空へつづく神話 の商品レビュー
(「小学生が読んで「☆5!面白かった!」と言った本」なので登録した。 「子どもが夢中になる本」とはどういう本なのか、どこが好きなのか、調査中。) 「図書館でぐうぜん手にした本によって出会った神様は、記憶そうしつでした。理子は手がかりを得ようと図書館で調査をはじめます。あたし、ど...
(「小学生が読んで「☆5!面白かった!」と言った本」なので登録した。 「子どもが夢中になる本」とはどういう本なのか、どこが好きなのか、調査中。) 「図書館でぐうぜん手にした本によって出会った神様は、記憶そうしつでした。理子は手がかりを得ようと図書館で調査をはじめます。あたし、どうして、こんなへんてこな神様としりあいになっちゃったんだろ…。記憶をなくした神様をたすける女の子の物語。」
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「ここが、神にふさわしいすみかだとは思えんが、満ちたりることをしらぬ者は、己を滅ぼす。」 六箇山がなぜ白髪山とよばれていたかには、二通りの説があって、まず一つ目は、冬、雪をいただいた山のすがたが、白髪頭の神様のすがたににているからだという説と、それから、九十九の神が住む山という...
「ここが、神にふさわしいすみかだとは思えんが、満ちたりることをしらぬ者は、己を滅ぼす。」 六箇山がなぜ白髪山とよばれていたかには、二通りの説があって、まず一つ目は、冬、雪をいただいた山のすがたが、白髪頭の神様のすがたににているからだという説と、それから、九十九の神が住む山という意味の、白神山、白い神様の山が転じて、白い髪の毛の山になったという説がある。 実際にある地名やよくある風景、設定から物語が始まっている。私は白神山地の由来や学校の風景を思い出しながら、雷などの自然現象にまつわる出来事を思い返しながら読んだ。幼小時代のさまざまな出来事にはちゃんと意味があるのかもしれない。こんな裏話があったらいいなと、物語の中に惹きこまれた。見方が広がった。 #読書 #読書が好きな人とつながりたい #空へとつづく神話 #富安陽子 #偕成社 #広瀬弦
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こういう物語を小学生時代にしっかり読んでほしい。記憶喪失の神様(ヒゲさん)を小学生の里子が助けるお話。神様の恩返しがいい。若干 お姉ちゃんがわがままで腹立つ(笑)
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自分の名前も忘れてしまった記憶喪失の神様、通称ヒゲさん。ヒゲさんは何者なのか。一体なぜ目覚めたのか。小6の理子がヒゲさんと一緒に謎に迫る。舞台になっている津雲の土地の歴史や伝説などを絡めつつ展開していく感じがおもしろくてぐんぐん引き込まれた。理子はクラスメイトともあんまり仲良くも...
自分の名前も忘れてしまった記憶喪失の神様、通称ヒゲさん。ヒゲさんは何者なのか。一体なぜ目覚めたのか。小6の理子がヒゲさんと一緒に謎に迫る。舞台になっている津雲の土地の歴史や伝説などを絡めつつ展開していく感じがおもしろくてぐんぐん引き込まれた。理子はクラスメイトともあんまり仲良くもできないし授業の発表も失敗するし片付けも苦手そうだし先生にも注意されるしなんだかぱっとしない女の子。でも頑張ったよね。ほんとに一生懸命頑張った。
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ヒゲさんの記憶を取り戻すため、理子(さとこ)が、がんばります。ヒゲさんの正体が、わかって心がすっきりしました。
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記憶喪失の神様があるごく普通の女の子に助けられるお話 ある日女の子が図書の時間に、図鑑を読んでいたら先生に図鑑の絵ばかりをみているんじゃなくて図鑑じゃない本の文ちゃんと読みなさいと怒られて違う本を探していると何故か本が落ちてきてそしたらなんと...。 面白かったです。ぼくも神...
記憶喪失の神様があるごく普通の女の子に助けられるお話 ある日女の子が図書の時間に、図鑑を読んでいたら先生に図鑑の絵ばかりをみているんじゃなくて図鑑じゃない本の文ちゃんと読みなさいと怒られて違う本を探していると何故か本が落ちてきてそしたらなんと...。 面白かったです。ぼくも神様と一緒に空を飛んでみたいなぁと思いました。 神様太ってて可愛かった。 面白くってお父さんにオススメしたら読んでくれて感想も書いてくれた。 だからもとさんの感想読んでね。 これの下にあると思うから。 よかったらいいねしてね。 出来たらフォローしてね。 フォローし返すから。 もとさんはわからないけど。 ぼくがフォローするからね。
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小学生の女の子と記憶をなくした神様のお話し。 小学生の女の子が学校の図書室で記憶をなくした神様と出会います。神様の記憶を取り戻すために女の子は町の歴史を調べます。さて、神様の正体とは、、、 小学4年生の息子がすっごく面白かったというので読んでみました。誰でも小学生の頃、自分の...
小学生の女の子と記憶をなくした神様のお話し。 小学生の女の子が学校の図書室で記憶をなくした神様と出会います。神様の記憶を取り戻すために女の子は町の歴史を調べます。さて、神様の正体とは、、、 小学4年生の息子がすっごく面白かったというので読んでみました。誰でも小学生の頃、自分の住む町について授業などで調べたことがあったと思います。そんな子供時代と梅雨が明け、夏か始まる頃の何ともいえないにおいを感じる事ができました。とても素敵な本です。
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大人になった今だから、より好きになれる本。 本のタイトル、そういう意味だったのか~の納得。 最後の最後まで練り込まれていた。 全てがすっきりするし、やさしくて、大好き。
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微妙な年ごろの描写が巧み。 ついつい思い通りにいかないことを人のせいにしたり、 何事にも気合が入らなかったり。 そんな理子がひょんなことからであったのは 記憶を失ってしまった神様でした。 それがきっかけで理子は 自分の住む津雲市に関して調べるようになるのです。 そして、ある意味ありげな歴史を 知ることとなります… 謎解き要素もあるし、考えさせられることも たくさんあります。 人は、便利になるといろいろなことを忘れてしまいます。 だけれども、もし、すこしでもそれを 思い出してくれる人がいたならば… もしかしたら、あの神様が そばにいるかも?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
子どもの頃、富安陽子さんの書くファンタジーの世界が大好きでした。初めて作家さんの名前を意識して「この人の本をもっと読みたい」と思ったことを今でも鮮明に覚えています。 久しぶりに思い出して、読み直したくなって図書館で借りました。初めてこの本を読んだとき、ちょうど理子と同じくらいの年齢だったと思うのですが、理子の「なんであたしだけ!神様はえこひいきばっかり!」という気持ちにはその当時もすごく共感していたような気がします。嫌なことって重なる時は重なるし、でも誰を恨んでいいかもわからない、どうしようもない気持ちになってしまいます。そんなモヤモヤをそっと包みこんでくれる優しいお話だと思います。 自分の住む町にも、こんな大らかな神様がいたらいいなあ、なんて思ったりもしました。ずっと好きで住んでいながら、自分の町のこと、全然知らないなとちょっと寂しい気持ちにもなりました。今度図書館へ行ったら、郷土史コーナーでも覗いてみようかと思います。
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