力道山がいた の商品レビュー
悲劇なのか喜劇なのか、英雄譚なのか… やはり英雄譚なのだと思う。 名前だけは知っていた力道山という存在。プロレス熱が再燃した最近になって、日本プロレスの祖は力道山だと教えられ俄かに彼のことがもっと知りたくなり読んだ本書。 彼自身、日本のプロレス、当時の日本と大陸の情勢までをも...
悲劇なのか喜劇なのか、英雄譚なのか… やはり英雄譚なのだと思う。 名前だけは知っていた力道山という存在。プロレス熱が再燃した最近になって、日本プロレスの祖は力道山だと教えられ俄かに彼のことがもっと知りたくなり読んだ本書。 彼自身、日本のプロレス、当時の日本と大陸の情勢までをも巻き込まざるおえない力道山という存在の大きさに唸ってしまった。
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著者のことは、「私プロレスの味方です」で初めて知った。何かと胡散臭く見られがちなプロレスについて、当時全盛期のアントニオ猪木を主に、「過激な視線」で徹底的に深読みしていく姿勢が新鮮だった。その著者の原点が力道山体験であることよくわかる一冊。精神年齢が中学生並みとマッカーサーにいわ...
著者のことは、「私プロレスの味方です」で初めて知った。何かと胡散臭く見られがちなプロレスについて、当時全盛期のアントニオ猪木を主に、「過激な視線」で徹底的に深読みしていく姿勢が新鮮だった。その著者の原点が力道山体験であることよくわかる一冊。精神年齢が中学生並みとマッカーサーにいわれた日本人の間で、プロレスが熱狂的なブームになった経緯とその後の紆余曲折が当時小中学生だった著者の体験を中心に交えて語られる。
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