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どすこい(仮) の商品レビュー

3.9

48件のお客様レビュー

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理屈ぬきでおもしろい

どすこい(仮)→どすこい(安)→どすこい。と、本のサイズと共にタイトルも変化する本。純粋な?京極ファンには、賛否両論かもしれません。脂質が高めのパロディ満載。多少胸焼けするかも。

yoko

2023/04/15

2000年発行、集英社の単行本。7編。短編連作。前半2編ぐらいと、より後とで多少テイストが異なる。2、3作で挫折したという人がいるのも頷ける。気になるのはどういう意図でこの作品を書いたのか。題名以外はパロディっぽくはないから、ギャグ作品を書きたかったようにも見えるが、単にテイスト...

2000年発行、集英社の単行本。7編。短編連作。前半2編ぐらいと、より後とで多少テイストが異なる。2、3作で挫折したという人がいるのも頷ける。気になるのはどういう意図でこの作品を書いたのか。題名以外はパロディっぽくはないから、ギャグ作品を書きたかったようにも見えるが、単にテイストがギャグなだけで、他の意図があるようにも感じる。ちなみに私は元作品を知らなくても充分楽しめました。 収録作:『四十七人の力士』、『パラサイト・デブ』、『すべてがデブになる』、『土俵(リング)・でぶせん』、『脂鬼』、『理油(意味不明)』、『ウロボロスの基礎代謝』、 初出:「四十七人…」『小説すばる』1996年1月号、「パラサイト…」『小説すばる』1996年6月号、「すべてが…」(前編)『小説すばる』1997年1月号、「すべてが…」(中編)『小説すばる』1997年2月号、「すべてが…」(後編)『小説すばる』1997年3月号、「土俵…」『小説すばる』1998年3月号、「脂鬼」『小説すばる』1999年3月号、「理油…」『小説すばる』1999年7月号、「ウロボロス…」書き下ろし、

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2015/07/29

新たに短編が始まるごとに、前作がこき下ろされる入れ子構造になっている。わざと下らなく書いていると言っているわけだが、どこか似顔絵を描いた漫画家が欄外に書く「にてね〜」のようである。作品で笑わせるのは、怖がらせたり、感心させたりするより難しいのだと思われる。

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2013/04/12

地響きがする―と思って戴きたい。 原型をとどめないパロディ。 全て、おデブのお話なので酷く暑苦しい。 ―しかし、何度読み返しても好きである。

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2012/06/11

ギャグ。おすもうさん小説。短編集。 なーんにも考えず、読んでいた。 有名作品のパロディな題名の話。 編集者と作家のやりとりのテンポがすき。 特に、『すべてが~』の二人。

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2012/06/09

注意事項①京極夏彦氏の妖怪シリーズ風を期待してはいけません。まったく文体違います。 注意事項②これはミステリではありません。ギャグというかパロというか……お笑い? 注意事項③お相撲さんを愚弄する人は許せない!…という方は読んではいけません。 注意事項④逆に、お相撲さんやむっちりし...

注意事項①京極夏彦氏の妖怪シリーズ風を期待してはいけません。まったく文体違います。 注意事項②これはミステリではありません。ギャグというかパロというか……お笑い? 注意事項③お相撲さんを愚弄する人は許せない!…という方は読んではいけません。 注意事項④逆に、お相撲さんやむっちりしている人を生理的に受け付けられない人も読んではいけません。 注意事項⑤………夏に読むのはやめた方がよいですよ…? ………こんなものかしら…?(まだありそう…) ともかく。 世にも有名な赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件、その夜討ち入りしたのは実は……という第一話『四十七人の力士』から始まり、『パラサイト・デブ』、『すべてがデブになる』、『土俵(リング)・でぶせん』、『脂鬼』、『理油(意味不明)』、『ウロボロスの基礎代謝』と7話すべてが、有名小説のタイトルのみをパロったとても暑苦しい熱のこもった作品になっております。 その為か各タイトルの次頁には、そのパロ元の作者サマに対しての謝辞・注意書きが書かれています。それぞれ違うという芸の細かさ(笑) さすが…! それと、各話ごとに著者名が異なっている点も、なかなかに芸が細かい…。これは第一話から順に読んでいくことで意味が通る仕掛けになってますので、読むのならちゃんと第一話から読んでくださいませ。 おそらくコレを読んだ後の反応は笑うか怒るか、のどちらかになると思います。 私はというと、もちろん笑いました♪特に気に入ったのは「脂鬼」。 ネタ元の小説「屍鬼」を読んで知っている所為もあるんですが、このテンポと馬鹿ばかしさが非常に好きです。そしてタイトルページにある帯の文句がイイんだ! 「尋常でない。何だか太っている―」 「腹周りが太い。首周りが太い。二の腕が太い。太腿が太い。指先まで太い。完全肥満。くびれなし!」 つっこみどころが多すぎて、何が何だかわからない(笑)けれどなんかイイ…! 話の裏とか深い理由の類はまったく考えず、ただひたすら笑いを求めている時にオススメです。 追記>先日、ノベルズ版を手にとってみてみました。装丁がちょちょいと変っていたり程度かな~…と思いきや。 しりあがり寿先生の4コママンガが新作に変ってますよ…!(大笑) 気になった方は両方見てみてください。是非!!

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2012/02/25

アホすぎて好き。 扉が無駄に凝ってて意味不明。 最初に読んだ百鬼夜行とギャップがありすぎた。 ★4.5

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2011/09/06

有名小説をすべてデブ関係のパロディに仕上げた短編集。 馬鹿すぎる。あまりにも馬鹿すぎて爆笑必至。京極氏のユーモアセンスは素晴らしい。

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2011/05/13

色々な作家さんの作品をパロってます。ここまでやって良いのか?!ってくらいに…それぞれの作品知ってたり読んだりしているとなお面白いです。京極先生の意外な一面を見た!

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2010/07/03

帯表 『四十七人の力士』新京極夏彦 『パラサイト・デブ』南極夏彦 『すべてがデブになる』N極改め月極夏彦 『土俵・でぶせん』京塚昌彦 『脂鬼』京極夏場所 『理油(意味不明)』京極夏彦 『ウロボロスの基礎代謝』両国踏四股 帯裏 ○『デブめの夏』書いてもいい?瀬名秀明 ○『太めの夏』...

帯表 『四十七人の力士』新京極夏彦 『パラサイト・デブ』南極夏彦 『すべてがデブになる』N極改め月極夏彦 『土俵・でぶせん』京塚昌彦 『脂鬼』京極夏場所 『理油(意味不明)』京極夏彦 『ウロボロスの基礎代謝』両国踏四股 帯裏 ○『デブめの夏』書いてもいい?瀬名秀明 ○『太めの夏』を昆布で書いてリベンジかな(笑)。森博嗣 ○京極く~ん、今度会ったら「高い高い」してあげるからね。天まで届け。鈴木光司 ○やだなあ、怒ったりしませんよ。うふふふふ。小野不由美 ○念願がかなって、とても嬉しいです。宮部みゆき ○『純正音律』では覚悟してね(泣)。竹本健治

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