1,800円以上の注文で送料無料

銃・病原菌・鉄(上巻) の商品レビュー

4.1

241件のお客様レビュー

  1. 5つ

    82

  2. 4つ

    78

  3. 3つ

    39

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2026/04/09

世界史の中では、征服と非征服という観点で国がどのように変化し、世界がどのように変化してきたのかを主に主題としてきた。 本書では、なぜ征服者は原住民を征服できたのかという理由を探るのと同時に、文化の発展の差はなぜ生まれたのかも探って興味深く読めた。

Posted byブクログ

2026/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

息子の本棚にあった本が面白かったので、じっくり読みたくて電子書籍を購入。さすがのピュリッツァー賞受賞作、グイグイ読み進んでしまう 。刊行からもう四半世紀経っているのに、今なおの説得力。下巻も買おう。

Posted byブクログ

2025/11/17

興味深いと言っていい。 個人的には動物に対する興味が増した。 ただ、この人の旧約聖書を思い起こさせる価値観が、どうしても不愉快で苦痛でした。

Posted byブクログ

2025/10/15

めちゃくちゃ大掴みにこの本をまとめると、以下のQ&Aのような形になる。 Q. なぜ、アフリカ人やネイティブアメリカンではなく、ヨーロッパ人が世界を支配するに至ったのか? A. 銃・病原菌・鉄という武器を持っていたから。 Q. では、なぜヨーロッパ人のみがそれらの武器を手に...

めちゃくちゃ大掴みにこの本をまとめると、以下のQ&Aのような形になる。 Q. なぜ、アフリカ人やネイティブアメリカンではなく、ヨーロッパ人が世界を支配するに至ったのか? A. 銃・病原菌・鉄という武器を持っていたから。 Q. では、なぜヨーロッパ人のみがそれらの武器を手にできたのか? A. ヨーロッパ人が住む環境がたまたま良かったから。 この上巻は、食料生産の地域差がメイン。 「農業のほうが狩猟採集よりも多くの人口を養える→人口が多いから戦いに強い」というロジックで、ヨーロッパ人の世界支配の話に繋がる。 「なぜ農業を早くに始めた地域とそうでない地域があるのか?」という部分の説明に、多くの紙幅が割かれている。ここが、前述のQ&Aにある「環境がたまたま良かった」に相当する。 個人的には、「集住と家畜との共生の結果、農耕民は感染症の免疫を持ち、狩猟採集民はそうではなかった。その結果、農耕民がもたらした病原体は武器よりも多く狩猟採集民を殺戮した」という視点は自分になく、興味深かった。

Posted byブクログ

2025/10/14

人類の歩みを決めたのは「才能」ではなく「環境」だった――。ジャレド・ダイヤモンドの『銃・病原菌・鉄』はその冷徹な事実を突きつける。起源を同じくした人類がなぜ大陸ごとに異なる文明を築いたのか。――答えは地理と気候、そして家畜や作物の差にあった。自然が与えた条件がやがて富と権力の偏り...

人類の歩みを決めたのは「才能」ではなく「環境」だった――。ジャレド・ダイヤモンドの『銃・病原菌・鉄』はその冷徹な事実を突きつける。起源を同じくした人類がなぜ大陸ごとに異なる文明を築いたのか。――答えは地理と気候、そして家畜や作物の差にあった。自然が与えた条件がやがて富と権力の偏りを生み侵略と支配の歴史を導いたのである。だがその洞察は勝者の論理を超えた普遍の問いを残す。私たちは環境に支配される存在なのか、それとも知恵で乗り越えることができるのか。歴史を見つめ直すことで未来への道もまた見えてくる。

Posted byブクログ

2025/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館が借りた本。 サピエンス全史のように、人類史の本の上巻。 ヨーロッパはなぜアメリカ大陸に降り立った時に先住民を虐殺でき、植民地にすることができたのか。 それは、銃と病原菌と鉄が原因だった。 ならばなぜ、それらはアメリカ大陸がニューギニアではなく、ユーラシア大陸で生まれたのか。 それを考察していく物語。 植物の伝播の過程は難しい部分もあるが、非常に興味深く読むことが出来た。

