ステーシー の商品レビュー
哀しく美しく耽美な作…
哀しく美しく耽美な作品。好きな人には堪らないでしょう。
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鋭利でも無ければ、粘…
鋭利でも無ければ、粘着質でもない、ただの塊となった狂気が襲い掛かってくる一作。まだ読んで無い作品も一杯あるけど、私はこの本が一番「らしく」て好きだ。話の内容は考えると不条理極まりなく、ナンセンスとしか言いようが無い。なんとなく無視される世界背景。それ以上でもそれ以下でも無い筆力。
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数日でステーシー(ゾ…
数日でステーシー(ゾンビ)になるのを悲壮感もなく、幸せそうな表情さえ見せながら待つ少女達が印象的。ステーシーは人間じゃないと割り切ってチェーンソーで少女を切り刻む男達は残酷な様で…
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スプラッターな話で読…
スプラッターな話で読者を選ぶかもしれません。
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この本に関しては好き…
この本に関しては好き好きがはっきり分かれると思う。
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「渋さん、詠子のこともこんなふうにグチャグチャにしてね」 やっぱり一気に読んでしまいました。この読了後のごちゃごちゃした蟠のような、けれどもスっと前を向くことができるような、えも言われぬ感慨を抱かせる力が、大槻小説にはあるのです。ノイローゼの時に書いた作品だそうですが、「主軸」...
「渋さん、詠子のこともこんなふうにグチャグチャにしてね」 やっぱり一気に読んでしまいました。この読了後のごちゃごちゃした蟠のような、けれどもスっと前を向くことができるような、えも言われぬ感慨を抱かせる力が、大槻小説にはあるのです。ノイローゼの時に書いた作品だそうですが、「主軸」なる観念が大槻さんの心象を端的に表し、それを「調整」する物語が生まれ──その物語を動かすためのかけがえのない存在こそ、ステーシーたちだったのではないでしょうか。…そんなことを彼の文章からは感じるのでした。 そうです、この世界観でこの文章であるからこそ、やんごとなき魅力があるのです、この小説は。どんなにグロくても、どんなに頭のネジが飛んでいようとも、私はこれを立派な、美しき純愛小説と呼びましょう。
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15歳から17歳の少女が、ゾンビ(ステーシー)化してしまう世界を描いた、筋肉少女隊のヴォーカリスト大槻ケンヂの小説。 『月刊カドカワ』誌に、1995年から1997年に連載されたものですが、長編小説ではなく、中短編集、という感じです。 設定が設定のため、愛する女性がゾンビ化して悲...
15歳から17歳の少女が、ゾンビ(ステーシー)化してしまう世界を描いた、筋肉少女隊のヴォーカリスト大槻ケンヂの小説。 『月刊カドカワ』誌に、1995年から1997年に連載されたものですが、長編小説ではなく、中短編集、という感じです。 設定が設定のため、愛する女性がゾンビ化して悲しみにくれる男達、ゾンビ化した少女達を日々解体することに苦悩する男達が登場しますが、それがかなり鬱陶しい。 ゾンビ映画では、自分もいつゾンビになるかわからない、いつまでも悲しみにくれていられない絶望感が魅力ですが、この作品は、少女以外はゾンビ化しないから、こうした鬱陶しい展開になってしまうのでしょう。 もっと、ド変態な方向性でも良かったような気もしますけど、そうならないのが、大槻ケンヂという人なんでしょうね。
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世界の作り方が独特で、カサカサに乾いた空気感も独特。 その世界に連れて行って納得させるのも上手。 淡々としたようで、ウェットな土台があるような、渇いた雰囲気の活気。
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思いの外面白かった。 途中のぐちゃぐちゃの描写は怖くて読み飛ばしぎみ。 ステーシーズ観てみよう!
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今まで読んだオーケン小説の中ではこれがいちばん好みかも! 若い女の子の集団ゾンビ化…っていうと、パニックホラー小説を想像しちゃうんだけど、ぜんぜんそんなことなくて、むしろすげー純粋な恋愛小説を読んだ後みたいなさっぱりした気持ちになれました。 エログロを絡めて、トンデモ設定をモチー...
今まで読んだオーケン小説の中ではこれがいちばん好みかも! 若い女の子の集団ゾンビ化…っていうと、パニックホラー小説を想像しちゃうんだけど、ぜんぜんそんなことなくて、むしろすげー純粋な恋愛小説を読んだ後みたいなさっぱりした気持ちになれました。 エログロを絡めて、トンデモ設定をモチーフにして、生身の人間の剥き出しになった心情が描かれる…ってのは、ちょっと舞城とも似てるな。
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