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きょうのできごと の商品レビュー

3.9

23件のお客様レビュー

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2020/01/23

若いときの勢いとせつなさともどかしさを一日の出来事で表現していて、昔懐かしい不思議な空間に入りこんだようなそんな本だった。図書館何気なく手にとってみただけだったけど、いい空気感のなかで読み進めることができた。

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2019/07/27

特に大きな出来事でもないことを小説にするというのは勇気がいる。それをやった作者はすごいとは思う。でも、文章の書き方が気になったなあ。「並んでた」とか。「並んでいた」じゃないのかなあ。

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2015/01/04

元同僚の佐久間さんという方に「生涯ナンバーワン映画」ということでおすすめされた”きょうのできごと”。映画を見たものの、その良さをつかむ事ができず、改めて小説でも読んでみました。なんとなくそこにあるものを切り取った感というか、特段物語を紡ぐ必要も無い、ということが物語なのだ、という...

元同僚の佐久間さんという方に「生涯ナンバーワン映画」ということでおすすめされた”きょうのできごと”。映画を見たものの、その良さをつかむ事ができず、改めて小説でも読んでみました。なんとなくそこにあるものを切り取った感というか、特段物語を紡ぐ必要も無い、ということが物語なのだ、ということがいいたいのかなーといった感じ。雰囲気小説というか。泣けもしないし、胸が締め付けられるようなこともない。 ただ深夜の若い時、このような時間の過ごし方があった、ということ。 それに意味があるのかと思うと、個人的には無いと思う。それよりお金も時間もかけている以上、なんならかの心の揺さぶりをして欲しいし、それが私が小説群に求めるものなんだということだし、そういった意味で言うとこの本については、良く言えば異色の作品、悪く言えば読む必要のない本だといえる。2015年最初の本でした。

Posted byブクログ

2014/12/27

時間が前後しているのが、なぜか心地良い。 登場人物が、みんなかわいい。そう思えるのは、自分が年をとった証拠かなぁ。 あと、カワチくんの彼女がわがままで、わがままな彼女の気持ちがわかる自分のことを反省...。 十年後も読もう!

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2014/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

う~ん、そうなのか…と思うんだけど なんとなく共感はなくって もう少し若い時に読んだら、 感想が違っていたかなと思う 結論、結果がない小説は 余韻や想像する隙間が好きなんだけど 淡々としすぎていて 『きょうのできごと 10年後』も きになるけど、読まないかもしれない

Posted byブクログ

2014/11/22

ほんとに、なんでもない 普通の若者たちの一日のお話なんだけど なんとも読後感さわやかな素敵な本でした。 なんか、がんばろうって思える。

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2014/10/13

久しぶりに再読。 学生の時の、意味なく夜更かしした明け方の空気や、 彼氏の大学研究室の飲み会に参加して、ちょっと気を遣われながら、 でも楽しく飲んだオールナイトの雰囲気が鮮やかに甦った。 以前に読んだときはまだ大阪に行ったことがなくて、 京都の町ばかりが印象に残っていたけれど、...

久しぶりに再読。 学生の時の、意味なく夜更かしした明け方の空気や、 彼氏の大学研究室の飲み会に参加して、ちょっと気を遣われながら、 でも楽しく飲んだオールナイトの雰囲気が鮮やかに甦った。 以前に読んだときはまだ大阪に行ったことがなくて、 京都の町ばかりが印象に残っていたけれど、 ここ数年、大阪に通い詰めて、町を歩いたり、高速で京都南インターを通り過ぎたりと、より親しみが。 最近、天王寺動物園に行ったばかりだから、かわちくんとちよのデートも風景が目に浮かんで、コアラやマレーグマを一緒に見ている気分になった。 正道たちが高校時代、環状線の駅で和歌山行きたいって言っている感じもよくわかり。 町の何気ないひと時を淡々と綴る、柴崎さんの作品が本当に好き。 さあ「十年後」を読もう。

Posted byブクログ

2014/10/07

淡々と瑞々しい。これが読み終わった後の率直な感想。1日のできごとを各々の視点で描く。大学生が主人公の物語。 小説も映画も今まで読んだことなかったので、読み終えてあまりにもいいので驚いてしまった。いい。なんかいい。こんなに良質な作品だったなんて。。。もっと早くに出会いたかった。それ...

淡々と瑞々しい。これが読み終わった後の率直な感想。1日のできごとを各々の視点で描く。大学生が主人公の物語。 小説も映画も今まで読んだことなかったので、読み終えてあまりにもいいので驚いてしまった。いい。なんかいい。こんなに良質な作品だったなんて。。。もっと早くに出会いたかった。それこそ発行された2000年、18歳だった自分に読ませてあげたい。 このくらいの年齢ってこんなんだったかも。バカやりながらもどこかしら冷めてて。酒飲んで暴れて騒いで楽しい。恋して、失って恋して。 この空気感は出そうと思って出せるものではない。好きだぁ。 10年後の彼らを読むのがいまから楽しみ。

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2012/05/31

いちおう読めるんだけど、煮え切らない、うじうじした感じの登場人物の性格にどうしてもいらいらしてしまい、あまり楽しめなかった。

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2012/04/01

こういう話好きだ。他愛の無い題材で、他愛も無い日常で、他愛の無いやり取り。 たぶん、どんな人生だろうと、僕らはずっと踊り続けるんだろうな。

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