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中原中也詩集 の商品レビュー

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67件のお客様レビュー

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夭逝した孤高の詩人、中原中也の代表作が読める詩集です。貴重な作品が読めます。

文庫OFF

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詩集として編まれなかった作品も伴せた140篇の詩篇を収録した本です。綾辻行人の「暗黒館の殺人」で使われていた「昏睡」という作品ものっています。

文庫OFF

2026/01/25

ほとんどの詩が綺麗な言葉の連なりというより慟哭に近い力強さと危うさをはらんでいて作者のことが心配になった。相当に繊細な人物であり、言葉に対して鋭敏な感覚を持っていたのだろう。例えばツイッターでもnoteでもエッセーでもなんでもいいのだけど、同じ内容のことが書かれていても、その人の...

ほとんどの詩が綺麗な言葉の連なりというより慟哭に近い力強さと危うさをはらんでいて作者のことが心配になった。相当に繊細な人物であり、言葉に対して鋭敏な感覚を持っていたのだろう。例えばツイッターでもnoteでもエッセーでもなんでもいいのだけど、同じ内容のことが書かれていても、その人の言い回しによって妙に引き付けられる文章というものがある。それが言葉の選び方によるものなのか、言葉の置き方によるものなのか、それともそれ以外の何らかの理由によるものなのか、私にはわからないのだけど、中原中也の詩には強烈に引き寄せられる引力みたいなものがある気がした。自分も真似してみたくなるような、自分の中にもその感覚や技術を溶け込ませたくなるような。そういう唯一無二性。 太宰治なんかと近い自分を道化とする態度。自尊心。根底にある深い悲しみ。ある詩では中原の心の清さが現れているかと思えば、またある詩では異様なほどの失意と邪悪さが感じられ、これだけ感性が鋭敏だとやっぱり相当生きづらかっただろうなと凡人の私なんかは読んでいて思う。きっと、これだけ違う言葉を、違う感覚を、違う空白を持っていたのなら、見える景色さえ違っていたんじゃないだろうか。詩集を読むことで、その視線の一端を知ることができてよかった。 というところまで書いて思い出したのだけど、私むかーしむかしに中原中也の詩集読んだことありました。その時に「在りし日の歌」の「骨」を読んで妙に気に入ったんだった。自分の骨を見ている死んだ自分、という彼岸よりの視点で詠われた詩を。どうして忘れてたんだろう。

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2026/01/03

心情と風景が重なってありありと迫ってくる歌がとても好きだった。物悲しさを感じるようなものが多いけれど、むしろそれが心地良かったり。 少年時、更くる夜、生ひ立ちの歌、湖上、あたりが好きでした。

Posted byブクログ

2025/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中原中也文学忌、中也忌 苦手な詩集なので 覚書から抜粋 『山羊の歌』(1934年、厚生閣書店刊)は、中也が生前に世に出した唯一の詩集。初出は『四季』『詩と詩論』を中心とした同時代の詩誌で、多くは1920年代後半から30年代前半に発表されたもの。「初期詩篇」「少年時」「みちこ」「秋」「羊の歌」の五章から成り、「みちこ」には代表作「汚れつちまつた悲しみに……」が置かれている。技巧と感情が緊張を孕んで結びついた詩集。 『在りし日の歌』(1938年、山本書店刊)は、中也没後に友人たちが編んだ第二詩集である。『山羊の歌』以降の作品を収め、とりわけ長男・文也の死を背景とした詩には深い虚無感と哀惜が漂う。表題作「在りし日の歌」は『四季』1937年10月号に初出。反復を重ねる言葉に、癒えることのない喪失の感情が刻まれている。 『永訣の秋』(1938年、山本書店刊)は没後編まれた第三詩集。「月夜の近辺」(『四季』1933年2月初出)は口語自由詩で、月とボタンを並置し、ささやかな日常物に共感を寄せる。「一つのメルヘン」(『四季』1934年7月初出)は童話調の語りをとりながら、西洋ソネット式の構成を借り、幻想性のうちに孤独を滲ませる。 最後に「未刊詩篇」。倦怠や喪失を経て虚無に至る洗練された叙情詩群。小林秀雄との三角関係を詠んだ「朝の歌」、長男文也の死を悼む「在りし日の歌」。交友では太宰治と衝突し、安吾とは親交を深め、賢治『春と修羅』を愛したという。奔放で破滅的な人柄は「文豪三大クズ」として揶揄もされるが、詩作は精緻で孤高。 詩は苦手だが、新潮文庫の100冊を今年も読了していくので、強引にでも中也忌に覚書として残しておく。『永訣の秋』の題には、賢治「永訣の朝」への応答の気配も見える。 よくわからないから いろんなところから寄せ集めたような覚書になってしまいました。

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2025/08/24

なかなか詩のこころを理解できないわたし あとがきの解説を読んだらそういうね...?ということはわかったけど、詩ってそういうものなのか?理想をもちすぎてるのかもしれない いっぺんいっぺん書き出してこれはこういうこと?という投げかけをして考えるのならば面白いかもしれないけど、そんな時...

なかなか詩のこころを理解できないわたし あとがきの解説を読んだらそういうね...?ということはわかったけど、詩ってそういうものなのか?理想をもちすぎてるのかもしれない いっぺんいっぺん書き出してこれはこういうこと?という投げかけをして考えるのならば面白いかもしれないけど、そんな時間、ない。 骨だとかお道化うたは面白いとおもったがそれは詩人がこんなこといいだすんだという意味わからないものからの理解しやすい文がきたからでは?と延々と詩というものは理解が難しいと思ったことに変わりはなかった。

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2025/07/12

宇宙戦艦ヤマト2199で、古代守が真田さんに借りていた中也の詩集を返すシーンがあった、200年後も中也の文庫本が読まれているのかな、、、

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2025/03/01

自分の陰鬱と日常を結びつけたことで悲しみから逃げられなくなってしまった感じ、神聖視しすぎてより苦しみが増すような恋愛観。 僕も似た感じの感覚あるからか、詩とかまだ読みなれてないけど、とても感情が伝わってきた。

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2024/11/23

教科書で「サーカス」に触れて以来、一推しの詩人である中原中也。 声に出して読みたくなる詩が多いのもひとつの魅力だなと思います。

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2024/11/23

『山羊の歌』と『在りし日の歌』がまるごと収録されているので、中原中也の考え方や感情の変化を読み比べて楽しめる。未刊詩篇のチョイスも良い。

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