1,800円以上の注文で送料無料

白狐魔記 洛中の火(3) の商品レビュー

4.4

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/02/13

かなり端折りまくってるが仕方ないんだろうな。ちと残念だが、この時期のややこしさを綺麗にまとめてる。んで…室町時代に興味も好意も無いらしいな(苦笑)

Posted byブクログ

2013/11/30

いつも白狐魔丸は人の死を看とる役割だなあ。 いつみても自害の現場は切なくてたまらない。 縄張り争いをしなくても生きて行ける人生を送りたいなあ。

Posted byブクログ

2013/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

白狐魔記シリーズ3作目。 後醍醐天皇の辺りといっても、ほとんどピンとくるものがない不勉強な私ですが、さらりと読めました。もっと時代背景や登場人物にあかるければ、面白さも増したかもしれませんね^^; 今回は仙人が登場しなかったので残念でした。白狐魔丸と仙人の会話も私の楽しみの一つです。

Posted byブクログ

2012/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初にちょっぴり残念だったことを告白しておくと、この巻では KiKi のお気に入りの白狐魔丸の師匠・白駒山の仙人は一度も出てきません。  50年以上の長い年月をかけてもどうやら仙人の「穢れ」は清められることがなかったようで、天竺に行ったきり音沙汰もありません。  どこか飄々としていながらも禅僧みたいに含蓄のある言葉を吐く仙人がお気に入りだった KiKi にとってこれは半端じゃなく残念なことでした。 じゃあお茶目な仙人が出て来なくて面白くなかったのか?と問われれば、そこは又別のお話し(笑)で、今巻もたっぷり楽しませていただきました。  どんどん妖術を発展させていく白狐魔丸の成長ぶりも楽しめるなら、彼が多くの人間との知己を得ることによりどんどん人間探究を深めていく姿には思わず感情移入しちゃいます。 特に今作では「楠公」こと楠木正成と知り合い、己が実は狐であることを彼には明かすな~んていうエピソードまであって、これまではどちらかというと「覗き見」的なスタンスを通してきた白狐魔丸がより深く「武士の何たるか?」、「戦の何たるか?」を考えるようになるという展開には説得力のようなものを感じました。 お茶目な仙人が出て来ないことにより白狐魔丸の導き手がいなくなってしまうことを危惧しながら読み進めていったのですが、前作でも出てきたもう1人の「人に化けることができる狐」である雅姫(つねひめ)がその代理とでも言わんばかりに活躍します。  白狐魔丸がルーキーなら雅姫はベテランといった趣で、妖術のさらなる高級技、「体憑依(体の全部または一部を思いのままにする)」、「感憑依(感じ方を支配すること、暑くもないのに暑いと感じたりするが自分が行動として何をしているかは本人がちゃんとわかっている)」、「魂憑依(身体の動きも感じ方も考え方も、何から何まで支配すること)」を教えてくれたり、「人に化けることができるとはいえ所詮狐は狐、本質的に人がすべきことまでは手を出さない」というスタンスなどを白狐魔丸に教えてくれます。 思い起こせばこの物語で扱っている時代(鎌倉幕府の滅亡から室町幕府の成立まで)は学生時代の日本史の授業の中でも一番面白味に欠けると感じていた時代で、日本史の教科書や年表に載っていた年号と事件ぐらいしか印象に残っていなかった KiKi なんだけど、この本の読書とついこの間読了した「逆説の日本史」のおかげで、だいぶ KiKi の頭の中にある種のイメージが定着したような気がします。  特に後醍醐天皇や護良親王に関しては、かなり「人として」のイメージが湧くようになってきたような気がします。  学生時代はどちらかというと「名前だけの存在」みたいな感じで暗記しただけでしたから・・・・・(苦笑) 前作では「天の気」を操って「神風」を起した白狐魔丸が今作では「火」を操るようになったのが印象的でした。  だんだん RPG の登場人物のように技が増えていきますねぇ・・・・・。 最後に・・・・・・ 前作では弘安の役(2回目の元寇)が終わると眠りについちゃった白狐魔丸。  その10年後ぐらいに彼が必死で全国行脚をして探し回った「竹崎季長」があの有名な「蒙古襲来絵詞」を描くわけだけど、それを見る機会はあったんでしょうかねぇ??  この物語の中ではそのあたりに関しては一切記述がないんだけど、あれだけ苦労して探し回った白狐魔丸には是非是非見て欲しかったなぁ・・・・。

Posted byブクログ

2012/03/18

蒙古を撃退した2巻から51年後の室町時代初期。幕府と朝廷の戦いが激しくなる。戦いの世は願わねど、戦いの世を終わらせるためにはさらに激しく戦わねばならぬ・・と争いを悲しむ武将楠木正成とその家来十蔵とであう。白孤魔自身も、体憑依、感憑依、魂憑依の技を磨く。

Posted byブクログ

2010/04/02

再読。 この巻が一番時代背景を理解していない巻。 読み直して思ったことは、最初に読んだ小学生時代から日本史の知識がそう増えてないな、ということ。嘆くべき現実。 しかし、知らなくても知っていても面白いものは面白い。斉藤洋ってすごい人です。 雅姫の存在感が強くなってくるのもこの巻から...

再読。 この巻が一番時代背景を理解していない巻。 読み直して思ったことは、最初に読んだ小学生時代から日本史の知識がそう増えてないな、ということ。嘆くべき現実。 しかし、知らなくても知っていても面白いものは面白い。斉藤洋ってすごい人です。 雅姫の存在感が強くなってくるのもこの巻から。

Posted byブクログ

2010/03/02

斉藤さんの本は、読みやすい。メッセージが理解しやすいですね。 私も全巻読みました。 主人公は、狐。 白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになります。 仙人から白狐魔丸という名前をもらいます。 そして、戦国の世のなかで、戦い続ける人々と知り合い、人間...

斉藤さんの本は、読みやすい。メッセージが理解しやすいですね。 私も全巻読みました。 主人公は、狐。 白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになります。 仙人から白狐魔丸という名前をもらいます。 そして、戦国の世のなかで、戦い続ける人々と知り合い、人間とは・・ということを知ろうとしていきます。

Posted byブクログ

2009/10/07

白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになった狐、白狐魔丸の人間探求の物語。元の襲来時に、天の「気」をうごかし嵐をおこした白狐魔丸。こんどの活躍は、五十一年後、時は室町時代初期。楠木正成という武将と出会う。

Posted byブクログ

2009/10/04

 小さい頃から、母子で大好きだったのです。たまたま図書館で見付けてびっくり!続きがでていただなんて!!迂闊!!見付けられて良かった。

Posted byブクログ

2009/10/04

白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができる ようになった狐、白狐魔丸の人間探求の物語。元の襲来時に、天の 「気」をうごかし嵐をおこした白狐魔丸。こんどの活躍は、五十一年 後、時は室町時代初期。楠木正成という武将と出会う。

Posted byブクログ