天使の囀り の商品レビュー
相変わらず凄まじい専門用語量。知識量凄いな。ちゃんとしたその筋の人が読んだらアレなのかもしれないけど…… あとあのエロゲの主題歌は何故だか爆笑した。ゲーム内のセリフも。貴志祐介はエロゲ好きだねえ。 ゴキブリが鳴き声出すようになったら発狂する自信がある。
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民俗学や生物学など話の中心になるものから、ちょっとした手がかりに至るまで様々な情報が一冊に詰め込まれているのですが、それらがすべて無理なくストーリーに組み込まれてかなりの読み応えがあります。 作中の恐怖に魅せられる人々の描写や終盤の気持ち悪さは貴志さんらしくかなり怖い…特に十一...
民俗学や生物学など話の中心になるものから、ちょっとした手がかりに至るまで様々な情報が一冊に詰め込まれているのですが、それらがすべて無理なくストーリーに組み込まれてかなりの読み応えがあります。 作中の恐怖に魅せられる人々の描写や終盤の気持ち悪さは貴志さんらしくかなり怖い…特に十一章や十六章は受け付けられない人も多そうな怖さや気持ち悪さ… そういうのに耐性があって、読み応えがある本を読みたい方には是非読んでみてほしいです! 1999年版このミステリーがすごい!5位
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映画のホラーはグロテスクで苦手だけれど、小説のホラーは嫌いじゃない。大学生のとき寮で捨てられていたこの本を救出。前半は面白かったのだけど、後半が…。寄生虫は宿主を殺すことは基本的にしないことを作者は知っているのかなと疑問。
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「恐怖」の正体を照らし出していく光のような描写。しかし光と闇の中間にある微妙なコントラストまで存在感を持たせているところはさすがです。 「トキソプラズマ」のように脳内に入り込み生物の行動をコントロールしてしまう寄生虫は確かに実在しているという事実。 ホスピス精神医療、神話、宗...
「恐怖」の正体を照らし出していく光のような描写。しかし光と闇の中間にある微妙なコントラストまで存在感を持たせているところはさすがです。 「トキソプラズマ」のように脳内に入り込み生物の行動をコントロールしてしまう寄生虫は確かに実在しているという事実。 ホスピス精神医療、神話、宗教、蛇信仰、法医学を緻密に盛り込み、海外から入り込むウィルスや害虫対策にある盲点をコントラストとして練り込んだ一冊だと思います。 あり得ない話、と一言ではかたずけられないような気がしてきますね。深みのあるどっしりとした闇を見事に表現しています。 グロテスクな部分はありますが、苦手な私にも嫌な感じはしませんでした。
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日常で、時折してはいけないことをしたくなる衝動にかられたりしませんか。読み終わった後、あなたにも天使の囀りが聴こえるかも知れません。
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初めての貴志祐介さん。 ウイルスパニック的な作品で、現実にありそうな生々しさが怖かった。 グロテスクだし。 引きずり込まれる面白さ。 クセになりそう。
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なんか気持ち悪いとこあるけど、面白い。発想がユニークで、ストーリー展開はしっかりしている。虫が弱い人はつらいかも。
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犯人(人じゃないけど)は、それかよ! 超自然現象的な、説明つかない何かを想像してたもんで、 肩すかし食らった気分。 んでも読ませる。面白い面白い。
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今まで読んだ小説、観た映画のなかで一番こわかった。 でも大好き。なんでだろう。この本の内容も含め、 人間って究極的には全員マゾなのだろうか。
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アマゾン調査に同行したが故に、恐怖であることが快楽に変わる現象に呪わ れてしまったある男作家。 その恋人である精神科医の早苗が、呪いの源である線虫を見つけ出す というはなし。 ストーリー自体はグロテスク極まりないが、まとまり方は綺麗。 メドゥーサの持つ二面性をこのよう...
アマゾン調査に同行したが故に、恐怖であることが快楽に変わる現象に呪わ れてしまったある男作家。 その恋人である精神科医の早苗が、呪いの源である線虫を見つけ出す というはなし。 ストーリー自体はグロテスク極まりないが、まとまり方は綺麗。 メドゥーサの持つ二面性をこのように持っていくとは素晴らしいと感じた。
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