ひとを“嫌う"ということ の商品レビュー
相手を嫌うプロセスの原因を探ることが大事 こういう理由で嫌いというのは、嫌いということを少し立ち入った記述で表現しただけで、一つの要因で嫌いというのはありえない。 嫌い、嫌われるのは悪いことだという考えはやめるべき。自然な発想。 人を嫌い、人から嫌われる人生は、豊かな生き方であ...
相手を嫌うプロセスの原因を探ることが大事 こういう理由で嫌いというのは、嫌いということを少し立ち入った記述で表現しただけで、一つの要因で嫌いというのはありえない。 嫌い、嫌われるのは悪いことだという考えはやめるべき。自然な発想。 人を嫌い、人から嫌われる人生は、豊かな生き方である。 人を嫌うということを客観的に見たとき、自分はこういう考え方をするのだなというメタ視点が得られる
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「嫌い」という感情は自然なものであり、それは理不尽であるが、それをごまかしてはならないこと。これが筆者の主張である。 筆者は父親(すでに亡くなっているが死後も)が嫌いである。私自身も父親が嫌いである。遠い世界の芸能人であれば一方的に嫌っても何ら影響はない。だが、近しい者になるほど、その人を嫌うことによる影響が大きくなるだろう。何等かかかわっていかねばならず、さらに、幸福の要因として人間関係が占める割合は大きい。このジレンマをどうしていくか。まだ読んでいる途中であるが、何かヒントを得たいと思って居る。
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p164 嫌いの原因を探ることには絶大なプラスの効果がある。 自分の勝手さ、理不尽さ、盲目さが 見えるようになる。 ひとを嫌うことを止めることはできないが(そしてその必要もないが)自己批判的に人生を見られるようになる。 他人から嫌われても、冷静にその原因を考えれば、たいていの場合...
p164 嫌いの原因を探ることには絶大なプラスの効果がある。 自分の勝手さ、理不尽さ、盲目さが 見えるようになる。 ひとを嫌うことを止めることはできないが(そしてその必要もないが)自己批判的に人生を見られるようになる。 他人から嫌われても、冷静にその原因を考えれば、たいていの場合許すことができるようになる。
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ひとを〈嫌う〉という感情を持っていいということは分かったが、他に特に得るものなし。最終章だけ読めばいいかな。
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「嫌い」に躓く人、他人を嫌っていることに罪悪感を感じ、他人から嫌われていることをサラリとかわせない、モンモンとこだわってしまう、生きるのが困難な人への本。 ここまで、嫌いを分析した人っているのでしょうか。 そもそもすべての人を好きにはなれません。 嫌いという感情も人生のスパイスだ...
「嫌い」に躓く人、他人を嫌っていることに罪悪感を感じ、他人から嫌われていることをサラリとかわせない、モンモンとこだわってしまう、生きるのが困難な人への本。 ここまで、嫌いを分析した人っているのでしょうか。 そもそもすべての人を好きにはなれません。 嫌いという感情も人生のスパイスだと思って有効に活かせばいいのではないかと著者は提案しています。 何故その人が嫌いかを突き詰めると、自分の勝手さや理不尽さ、盲目さが見えるようになる。そうすると、自分が他人から嫌われても冷静に原因を分析できますから、他人を許すことができ、自分が楽になるんだそうです。
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著者自身が、妻子にものすごく嫌われたことをきっかけに、<嫌い>ということについて真剣に考えてみよう、ということでこの本が書かれてるってことが面白い。(面白がっては失礼?)
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人を嫌う自分に対して、人を嫌うことは自然なことで、反面教師として嫌うことを冷静に考えることが重要と説く。
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人を嫌ったり 人から嫌われたりする事を恐れてはいけない。 嫌うという感情は当然発生する事で、その事により人生に彩が生まれる。
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”嫌い”という感情を正面きって取り上げた本はあまり無いと思うのでその点は稀少です。 アプローチの仕方も面白いですし、この手の本にしては珍しく非常に実用的です。 ただ、「人を嫌ってしまう自分」を負担に思っている人にとってはあまり救いにはならないかも。 人に嫌われたくない繊細な現代人...
”嫌い”という感情を正面きって取り上げた本はあまり無いと思うのでその点は稀少です。 アプローチの仕方も面白いですし、この手の本にしては珍しく非常に実用的です。 ただ、「人を嫌ってしまう自分」を負担に思っている人にとってはあまり救いにはならないかも。 人に嫌われたくない繊細な現代人には必読の書かと。
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