「社会調査」のウソ の商品レビュー
「社会調査の過半数…
「社会調査の過半数はゴミだ」と、著者は言う。豊富な例をさまざまな角度から検証し、社会調査を解読する能力(リサーチ・リテラシー)を鍛えてくれる。調査報道への見方が変わる!
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ずさんな調査を「ゴミ」と呼ぶ、なかなか威勢の良い本。 これからニュースなどの調査を見るときにはバイアスがないかどうか考えながら見たいと思ったり。 よく見る調査で、これまでうっかりしていたな、というのが以下。 コーヒーを一日三杯以上飲む人は、飲まない人に比べて、心臓病で死ぬ確率...
ずさんな調査を「ゴミ」と呼ぶ、なかなか威勢の良い本。 これからニュースなどの調査を見るときにはバイアスがないかどうか考えながら見たいと思ったり。 よく見る調査で、これまでうっかりしていたな、というのが以下。 コーヒーを一日三杯以上飲む人は、飲まない人に比べて、心臓病で死ぬ確率が三倍以上に上る。(カフェインの取りすぎによるものと思われる) ↓ この調査は砂糖についてもコントロールしたのか (コントロールするとは、影響力を排除するという意味) ひょっとしたら、カフェインよりも砂糖の方が心臓に悪い可能性だってある。糖分の取りすぎが、太りすぎその他の健康障害を引き起こすことは周知の通りである。 以下メモ ・相関関係:変数の一方(X)が変化するにつれ、他の変数Yが同時に変化する関係。 ・因果関係:変数の一方(X)の変化が、他の変数(Y)の変化を引き起こす、原因と結果の関係。 相関関係があっただけでは、因果関係があるとは結論付けすることができない。 ・情報機器やシステムの進んだ現代では、他人より、より多くの情報を集めることを競っても意味がない。情報など集めようと思えば、いくらでも集められるからである。むしろ、今後必要となるのは、あふれるデータの中から真に必要なものをかぎ分ける能力、いわゆるセレンディピティと呼ばれる能力であろう。 これを訓練するにあたって、まずゴミを仕分けることが効果的であろう。つまりデータを「どう捨てるか」である。
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おすすめ。 #興味深い #情報リテラシー #考えるヒント 書評 https://naniwoyomu.com/53669/
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筆者は毒舌で癖が強いですが、それでも良書と思います。やや古い本ですが、エッセンスは決して色褪せていないと感じます。 研究者はもちろん、調査を委託する公務員等(特に幹部職員)にも読んでほしい。仕事で官公庁の受託調査に携わっていますが、意思決定に関わる立場の人間の「リサーチ・リテラシ...
筆者は毒舌で癖が強いですが、それでも良書と思います。やや古い本ですが、エッセンスは決して色褪せていないと感じます。 研究者はもちろん、調査を委託する公務員等(特に幹部職員)にも読んでほしい。仕事で官公庁の受託調査に携わっていますが、意思決定に関わる立場の人間の「リサーチ・リテラシー」があまりにもお粗末と感じることが多々あるためです。
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パオロ・マッツァリーノの「反社会学講座」を思い出した。 人前で話をする際や物を書くときには事実に基づいた引用が必要。気をつけよう。
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様々な著者から統計学のおすすめ本として挙げられるだけあって、社会調査の正しい読み方が分かりやすく学べる名著だと思った。しかし、書き手の偏見やバイアスが多くあるため、一部、辟易としてしまった部分がある。その点が非常に残念である。
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佐藤郁哉の推薦本である。文春新書の形式であるので、ビジネスマンが片手で読めるようにすらすら読める。ただし、学生にとっての例が多いとは言えないので、これをもとにして卒論に大いに参考になるとはいいがたい。 副題にリサーチ・リテラシーとあるように、統計調査のウソとして考えた方がいいで...
佐藤郁哉の推薦本である。文春新書の形式であるので、ビジネスマンが片手で読めるようにすらすら読める。ただし、学生にとっての例が多いとは言えないので、これをもとにして卒論に大いに参考になるとはいいがたい。 副題にリサーチ・リテラシーとあるように、統計調査のウソとして考えた方がいいであろう。
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世に蔓延る社会調査の問題点を指摘・解説する本。 調査数・調査方法・調査結果から導き出される結論のおかしな所を、実際の記事を紹介しながら解説してくれるので分かりやすい。古い本だけど現在も素人から見ても雑な調査と思えるような記事をよく見るし、大して改善されてないと思う。 筆者の口...
世に蔓延る社会調査の問題点を指摘・解説する本。 調査数・調査方法・調査結果から導き出される結論のおかしな所を、実際の記事を紹介しながら解説してくれるので分かりやすい。古い本だけど現在も素人から見ても雑な調査と思えるような記事をよく見るし、大して改善されてないと思う。 筆者の口が悪くてハラハラするけど、内容は勉強になる。
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高圧的で過激な言葉遣いだなぁという印象。調査研究の初学者として、豊富な例を挙げて説明している点は解しやすい。ただ、世の中の全ての調査にブチ切れている感じや、不正な調査が行われた背景を(恐らく著者の推測で)多々述べているのは、なんだかなぁというお気持ちになった。おおよそ実態に即して...
高圧的で過激な言葉遣いだなぁという印象。調査研究の初学者として、豊富な例を挙げて説明している点は解しやすい。ただ、世の中の全ての調査にブチ切れている感じや、不正な調査が行われた背景を(恐らく著者の推測で)多々述べているのは、なんだかなぁというお気持ちになった。おおよそ実態に即しているのだろうが、愚痴交じりの批判を書籍で読む側の気持ちにもなってほしい……
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データを公開しない調査は嘘であるとよく分かった。 バカな調査をキチンとバカにしないと無くならないという筆者の考えにも同意
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