夢界異邦人 眠り姫の卵 の商品レビュー

水落晴美(著者)

彼を待ち受けていたの…

[文庫ＯＦＦ]

彼を待ち受けていたのは、完璧に管理された白亜の「街」と、夢界を維持する「議会」、そして陽の射さない地下で暮らす「洞人」達だった…。「電撃hp」読者の熱い要望に応え、遂に文庫化!

2024/08/02

ひたすら小説(ラノベ)を読んでいた中学生の時に読んで、忘れられなかった物語の一つ。当時売ってしまったけど、やたら読み返したくなって中古で購入。

夢の世界に大都市があり、人が息づいていて、それぞれ人生がある…この厨二感、たまらない。
夢から覚めることは、その都市が終わることを表している。それでも、明るい未来があることを信じて。
もう20年以上前だから、絵柄は古いね。思い出補正もあったかもしれないけど、読みやすくていいラノベでした

2013/09/21

既刊3巻で完全な完結ではなさそうだが、一応3巻目で秘密は解き明かされている。
1巻目の世界が一番詳細だった。

2009/10/04

夢の中に侵入し、人の心を癒す事のできる能力。サイコダイバー。

能力者の一人・紅美が治療の最中、戻ってこれなくなった。

同業者の凛は助手に懇願され、被験者の夢(なか)に侵入を試みる!!

2009/10/04

「何もかも忘れて眠ろう。―略―そして、チョコレートのように甘い甘い夢を見るの。――――」異様なほどに整然とした真っ白な「街」、人々を管理する「議会」、６年ごとに選ばれる「神」、そして街のルールから外れて地下に生きる「洞人」。それが、彼女の夢の中の世界―夢界―だった。スピード感がありテンポもよく、ストーリーもなかなか面白かった。強いて言えばキャラクターがもっと魅力的だといいな、と。2007/04/25