ダックスフントのワープ の商品レビュー
何がいいたいかさっぱり。そんなことはどうでもいい本? 小難しく書いてある感じがわざとらしいというか。そこがいいって人もいるんだろう。 現実世界の話ではなく、ダックスフントの話、なぜユーレイになったかの話等、引き込まれる部分はあるが、じゃあ結局なに?ってなるかな。もっとシンプルにし...
何がいいたいかさっぱり。そんなことはどうでもいい本? 小難しく書いてある感じがわざとらしいというか。そこがいいって人もいるんだろう。 現実世界の話ではなく、ダックスフントの話、なぜユーレイになったかの話等、引き込まれる部分はあるが、じゃあ結局なに?ってなるかな。もっとシンプルにしてほしかった。
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この手のタイプはやっぱり好きじゃないんだな、 と改めて思う。 にしてもちょっとポンと人が死ぬのはどうかなあ、と
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表題作が気にいってます。哲学や論理とヒトの優しさ、相反するようで繋がってる。さみしいけど深い人生だなぁと感じます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「ダックスフントのワープ」 心理学科の学生である僕は、家庭教師として引きこもりの少女マリに異空間にワープしたダックスフントの物語を話し始める。難解な物語である。 ところでマリの母は「新しいママ」で若い。 ダックスフントの物語が終わりに近づいたころ、マリはママと外出する。 僕はマリの最期を、マリの担任の女教師からの電話で知った。 「ネズミ焼きの贈りもの」 ある日書店で万引きの現場を見た。万引きしたのはかつての友人の妹だった。警備員に取り押さえられた妹に僕は声をかけ、二人で逃げる。 僕は妹から友人がネズミに対して行った奇怪な実験の話と友人の死を聞く。 自分の部屋に戻り、僕は警察に電話をかける。僕が妹に声をかけた時、はずみで警備員が死んでしまったと知ったからだ。 他に「ノエル」「ユーレイ」が収められている。
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※ただしイケメンに限る。 この本を読んでいて「もし主人公が文系美青年、いや、美青年じゃなくてもぱっと見の雰囲気のよい穏やかな青年じゃなかったら、殴っているな」と思っていた。 エロののない、静かでハードボイルドな村上春樹と言ったらいいんだろうか……。 ハードボイルドとか、...
※ただしイケメンに限る。 この本を読んでいて「もし主人公が文系美青年、いや、美青年じゃなくてもぱっと見の雰囲気のよい穏やかな青年じゃなかったら、殴っているな」と思っていた。 エロののない、静かでハードボイルドな村上春樹と言ったらいいんだろうか……。 ハードボイルドとか、男のロマンとか、男性が読んで面白いものなのかな、と思ってしまう。性差のある作品。 ところでこれを面白いと思う男性は、主人公がどんな人間だと思うんだろうか。
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村上春樹に作風似てるかも。人と関わりたくない、引力の外にいたい、とどこか変わったというか、世間に馴染まない人たち。どこか羨ましく感じてしまう。。
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最高に面白かった。 短編集やけど、全ての作品が良い。ノエル以外は主人公が被って感じるから、しばらくたったら区別がつかなくなってるかも。 作品の雰囲気とか文体とかが村上春樹っぽいなーって思ってたら、解説で藤沢周さんも似たようなこと書いてて嬉しかった。
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村上春樹っぽいなという印象。淡々と進んでいく話はとてもクールで、どこか突き放された感覚。でも、ちゃんと繋がっている大事な部分はあって、冷たさと温かさが同居している作品。
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「テロリストのパラソル」以降のハードボイルド作品しか読んでいなかったので、藤原氏がこんな作品を書くとは意外。 寓話を用いた村上春樹風?の作品や、シニカルな純文学風作品、ファンタジー色が強い作品など、非常に作風が多彩であり、またいずれもがレベルの高いものだと思います。 再読分も含め...
「テロリストのパラソル」以降のハードボイルド作品しか読んでいなかったので、藤原氏がこんな作品を書くとは意外。 寓話を用いた村上春樹風?の作品や、シニカルな純文学風作品、ファンタジー色が強い作品など、非常に作風が多彩であり、またいずれもがレベルの高いものだと思います。 再読分も含めて全作品を順に読み出したところですが、こんな新たな発見があるとは得した気分になりました。
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不思議な読後感。 架空の物語で有るんだが、何処か現実と繋がっている。 また読み返したくなる本です。
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