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教養としての大学受験国語 の商品レビュー

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40件のお客様レビュー

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2012/11/01

自分がこれを読んだタイミングがよかったです.内容は,最近考えていた個人,国語,思想,教養...などに触れられていたため,楽しめました.受験生,大学生のみならず,読んだらいいのにと思います.

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2012/03/03

大学入試の国語問題を使用した、思考の座標軸の紹介・使い方です。 色々なジャンルの物事や文章に触れ、自分がどのような座標軸でそれらにアプローチしていくのかを作る第一歩になると思います。

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2012/01/07

先に長尾達也の著作を読んでいたのでテーマや論調については新鮮さを感じなかった。 しかし、「大学受験国語」の側面から観た「教養」とはどんなものか確認できたことは益としたい。

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2011/10/01

本書では、大学受験の国語は現代思想を問うものであり、その思想を知り思考する方法を身につけることで問題を正確に読み解けると述べている。 思想の解説が非常に分かりやすく、紹介されている問題にも積極的に取り組めた。 自分は大学受験のとき現代文に意義が見いだせず、あまり好きではなかっ...

本書では、大学受験の国語は現代思想を問うものであり、その思想を知り思考する方法を身につけることで問題を正確に読み解けると述べている。 思想の解説が非常に分かりやすく、紹介されている問題にも積極的に取り組めた。 自分は大学受験のとき現代文に意義が見いだせず、あまり好きではなかった。 しかし本書を読み基本的な思想を知ることで、国語は問題を通していろいろなことを語っている面白いものだと思うことが出来た。

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2011/07/27

私自身が既に受験から久しく遠ざかってしまっているので、受験自体に有効かどうかは判らない。 しかし、この本は受験に限らず、「近代の思想の流れがどのようになっているのか」について概観するためには非常に有意義であると考えられる。 欲を言えばもう少し参考文献などについて、しっかりと...

私自身が既に受験から久しく遠ざかってしまっているので、受験自体に有効かどうかは判らない。 しかし、この本は受験に限らず、「近代の思想の流れがどのようになっているのか」について概観するためには非常に有意義であると考えられる。 欲を言えばもう少し参考文献などについて、しっかりとまとめて貰えると自学できて良かった。とは言え大学受験という枠で捉えると、受験生に読書ばかりさせてもいられない、ということなのかなぁとも思ったりした。 たぶん、しっかりと勉強した人には要らない本です。従って私には有効でした。

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2011/05/24

大学受験入試問題を素材に、ポストモダンの現代思想とその対立項である「近代」についてわかりやすく論じてある。現代思想と近代論の入門書。たった一つ方法として、現代思想の読み取りの鍵である「二項対立」を詳しく説明している。二項対立を使って評論を読むための本。

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2010/11/22

高校時代、恩師のススメで購入するも、当時は内容が難しく感じた。多くの高校生が苦手とする評論文問題で特に扱わているテーマをいくつかとりあげ、それぞれのテーマに対する考え方、方向性などをまとめて書いてある。

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2014/10/30

[ 内容 ] 高校・大学生の学力低下が社会的に問題になっているが、憂うべきなのは知識量の低下よりも、自ら考えるための思考力の低下である。 大学受験国語は、限られた条件の下での出題とはいえ、高校の「国語」よりもはるかにバラエティに富む。 心ある出題者が、思考の最前線に幾分かでも触れ...

[ 内容 ] 高校・大学生の学力低下が社会的に問題になっているが、憂うべきなのは知識量の低下よりも、自ら考えるための思考力の低下である。 大学受験国語は、限られた条件の下での出題とはいえ、高校の「国語」よりもはるかにバラエティに富む。 心ある出題者が、思考の最前線に幾分かでも触れてほしいと願っているからだ。 数ある受験問題の中から良問のみを厳選した本書は、たくまずして現代思想のすぐれたアンソロジーとなった。 それらを解いてゆくことで、受験生、大学生、ひいては社会人にも、思考力が身につく、明快な一冊。 [ 目次 ] 序章 たった一つの方法 第1章 世界を覆うシステム―近代 第2章 あれかこれか―二元論 第3章 視線の戯れ―自己 第4章 鏡だけが知っている―身体 第5章 彼らには自分の顔が見えない―大衆 第6章 その価値は誰が決めるのか―情報 第7章 引き裂かれた言葉―日本社会 第8章 吉里吉里人になろう―国民国家 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/09/02

大学受験の時(受験してないけど)塾の先生に読めって言われた本。 大学受験国語の参考書の形をとった教養書で、すごくためになる本です。

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2010/02/22

現代文の受験勉強として使用した参考書(そして教養書) 国語力にそれなりの自信がある受験生にはもってこいだと思います。 まず、問題文の二倍ぐらいあるような鬱陶しい解説がない。そして、「解けない問題」を解けないと言ってくれる。溜飲の下がる思いです(笑) 知ってなくても生きていけるけど...

現代文の受験勉強として使用した参考書(そして教養書) 国語力にそれなりの自信がある受験生にはもってこいだと思います。 まず、問題文の二倍ぐらいあるような鬱陶しい解説がない。そして、「解けない問題」を解けないと言ってくれる。溜飲の下がる思いです(笑) 知ってなくても生きていけるけど、知らないと恥ずかしいなと思うような事が沢山ありました。賢くなりました。

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