銃・病原菌・鉄(上巻) の商品レビュー
文明格差社会。 食べること、病気、戦いの人類史。 久しぶりに「肥沃三日月地帯」という言葉を目にした。 もっと難しい本だと思っていたけれど、案外、自分の中の奥底に眠っている知識が呼び覚まされるような内容だった。 ただ、どちらかというと苦手な分野なので、為にはなるけど面白くはなか...
文明格差社会。 食べること、病気、戦いの人類史。 久しぶりに「肥沃三日月地帯」という言葉を目にした。 もっと難しい本だと思っていたけれど、案外、自分の中の奥底に眠っている知識が呼び覚まされるような内容だった。 ただ、どちらかというと苦手な分野なので、為にはなるけど面白くはなかったなぁ。頑張って読んだぞ。 スペイン人ピサロによるインカ帝国征服の話は、インカ帝国が気の毒...。
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人類史、ですね。ちょっと前に話題になった本。図書館でたまたま手に取ってみました。 コロナ前の本なので、コロナ後にこの本がどのようにリバイスされるのか、主張通りなのか、下巻も読んでみます。
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まさにタイトルの通りたまたま「銃・病原菌・鉄」を持っていた者がこの世の中心になっただけのことなんだよ、ということを論拠をもとに説いている小説。 西洋の優生思想を真っ向から否定する姿勢は、東洋の我々にも受け入れやすく、賛成したくなる論旨! めちゃくちゃすごいアステカ帝国が、なぜスペ...
まさにタイトルの通りたまたま「銃・病原菌・鉄」を持っていた者がこの世の中心になっただけのことなんだよ、ということを論拠をもとに説いている小説。 西洋の優生思想を真っ向から否定する姿勢は、東洋の我々にも受け入れやすく、賛成したくなる論旨! めちゃくちゃすごいアステカ帝国が、なぜスペインに征服させられたのか、という具体例を持って説明された章が興味深かった。 ただ、物語でもドキュメントでもないので、読みにくさはある(私の読書体力・思考体力の問題)。
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サピエンス全史の一部分を大きくクローズアップして細かく細かく論考していった。新しい知見を得るための人類史ものはこの2種類でいいような気もしてきた。 ヨーロッパがなぜ政治や技術や文化が世界に先駆け寄ることができた かという説明で 上巻 は終わるのだが、特に食物栽培と家畜の飼育につい...
サピエンス全史の一部分を大きくクローズアップして細かく細かく論考していった。新しい知見を得るための人類史ものはこの2種類でいいような気もしてきた。 ヨーロッパがなぜ政治や技術や文化が世界に先駆け寄ることができた かという説明で 上巻 は終わるのだが、特に食物栽培と家畜の飼育について多くのページが割り当てられていて、そのあまりの細かすぎる 考察に若干 辟易してしまう。すぐに下巻に取り掛かるが、 目次を見てるだけでも 上巻よりも バリエーションがあるようで楽しみだ。
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電車の中での読書は、意外に集中出来るもの。 本の中の文章、「歴史は、異なる人びとによって異なる経路をたどったが、それは、人びとにおかれた環境の差異によるものであって、人びとの生物学的な差異によるものではない。 ヨーロッパ人が、家畜との長い親交から免疫を持つようになった病原菌を、と...
電車の中での読書は、意外に集中出来るもの。 本の中の文章、「歴史は、異なる人びとによって異なる経路をたどったが、それは、人びとにおかれた環境の差異によるものであって、人びとの生物学的な差異によるものではない。 ヨーロッパ人が、家畜との長い親交から免疫を持つようになった病原菌を、とんでもない贈り物として、進出地域の先住民に渡したからだったにである。」 銃・病原菌•鉄、このタイトルに全て意味が込められている。下巻も楽しみだ。 26/5/7
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世界史の中では、征服と非征服という観点で国がどのように変化し、世界がどのように変化してきたのかを主に主題としてきた。 本書では、なぜ征服者は原住民を征服できたのかという理由を探るのと同時に、文化の発展の差はなぜ生まれたのかも探って興味深く読めた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
息子の本棚にあった本が面白かったので、じっくり読みたくて電子書籍を購入。さすがのピュリッツァー賞受賞作、グイグイ読み進んでしまう 。刊行からもう四半世紀経っているのに、今なおの説得力。下巻も買おう。
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興味深いと言っていい。 個人的には動物に対する興味が増した。 ただ、この人の旧約聖書を思い起こさせる価値観が、どうしても不愉快で苦痛でした。
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めちゃくちゃ大掴みにこの本をまとめると、以下のQ&Aのような形になる。 Q. なぜ、アフリカ人やネイティブアメリカンではなく、ヨーロッパ人が世界を支配するに至ったのか? A. 銃・病原菌・鉄という武器を持っていたから。 Q. では、なぜヨーロッパ人のみがそれらの武器を手に...
めちゃくちゃ大掴みにこの本をまとめると、以下のQ&Aのような形になる。 Q. なぜ、アフリカ人やネイティブアメリカンではなく、ヨーロッパ人が世界を支配するに至ったのか? A. 銃・病原菌・鉄という武器を持っていたから。 Q. では、なぜヨーロッパ人のみがそれらの武器を手にできたのか? A. ヨーロッパ人が住む環境がたまたま良かったから。 この上巻は、食料生産の地域差がメイン。 「農業のほうが狩猟採集よりも多くの人口を養える→人口が多いから戦いに強い」というロジックで、ヨーロッパ人の世界支配の話に繋がる。 「なぜ農業を早くに始めた地域とそうでない地域があるのか?」という部分の説明に、多くの紙幅が割かれている。ここが、前述のQ&Aにある「環境がたまたま良かった」に相当する。 個人的には、「集住と家畜との共生の結果、農耕民は感染症の免疫を持ち、狩猟採集民はそうではなかった。その結果、農耕民がもたらした病原体は武器よりも多く狩猟採集民を殺戮した」という視点は自分になく、興味深かった。
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人類の歩みを決めたのは「才能」ではなく「環境」だった――。ジャレド・ダイヤモンドの『銃・病原菌・鉄』はその冷徹な事実を突きつける。起源を同じくした人類がなぜ大陸ごとに異なる文明を築いたのか。――答えは地理と気候、そして家畜や作物の差にあった。自然が与えた条件がやがて富と権力の偏り...
人類の歩みを決めたのは「才能」ではなく「環境」だった――。ジャレド・ダイヤモンドの『銃・病原菌・鉄』はその冷徹な事実を突きつける。起源を同じくした人類がなぜ大陸ごとに異なる文明を築いたのか。――答えは地理と気候、そして家畜や作物の差にあった。自然が与えた条件がやがて富と権力の偏りを生み侵略と支配の歴史を導いたのである。だがその洞察は勝者の論理を超えた普遍の問いを残す。私たちは環境に支配される存在なのか、それとも知恵で乗り越えることができるのか。歴史を見つめ直すことで未来への道もまた見えてくる。
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