少年計数機 の商品レビュー
〈内容〉切れるな!閉じるな!池袋で会おう!さらに鋭く、マコトとGボーイズが、池袋の灰色ゾーンを駆ける。時代の「エッジ」を生きる少年たちを活写する、新世代ストリートミステリー。
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妖精の庭:のぞき部屋サイトの客がストーカーになった。 少年計数機:数えることをやめられない少年が誘拐された 銀十字:二人組のひったくりを捕まえてくれと年寄りからの依頼 水の中の目:強盗犯を追ううち、それがかつての拉致監禁の犯人と同一なことに気づく。
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石田衣良のシリーズ代表作。 池袋を舞台に、主人公であるマコトが遭遇する、若者の日常を描く。 街の設定から、暴力団や、不良グループとの関わりも多いが、 マコトの目を通すと、以外と爽やかな物語となっている。
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池袋を舞台に不良(?)少年達が事件を解決する4篇。 (少年計数機) マコトが仲良くなった何でも数えてしまう不思議な少年は, 母親が女優で父親がヤクザの親分。 あるとき少年は兄に誘拐される。 テレビ時代劇の「鬼平犯科帳」のようなちょっとひねった勧善懲悪もの。 ストーリーも面白いが...
池袋を舞台に不良(?)少年達が事件を解決する4篇。 (少年計数機) マコトが仲良くなった何でも数えてしまう不思議な少年は, 母親が女優で父親がヤクザの親分。 あるとき少年は兄に誘拐される。 テレビ時代劇の「鬼平犯科帳」のようなちょっとひねった勧善懲悪もの。 ストーリーも面白いが,登場人物の設定など シリーズ化できる仕組みがばっちりできていて, つい「よくできてるなあ」と感心してしまう。 各段落の最後の1文が特徴的。
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【池袋ウェストゲートパーク 2001年9月9日読了 書籍 文藝春秋社】 【少年計数機 池袋ウェストゲートパーク2 2001年9月10日読了 書籍 文藝春秋社】 ええ。買ってたんですよ(笑)。 堤幸彦監督が、長瀬と加藤あいちゃん出演で作ったドラマの原作ですよ。 …そう言えばこのド...
【池袋ウェストゲートパーク 2001年9月9日読了 書籍 文藝春秋社】 【少年計数機 池袋ウェストゲートパーク2 2001年9月10日読了 書籍 文藝春秋社】 ええ。買ってたんですよ(笑)。 堤幸彦監督が、長瀬と加藤あいちゃん出演で作ったドラマの原作ですよ。 …そう言えばこのドラマのテーマソング、清春(SADS)が歌ったよな〜。 って関係のない事は、まぁ置いておいて(笑)。 真島マコトやKING(タカシ)のキャラ設定がドラマとはちょいと違いますが、それはワタシから見たら、「適材適所」という感じだと思いますね。語り手のマコトがドラマの様に、「勘がたよりの野生児!」だったら、小説が進まないもんね(笑)。 短編連作な内容なので、一話一話に事件とその顛末があるわけだけど。 結構、「やりきれないな〜」な内容だったな(とほん)。 特に、個人的には『少年計数機』のラストの話な〜…。 でも、文章が粘着質じゃないというか、どこか乾いてて、でも冷たくなくて、読んでる側が落ち込み過ぎないですんだのが、この人の文章の特徴のような気がする。 それに、「池袋」の空気みたいなのもとりこんでるような気がするしね。 それも魅力かなー。
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やっぱり面白い。 スピード感とか本当にワクワクするし。 タカシかっこ良すぎるし。 でも男から人気あるのはマコトなんだろーねー。 マコトも充分美化してる気はするけど、主人公だから仕方ないか。
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久々に読み返しました。 マコトたちも今と比べると若い感じがします。 回を重ねるごとに成長してるんだな〜それがまた面白い。 タカシやサルとの関係も今とはまたちょっと違うような気がします。 その辺も年月を感じますね。 今回は↓この4本 ・妖精の庭 ・少年計数機 ・銀十字 ・水のなか...
久々に読み返しました。 マコトたちも今と比べると若い感じがします。 回を重ねるごとに成長してるんだな〜それがまた面白い。 タカシやサルとの関係も今とはまたちょっと違うような気がします。 その辺も年月を感じますね。 今回は↓この4本 ・妖精の庭 ・少年計数機 ・銀十字 ・水のなかの目 「少年計数機」と「水のなかの目」が印象的です。 「水のなかの目」は伏線がいくつかあり絡み合っていくのですが一つの筋では綾瀬の最悪な事件をモチーフにしているので心苦しいところもあり、描写もちょっとハードな部分もあります。 そういえば昔見たサスペンスドラマで落ちこぼれの小学生が殺人を犯していく内容だったのですが実は優等生のクラスメイトが操っていた!っていうのを思い出しました。 「少年計数機」は切なくて哀しいです。 誰とでも仲良くなれるマコトの人間性がいいですね。 凄腕のハッカーゼロワンがカッコ良かったです!
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水面下から見上げたキラキラと光りながら絶えず歪み続ける水面、美しくも歪んだ人格。最後が意外な展開だった。
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このシリーズはストーリーが分かりやすくテンポがよいのでどんどんと読み進めてしまいます。 また登場人物の描写も丁寧ですからストーリーに引き込まれやすいです。 毎回起こる事件は時事ネタが元になっているためストーリー全体が引き締まるうえに、そこに人間の愛情や友情といったドラマが入り...
このシリーズはストーリーが分かりやすくテンポがよいのでどんどんと読み進めてしまいます。 また登場人物の描写も丁寧ですからストーリーに引き込まれやすいです。 毎回起こる事件は時事ネタが元になっているためストーリー全体が引き締まるうえに、そこに人間の愛情や友情といったドラマが入り込んでくるのでただのドキュメンタリー小説では終わらず懐の深い作品となっています。 結構好きなシリーズ作品です。
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IWGPは2が一番面白いかと。ちなみにここまでアクティブな若者はいませんよ、世の父上様。カラーギャングなんて今日系人しかいないみたいですし。
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