいえ、面白さという点では………。やっぱり、一読者としては、普通の作品が良いですねえ。

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2015/03/07

20年来の親友ともいえる相手を殺してしまった男。 前半は、殺人者の独白。 後半は、殺された側の、死にゆく数分間の独白。 異色だけれど、とにかくくどくどしい。 そしてやはり「何故?」が残ってスッキリしない・・・

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2014/12/15

殺意 / 初出 小説推理 1996年2~3月号 鬼哭 / 初出 小説推理 1996年11月号 解説 「人間、この無気味なもの」 (木田元) 『殺意』 1996.6 双葉社刊 &『鬼哭』 1996.10 双葉社刊 文庫化 (改題) カバー・扉絵 南伸坊 カバーデザイン ...

殺意 / 初出 小説推理 1996年2~3月号 鬼哭 / 初出 小説推理 1996年11月号 解説 「人間、この無気味なもの」 (木田元) 『殺意』 1996.6 双葉社刊 &『鬼哭』 1996.10 双葉社刊 文庫化 (改題) カバー・扉絵 南伸坊 カバーデザイン 柿木栄 フォーマット・デザイン 日下潤一 フォーマット写植 ブライト社 印刷 大日本印刷 製本 ダイワビーツー

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