月の影 影の海(下) の商品レビュー
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陽子が楽俊に会い、自分が何者かを知る下巻。上巻の辛さしんどさと比べてさくさく止まらずに読めてしまった。 諦めないことを知って、それでも謙虚な陽子がすごく好ましく思えた。 冗祐が陽子にかけてくれた言葉もすごくよかった。 そして楽俊かわいくてやさしくてだいすき。
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陽子の性格が前よりも強くしなやかにいい方向に変わっていくきっかけになったシーンが多く、また前回までではわからなかった謎が多く解明されていて読み応えがあった。 これから陽子が、国がどうなっていくのか物語の展開が気になり、十二国記の世界観に引き込まれてきた。
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下巻になりとてもおもしろくなってきた。 昔読んだとき以上に楽俊の魅力を感じた。 陽子の心情を上下巻でじっくり書いてきて、最後心を決めて景麒を助け出すまでが戦いの詳細もなくあっという間だった。 陽子と景麒が慶国を治めるところが早く見たい。
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やっと楽俊が出てきて、とんとんと良い調子に上がってきた。最初の頃の陽子とは別人のように、はっきり自分の意見が言えるように成長している。 景王だと分かって楽俊の態度に距離を感じて、ただ2歩の距離しか無いと言い、おいらには3歩だって返すところが良い!! 陽子と出会ってくれて楽俊ありがとう。
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4.8 いやはや、期待以上でした。 ファンタジー系では精霊の守り人なども読みましたが、こちらの方が私には合ってました。 陽子の拗ねっぷりが少しイラッと来ることもありましたが、勿体ぶった分その後の展開も良かったですが、本書では触りだけなので、早く続きが読みたいですね。 執筆順に読む...
4.8 いやはや、期待以上でした。 ファンタジー系では精霊の守り人なども読みましたが、こちらの方が私には合ってました。 陽子の拗ねっぷりが少しイラッと来ることもありましたが、勿体ぶった分その後の展開も良かったですが、本書では触りだけなので、早く続きが読みたいですね。 執筆順に読むと次は景王の話ではない様ですが、それはそれで楽しみです。 おそらくシリーズを最新刊まで一気に読んでしまいそうなほど良かったですし、期待が高まりました。
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ただただ名シーンが続く。楽俊の言葉、そして陽子の苦しみからこ気づきは、かつてアニメで衝撃を受け、自分の価値観にとても大きな影響を残していると思う。 私も私の王として、少しでもこの愚かな自分をどうにかできるようにしていきたい。
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陽子の正体が分かる場面からもうドキドキが止まらなかった!!!延王も全然分からなかったからめちゃくちゃびっくり!上巻の鬱に次ぐ鬱展開は辛かったけど
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陽子の物語後半。それを運命として受け入れられるかは別として、あきらめたら死ぬ現実において、生きることを選んだ陽子はやはり王だったのか。楽俊に拾われたのはラッキーだし、それもまた縁なのだろう。陽子がなんども口にする「愚かだ」という言葉。卑下してるわけでも、卑屈になっているわけでもな...
陽子の物語後半。それを運命として受け入れられるかは別として、あきらめたら死ぬ現実において、生きることを選んだ陽子はやはり王だったのか。楽俊に拾われたのはラッキーだし、それもまた縁なのだろう。陽子がなんども口にする「愚かだ」という言葉。卑下してるわけでも、卑屈になっているわけでもなく、ただ、事実として認める。妖魔に襲われ、人に騙され、いいことなんて何もなかったのに。延王・尚隆の人を食った感じが、あぁそういえばこの人が好きだったと再確認。妻か母でなければのくだりは何度読んでも笑いが止まらない。
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20年ぶりくらいに再読。 下巻まで読んで、陽子と一緒に十二国の世界のルールを再勉強。ふむふむ。 泰麒も陽子も、当初ほんとネガティヴなんだよねー笑 その成長、たくさんの苦難を切り拓く様が物語のカタルシスなんだけれど。 景に偽王討伐に行くシーン、今ならガッツリ描かれてもおかしく...
20年ぶりくらいに再読。 下巻まで読んで、陽子と一緒に十二国の世界のルールを再勉強。ふむふむ。 泰麒も陽子も、当初ほんとネガティヴなんだよねー笑 その成長、たくさんの苦難を切り拓く様が物語のカタルシスなんだけれど。 景に偽王討伐に行くシーン、今ならガッツリ描かれてもおかしくなさそうだけど、異様にこざっぱりしてる。陽子がヒトを斬ったかもしれない、そんなトラウマをしこまれたかもしれないのに。それがちょっと不思議。 しかし、大人になって読んでも、世界がわかってから読んでも、やっぱり圧倒的に面白い。 お前はお前自身の王であり、己自身であることの責任を知っている。 これを30歳くらいで書いた小野不由美、もっと評価されていい。
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この下巻では、何とかして主人公が雁国へ来てからの話で、主人公がなぜここへ来たのか、自分は何者かがはっきりわかり、上巻で連れてきた青年が「王がいない『景国』の麒麟」救助するため「雁国」に援助を頼んで、救助へと。
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