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占い師はお昼寝中 の商品レビュー

3.5

36件のお客様レビュー

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日常の謎を扱う安楽椅…

日常の謎を扱う安楽椅子探偵もの。インチキ占い師のやる気のなさにこっちまで脱力してしまいます。

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ウソを並べた占いで、…

ウソを並べた占いで、「お客さん」の悩み事を取り払ってくれるという、ちょっと斬新な推理小説。

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霊感もないインチキ占…

霊感もないインチキ占い師の叔父とアシスタントの姪。占い師としてはインチキだけど、デタラメを口にしながらお客さんから情報を聞き出し、推理で問題を解決する。それも真実が分かっていても、ただ真実を告げるという訳じゃなく時には自分が無能と思われても「原因は雪だるま」と言ってみたり物事がお...

霊感もないインチキ占い師の叔父とアシスタントの姪。占い師としてはインチキだけど、デタラメを口にしながらお客さんから情報を聞き出し、推理で問題を解決する。それも真実が分かっていても、ただ真実を告げるという訳じゃなく時には自分が無能と思われても「原因は雪だるま」と言ってみたり物事がお客さんによって一番いい解決方法を選んでくれる

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叔父の占い店にバイト…

叔父の占い店にバイトする姪。この二人のやり取りの面白さもいいけれど、嘘っぱち占いに乗じてきっちり謎を解く行も面白い。

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辰寅叔父の仕事は霊感…

辰寅叔父の仕事は霊感占い師。霊感なんてインチキだが、するどい推理で真相解明。異色の安楽椅子探偵が活躍する連作短編集。

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美衣子の叔父・辰寅は…

美衣子の叔父・辰寅は占い師である。しかし語ることはインチキばかり、なのに見事にお客さんの悩みを解決してしまうのだ。ほのぼのとした気分になれます。

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2023/01/07

古風だ… 文体も登場人物のキャラクターも… 久しぶりに語彙が足りないまま読む本だった。 読みやすいと思って同じ作家ばかり読んでたらダメね おじさんの書くズレた女の人が苦手だ… 早く読み終わろうとしてしまった残念。 雪だるまの話は好きでした。

Posted byブクログ

2022/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大学進学と共に上京した美衣子は、叔父の辰寅の「霊感占い所」で押しかけアルバイトをしている。お客もほとんど来ない占い所で、すぐに横になる叔父を縦にするのが美衣子の仕事だった。 白装束にぼさぼさの髪という怪しげな風体で、それらしい祈禱とお祓いを行う叔父だったが、依頼人の悩みの本質を見抜いてしまう不思議な能力があって。 なぜか読み始めると眠くなる、なにか仕掛けられているのではと思うほど。 読むのに時間がかかったー。 ほぼオンボロビルにある「占い所」が舞台の安楽椅子探偵もの。 相談に訪れる人々に謎を話すわけではなく、美衣子だけに語られる真相がほろ苦かったり、にやりとしたり。 身の回りのものが紛失する会社員 キャリアウーマンの自宅で起きるポルターガイスト 大学生の彼の心霊写真 ドッペルゲンガーに困惑する主婦 工場から消えた200万円と大入道

Posted byブクログ

2022/08/28

安楽椅子探偵モノ。 普通のソレと違うのは、「依頼者(お客さん)」に見抜いた真相は話さないこと。 その代わり、でっちあげのそれっぽいことを言って、煙に巻いているようで依頼者の相談ごとを解決に向かわせている。 そう、決して解決しているわけではない。 全ては、どうなるか、どう転ぶかは依...

安楽椅子探偵モノ。 普通のソレと違うのは、「依頼者(お客さん)」に見抜いた真相は話さないこと。 その代わり、でっちあげのそれっぽいことを言って、煙に巻いているようで依頼者の相談ごとを解決に向かわせている。 そう、決して解決しているわけではない。 全ては、どうなるか、どう転ぶかは依頼者任せ。 それでいて、実は(?)優しい心を持っているぐうたらで出不精で妙チキりんで何考えているかわからないボサボサ髪で……あ、叔父さん、いたの?

Posted byブクログ

2020/03/08

霊感占い所を開業している占い師と、助手を務めるその姪が、依頼人が持ち込む不可思議な出来事を解明する、安楽椅子探偵ものの連作短編集です。 掴み所がなくとぼけた味わいがある、探偵役のキャラクターがしっかり作られているし、シリーズ化してもきっと面白いと思います。 なのに発表されたのは...

霊感占い所を開業している占い師と、助手を務めるその姪が、依頼人が持ち込む不可思議な出来事を解明する、安楽椅子探偵ものの連作短編集です。 掴み所がなくとぼけた味わいがある、探偵役のキャラクターがしっかり作られているし、シリーズ化してもきっと面白いと思います。 なのに発表されたのは、今のところこの一冊のみ。 もったいないですよね。 舞台が霊感占い所なだけに、ポルターガイストやドッペルゲンガー等、一見、怪奇色濃厚な依頼ばかりですが、怖さはそれほどではありません。 程よく効かせたユーモアと、探偵役のキャラクターのせいか、どこかほのぼのとした雰囲気を感じました。 以前に読んだ、猫丸先輩もそうですが、倉知さんが描く探偵役のキャラクターは、不思議な魅力があり印象に残りますね。

Posted byブクログ