とらねこビスケット の商品レビュー
猫なのにネズミが好き。猫はネズミが嫌いという常識が、ビスケットを苦しめる。優しいという強みは、生きづらいのかなあと思っていると、ちゃんと優しい終わりがあって、ほっとする。すべての強みが、強みなんかなくても存在することが、素晴らしいって思える。生きているだけで、素晴らしい。
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図書館で借りました。 絵本。動物擬人化。 なぜ、この世界でネズミだけ嫌われてるんだろう? レストランにアヒルがいる方がよほど不衛生なのに?? 人種差別的。 内容 虎猫のビスケットは仕事探すが、ネズミに木ぎれを渡すと倉庫を首になり、ネズミに桟橋で釣りをさせると、やはり首にされ、レストランでネズミのカップルを席に通すと、またまた問題になる。 ネズミが嫌いな動物が多いからだ。 ビスケットは思う。「ネズミを追い払うために猫のボクを雇ったんだ。でもそんなことはしたくない。ネズミはボクのことを追い払わないから」 そしてビスケットは今までのネズミたちの協力で、ネズミのチーズ屋さんに落ち着く。 ビスケットの台詞って、ベトナム戦争に行かないと言った米国の有名ボクサーの台詞に似てる。 「俺はベトコンに怨みなんかねーぜ。なのになんで殺しにいかなきゃなんないんだよ」 みんながそう言っていれば、戦争はなかったのにねえ。 なんかとても意味深。 ここのネズミってなんだか、ユダヤ人のイメージがする。
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