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稲盛和夫の実学 の商品レビュー

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251件のお客様レビュー

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2011/07/24

原則を腑に落とすには実務が必要か ○まず心の底からそうしたいと思い込まなければならない ○予算制度ではなく、当座買いの原則 ○時間当たり採算制度

Posted byブクログ

2011/07/19

京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者で現JAL会長の稲盛和夫氏の有名な本です。会計を通じた、経営についての思想・哲学が書かれています。

Posted byブクログ

2011/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「会社経営はトップの経営哲学により決まり、すべての経営判断は『人間として何が正しいか』という原理原則に基づいて行うべきものと確信している。」 上記の言葉を具体的に説明するために、会計学を通して、会社経営のあり方、経営の基本的な考え方を明らかにしている本。 「会計がわからんで経営ができるか」と、もともと技術者で会計とは無縁だった著者が、経営をしっかり行うための会計学を独自に作って行く。 また、ディスクロージャーに関する考え方もお手本となる。 「自社が、投資家にとって健全な財務体質を持ち、かつ大切なお金を安心して投資できる将来性のある企業であることをアピールし、自社の価値を正確に理解してもらう、その結果としての自社の評価、さらには株価を高める。それは、自社だけでなく、多くの投資家にも多大なメリットをもたらすことになる。」 「ディスクロージャーとは、要するに真実伝えるという、当たり前のことである。たとえ『良くない事態』が起きたとしても、勇気を持って社外に対し、ただちに明らかにすることによって、逆に会社に対する信頼は高まって行く。困難に遭遇した時は真正面から立ち向かい、打開策を確実に実行していることを、正直に投資家に対して訴えればよい。」 この本は、すべての企業の経営者に読んでほしいと思う。

Posted byブクログ

2011/06/02

経営者の目から見た会計。 キャッシュフローの流れを大切に、制度がこうだからじゃなくて、なぜそうなのか?をつきつめて考えること、などなど。 バナナのたたき売りを例に設備投資について語っていたのが印象的。

Posted byブクログ

2011/05/27

タイトルに「会計」とありますが、いわゆる簿記の本ではありません。経営に対する「姿勢」というものを学べると思います。

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2011/05/27

会計に的を絞った一冊。 会計学、とは行ってもこまかな計算方法などが出てくるノウハウ本ではなく、会計についての考え方とそれに付随する経営の考え方。 こちらも筋が通った、稲盛氏らしい内容。

Posted byブクログ

2011/09/11

 京セラの稲盛会長の本です。稲盛さんというと、経営を思想の域まで高め、精神論的な言葉を語るカリスマ経営者というイメージですが、実はこの本を読んで、サイエンティストの一面を持っていることに気づきました。それも徹底的なロジカル&クリティカルシンキングの持ち主です。  もともとエン...

 京セラの稲盛会長の本です。稲盛さんというと、経営を思想の域まで高め、精神論的な言葉を語るカリスマ経営者というイメージですが、実はこの本を読んで、サイエンティストの一面を持っていることに気づきました。それも徹底的なロジカル&クリティカルシンキングの持ち主です。  もともとエンジニアだった稲盛さんは現場でものづくりに関わっていたころから、ものごとの本質を見極めようとする思考パターンがあり、それが会計システムや企業経営を経て、社会や人生へと思索の幅が広がっていったのでしょう。  道徳家のような言葉にやや抵抗のある方でも、会計の本質に焦点を当てたこの本は抵抗なく読めると思います。会計的な内容は今では常識となりつつあることですが、会計ビッグバンよりもはるか前に「もたざる経営」や「キャッシュフロー経営」を実践されており、その先見の明と深い洞察力には学ぶべきことが多いです。数式は全く出てきませんが、会計の意味を考えさせられる一冊です。  稲盛さんのレベルまで会計を極めると、決算書を見ただけで伸び悩む収益のうめき声ややせた自己資本の泣き声が聞き取れるとのこと。現在、会計を勉強している方だけでなく、既に経理部門等で働いている方にもこの本は読む価値があると思います。

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2011/05/02

(康弘)稲盛さんの経営哲学⇔会計学への思い入れが伝わる著書である。とかくアメーバ経営が有名だが、一対一対応原則等 物の道理に沿った経営をとても重要視されているだけでなく、ダブルチェックは従業員のため(乱心しないように)とあくまで人のための仕組みとして捉えているところが素晴らしい。...

(康弘)稲盛さんの経営哲学⇔会計学への思い入れが伝わる著書である。とかくアメーバ経営が有名だが、一対一対応原則等 物の道理に沿った経営をとても重要視されているだけでなく、ダブルチェックは従業員のため(乱心しないように)とあくまで人のための仕組みとして捉えているところが素晴らしい。また原価計算制度(アメーバ経営に関連して)は一読しておかないと、下手に標準原価計算ばかりを擁護し、機転の利かない答えをするとえらい目(馬鹿にされる)ので、会計事務所の担当者は一読の価値あると考える。また会計は経理が・・・っという社長にも機会があればすすめてみる価値あり。

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2011/04/30

経営者にとって、会計の重要性を説いた本。 「売り上げを最大に、費用を最小に」 「1対1の原則」 言われてみれば当たり前かも知れないが、いざ経営者の立場に立つと、その原理原則を見失ってしまうのかもしれない。 もう少しアカウンティングに詳しくなってから再度読み直そうと思う。

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2011/04/19

現JALの会長が京セラでの経験をもとに書かれた名著。 ・原則に従った判断 ・一対一の対応で会計を考える(もの、金、伝票) ・筋肉質経営(不良在庫の評価、固定費) ・ダブルチェックで会社と人を守る ・アメーバ経営での採算管理 経営者だけでなく、会計士にとっても役立つ内容でした。...

現JALの会長が京セラでの経験をもとに書かれた名著。 ・原則に従った判断 ・一対一の対応で会計を考える(もの、金、伝票) ・筋肉質経営(不良在庫の評価、固定費) ・ダブルチェックで会社と人を守る ・アメーバ経営での採算管理 経営者だけでなく、会計士にとっても役立つ内容でした。2005年に一度読んだが改めて読み直しました

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