中国武将列伝(下) の商品レビュー
唐代後半からの中国名将41人の紹介。知らない人が半分以上だ。まったく中国には素晴らしい人が多くいて、それが日本ではほとんど紹介されていないというのが良く分かる。この書が田中の小説ネタ探しだと解説にあるがそれを目論んだのだろう。しかしこの後あまり小説を書いていないように思えるがどう...
唐代後半からの中国名将41人の紹介。知らない人が半分以上だ。まったく中国には素晴らしい人が多くいて、それが日本ではほとんど紹介されていないというのが良く分かる。この書が田中の小説ネタ探しだと解説にあるがそれを目論んだのだろう。しかしこの後あまり小説を書いていないように思えるがどうなのか。 京劇で見ると宋代が一番多く1200編あるという。ちなみに三国時代は500編。そうなのか、
Posted by
さすが博士号取得者だけあって,参考文献の量が尋常ではない.一人一人のエピソードは数ページ程度だが,それらが有機的につながった,中国史のコンパクトな叙事詩のよう.今回絞りに絞って挙げられた99人一人一人に思い入れがあり,誰を主人公に次の物語を紡ぐか自ら検討するための叢書とも取れる....
さすが博士号取得者だけあって,参考文献の量が尋常ではない.一人一人のエピソードは数ページ程度だが,それらが有機的につながった,中国史のコンパクトな叙事詩のよう.今回絞りに絞って挙げられた99人一人一人に思い入れがあり,誰を主人公に次の物語を紡ぐか自ら検討するための叢書とも取れる.上巻より下巻の方が語り口に熱を帯びるのは,より史実が残って為人が明瞭故か.
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
下巻は唐の高仙芝から始まって、清の劉永福までです。 その後「蛇足」とことわって陳慶之や、その他数名を載せてくれています。 文庫本になる際に、ハードカバーの時に見つけられなかった人物 を相当なテンションで語ってくれています。 このハイテンションぶりをみると、心底好きなんだなと微笑ましく 思えてきますね。 ですが上巻と同様、三国志以外の中国史にスポットが当たりにくい 現状にご不満の様子で、さりげなく他者を貶す悪癖が随所に 出てきます。 そこが、やや残念なところです。 三国志以外の中国史に興味がある方や、微笑ましくも残念な(笑) 田中先生に興味がある方は必見です。
Posted by
- 1