Posted byブクログ

2025/07/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文庫 銃・病原菌・鉄 (上)、(下) 1万3000年にわたる人類史の謎 ピュリッツァー賞受賞作。識者が選ぶ朝日新聞“ゼロ年代の50冊”(2000年から2009年の10年間に出版された本)堂々の第1位。 総ページ800頁以上の大作ですが、面白くてすんなりと読み切ってしまいました。 ニューギニアの青年の”何故、欧米人たちは多くの物を作り出して、ニューギニアにもってきたのに、ニューギニアでは何も作り出すことができなかったのか?”という質問に答えることができなかったことから、この本が書かれることになりました。人類一万三千年の歴史をたどりながら、何故西欧人がアジアやアフリカを植民地化出来て、その逆ではなかったのか?何がその差異をもたらしたのか?ということを科学的な知見を元に解き明かしていきます。今までされてきた、人種や民族の優劣という説明では無く、以下の観点から青年の問いに答えていきます。 *栽培化や家畜化の候補となりうる動植物の分布が各大陸や地域で異なっていた *このことが食料生産効率の違いや食料備蓄の違いをもたらした *食料生産能力の向上により、余剰食糧が生まれ、政治や職人など職業の専門化が可能となり、各職業の生産性が飛躍的に向上した *また、余剰食糧により大規模集団化が可能となり、軍事力、政治力、技術力の格差が集団間に生まれた *食料生産能力の向上は同じ気候であれば、広がり易いため、東西に長いユーラシア大陸では広がり易く、南北に長いアメリカ大陸やアフリカ大陸では広がりにくかった *疫病に対しての免疫を大規模集団化した人々は獲得することが可能だったが、そうでない人々は疫病に対しての免疫が無く、外からもたらされた疫病によって大きな打撃を受けた *多くの人口を抱えた集団は、より多くの発明を行うことが出来、技術的な優位性を持つことが出来た *人口が多い地域では集団間の競合も激しく、技術的な発達が早い 最新の炭素年代測定法を元に書き直された人類の年譜を使って丁寧に上記の仮説が説明、解説されていきます。著者は各分野の専門性が限られていることによる正確性の問題を指摘しつつも、膨大な参考文献を元に人類の発達史をスリリングに解き明かして行きます。 この本で最も重要だと思われることは、しばしば他民族の排斥や虐殺の理由とされる人種や民族の優位性は無く、たまたまその人種や民族が暮らしている地域の特性に今の世界が由来しているという点です。著者もエピローグで言っているように、各専門分野の研究により定量的な分析がなされ、この本の仮説が検証・強化されることが期待されます。 未読の方は強くお奨めです。 竹蔵

Posted byブクログ

2025/07/17

●なぜ人間は五つの大陸で異なる発展をとげたのか? その疑問をタイトルにあるように銃・病原菌・鉄という3つのキーワードから解き明かしていく。上巻では、銃器・鉄製の技術と疫病への免疫を発達させる上で前提条件となった食料生産、とりわけ農耕と家畜に焦点を当てて論述を展開している。

Posted byブクログ

2025/06/07

ユーラシア大陸が植物の面でも、動物の面でも、地形の面でもかなり恵まれた土地であることがわかる。人類はアフリカに何百万年といたため、そこに住む動物は人類に対して、警戒心を持つようになっていったが、その他南北アメリカやニューギニアなどでは、動物が警戒心を持つための十分な時間がなく、狩...

ユーラシア大陸が植物の面でも、動物の面でも、地形の面でもかなり恵まれた土地であることがわかる。人類はアフリカに何百万年といたため、そこに住む動物は人類に対して、警戒心を持つようになっていったが、その他南北アメリカやニューギニアなどでは、動物が警戒心を持つための十分な時間がなく、狩尽くされてしまったという話はとても興味深い。それがそのような地域で家畜化できる動物の獲得に至らなかった要因の一つなっていく。 この本が2000年に出されていることに驚かされた。学校で習う際は狩猟採集生活から農耕生活へと、あたかも当然の流れかのように述べられていたが、そんな単純なものではなかった。狩猟採集と農耕が競合し、メリットがよりある方を選んでいるのだと知ることができた。農耕生活だと食糧生産が増えて、人口が増えやすく、さまざまな職業が生まれて、狩猟採集生活をする人々を追い出したりした。 農耕生活でなおかつ定住生活を送る場合、感染症を獲得しやすいことも納得できた。 人間は何千年も前から、遺伝子の知識がなくても、植物や動物を選んできた。 病原菌も生き残るために、症状をやわらげ、より菌を拡大させていくために進化することもあることに驚いた。

Posted byブクログ

2025/05/22

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1925345484442673505?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

Posted byブクログ