陰陽師 鳳凰ノ巻 の商品レビュー
2012.06.24 安定してるなー ラストの話が好きですね 2019.05.03 再読 道満殿が相変わらず出張るでばる さてはあの人、晴明宅でお酒飲みたいだけだな・・・・・・ あと今読むと「泰山府君祭」の男色云々のアレさが分かってンッフフってなるな・・・
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【陰陽師 付喪神ノ巻 2001年11月5日読了 書籍 文藝春秋社】 【陰陽師 鳳凰ノ巻 2001年11月6日読了 書籍 文藝春秋社】 実は、まだ読んでなかったんですね〜〜〜(汗)。 二冊とも、陰陽師 安倍清明と源博雅が登場する、短編連作集。 前ニ作を読んでから今までかなりタイム...
【陰陽師 付喪神ノ巻 2001年11月5日読了 書籍 文藝春秋社】 【陰陽師 鳳凰ノ巻 2001年11月6日読了 書籍 文藝春秋社】 実は、まだ読んでなかったんですね〜〜〜(汗)。 二冊とも、陰陽師 安倍清明と源博雅が登場する、短編連作集。 前ニ作を読んでから今までかなりタイムラグがあって、どういう語り口だったか忘れてしまってましたが、読んでみると。 ああ、そうそう! 清明と博雅の二人が出会う事により、諸々の呪を払うアクションへ続いて行く(そうなんよ。どちらかだけの出来事だけでは話は進まないのだ。二人が出会って、酒なんぞを酌み交わして、ふにゃふにゃするという儀式(だよね)があって、話が展開していくんだよね〜。面白い)それを短編小品でするりと読めるのがイイ感じでした。 最後のおちが、結構ほろりときてね。 それに、久しぶりの獏センセイの文章も重力が軽くてイイテンポで。 やっぱりいいな〜〜♪
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平安京の暗闇に蠢く魑魅魍魎に、若き陰陽師・安倍晴明と朋友の源博雅が敢然と立ち向かう大好評シリーズ第四弾。今回は、晴明が好敵手でもある蘆屋道満と、帝の招きにより宮中で方術比べをすることになった一件を描く「晴明、道満と覆物の中身を占うこと」や、これまた道満が絡む「泰山府君祭」他五篇。
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この頃はまって読んでいる陰陽師です。 道満殿と晴明の対決が面白かったです! 狐と狸の化かしあい、みたいな。 真に受けて心配する博雅が良い奴だな~と。 個人的には萩と直平の話が好きです。 諸行無常。でもその前に直平殿はせめて萩を弔ってあげたらよかったのではないかと思わ...
この頃はまって読んでいる陰陽師です。 道満殿と晴明の対決が面白かったです! 狐と狸の化かしあい、みたいな。 真に受けて心配する博雅が良い奴だな~と。 個人的には萩と直平の話が好きです。 諸行無常。でもその前に直平殿はせめて萩を弔ってあげたらよかったのではないかと思わなくも内のですが… ちょっと前に京極夏彦を読んだとき、鬼とは何だ?と言う鬼の定義がありまして。鬼は人を喰うのだ、と言う定義にああ、なるほど、と思ったのを覚えております。人ではないが人であり、人には出来ぬことを為すもの。人間の言葉の定義と言うものがこの人間の世の理を創っているのだ、と言う晴明の説明はもっともに思うのです。
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本編とは関係ないがあとがきにアイデアのひねり出し方が書いてあった。 もっとも効率の良い方法として一押しなのが 「ただひたすら精神を集中してそのことについて考えること」(p248) 産みの苦しみを感じる一文だった。
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帯裏 「お、おい・・・」 博雅が、言った。 「あれは何だ、晴明よ」 見やれば、直平が跨っている女の屍体が、青く光り出している。 「さ、いよいよだぞ」 「な、何がだ」 「鬼が生まれるのさ」 晴明が言った時、むくりと、女の屍体が動いた。 両手を突いて、屍体が上体を起こした。 ざんばら...
帯裏 「お、おい・・・」 博雅が、言った。 「あれは何だ、晴明よ」 見やれば、直平が跨っている女の屍体が、青く光り出している。 「さ、いよいよだぞ」 「な、何がだ」 「鬼が生まれるのさ」 晴明が言った時、むくりと、女の屍体が動いた。 両手を突いて、屍体が上体を起こした。 ざんばらの髪が、ばさりと顔にかかった。 真っ青な眼が、周囲をひと睨み、ふた睨みして、女の屍体が立ちあがった。(本文より)
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相変わらず酒を飲んで庭先を眺めるとこからはじまります。 映画では戦ってたような気がするけど、蘆屋道満てそんな悪者でもないのね。
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2002年10月17日読了。以下、過去の日記から抜粋。 『海辺のカフカ』を次の人に無事回すことができたので、 ようやく買っておいた1冊に手を出すことができた。 待ちに待った4作目の文庫化、これが初読である。 「ゆこう」 「ゆこう」 そういうことになった。 で、...
2002年10月17日読了。以下、過去の日記から抜粋。 『海辺のカフカ』を次の人に無事回すことができたので、 ようやく買っておいた1冊に手を出すことができた。 待ちに待った4作目の文庫化、これが初読である。 「ゆこう」 「ゆこう」 そういうことになった。 で、繰り広げられる晴明氏と博雅君の冒険譚。 少し切なくなる話もあり、気味の悪い話もあり、 あいかわらずの夢枕版王朝ワールドがそこにはある。 そして、それに伴うようにして行間から滲み出る味のある雰囲気。 京極氏とはまた一味違った余韻を残す一行、一行に引き寄せられる。 待った甲斐があったというものである。 今回、一番面白かったのは道満との方術比べ。 ちょうど映画の中で観た場面と重なる部分であったのであるが、 アチラが火花飛び散るライバル同士である一方で、 コチラはお互いの実力を認めた同志に近い連帯感がある。 ずるい裏工作をしようとする人間を面白がっている風さえある。 その人間関係が心地よくて、少し微笑ましい。 やっぱり晴明氏はいつもどこかで余裕でいてほしいからね。
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2010年2月23日読了。2010年40冊目。 あいかわらず面白い。 読んだ後のほっこり感が良い。
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陰陽師シリーズ第4弾。 前回のドロドロさはあまりなくなってるので、 ちょっと軽い感じがしました。
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