月の影 影の海(下) の商品レビュー
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陽子が景王になることを決意する話。 楽俊いいなあ。 特に、試験なんて勉強すれば受かるし、金なんて稼げば貯まる、ってところ。 陽子の成長にも感慨。 人と対立することが怖く、叱られることが怖く、これって臆病だったのではなく、怠惰だったのかもしれない。 個性個性と叫ばれる世の中だけど、個性を認識するのが難しいと思っていた。その難しさは何なのかがわからなかったけど、それは自分の強みや弱みを理解できていなかったからなのだと思った。 自分が他者に何かをすることで、互いに関与しあえる。何かを行うためには、自分に何ができて、何ができないかをはっきりさせることで、それがアイデンティティの確立になる。
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前半はイマイチに思ったけど、後半は盛り上がった。この世界にはまってきた。楽俊、いいキャラだねえ~ ようやく前段で読んだ「魔性の子」の泰麒って云うのが何かも見えてきた。
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飢えと戦いで動けなくなった主人公の陽子を救ったのは 半獣の少年「楽俊」だった ふたりは、陽子が帰るすべを見つけるために 雁の国へと向かう そこで知らされる真実 陽子の真の正体 そして苦渋の決断は・・・ いやー。まさに王道。 面白いね、一気に読んでしまった ネズミの楽俊の存...
飢えと戦いで動けなくなった主人公の陽子を救ったのは 半獣の少年「楽俊」だった ふたりは、陽子が帰るすべを見つけるために 雁の国へと向かう そこで知らされる真実 陽子の真の正体 そして苦渋の決断は・・・ いやー。まさに王道。 面白いね、一気に読んでしまった ネズミの楽俊の存在が救いだわ シリーズ読んでみたいと思ってます
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心身ともに絶望の淵に立たされていた陽子はネズミの半獣の楽俊に救われる。 上巻で何故、陽子は酷い目に遭わせられなきゃなかったのか? 景麒は何故助けに来てくれないのか? 12国って何なのか? 少しずつその答えが明かされていきます。 取り敢えず今後も12国シリーズを読み続けたいと...
心身ともに絶望の淵に立たされていた陽子はネズミの半獣の楽俊に救われる。 上巻で何故、陽子は酷い目に遭わせられなきゃなかったのか? 景麒は何故助けに来てくれないのか? 12国って何なのか? 少しずつその答えが明かされていきます。 取り敢えず今後も12国シリーズを読み続けたいと思います!
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再読記録を付けようとしたら、そもそも登録していなかった。ということは、もう7年以上前に読んだということか。。。 未だに私の一番好きな小説シリーズ。 やっぱり何度読んでも面白いし、また読みたくなる。
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希望があって、よかったー! 陽子は大きくなった。人を信じることと裏切られることは別なんだよねえ 大層へこむのだけれども。自分をどう見るのかなんだよなぁ でも優しくされたら信じたくなる 利己的でもそれを込みで信用すればいいのかなあ その部分こそが人間らしさなのかもしれない しかし発...
希望があって、よかったー! 陽子は大きくなった。人を信じることと裏切られることは別なんだよねえ 大層へこむのだけれども。自分をどう見るのかなんだよなぁ でも優しくされたら信じたくなる 利己的でもそれを込みで信用すればいいのかなあ その部分こそが人間らしさなのかもしれない しかし発売と時系列が別とは思いませんでしたよ 通りで今一つストーリーを覚えられなかったのね 今回は時系列で読んでみようー
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これからの展開が楽しみになる、シリーズの最初の話としては秀逸。 多くの女の子がかかえる悩みをそれとなく持ち合わせた主人公の設定も上手い。
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久々に出た新刊を読んで十二国記モードになり上下巻を一気に再読 一切救いようのない上巻から徐々に光が見えてくる下巻までのこの流れ。再読ということもあってサラサラ読み進めました 陽子の物語の始まりでもあり十二国記という物語の始まりでもある月の影影の海は他人や自分自身と向き合うこと...
久々に出た新刊を読んで十二国記モードになり上下巻を一気に再読 一切救いようのない上巻から徐々に光が見えてくる下巻までのこの流れ。再読ということもあってサラサラ読み進めました 陽子の物語の始まりでもあり十二国記という物語の始まりでもある月の影影の海は他人や自分自身と向き合うことの葛藤や生きる上で大切な人の本質についてがテーマになっている気がします 最後に改めて行った二回目の主従の誓いの儀式は最初のそれとは全然違う重みや圧巻があって本当にグッときました
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