ポケモン・ストーリー の商品レビュー
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■評価 ★★★✬☆ ■感想 ◯ポケモンは田尻智氏から生み出されたのは知っていたが、産みの苦しみ、育てるために必要だった人、タイミング、ピンチと、ビジネスヒューマンドラマが隠されていた。 ◯リアルタイムで小学生として体験していたが、大人たちがどう見ていてどう動いていたのかと言うのが新鮮だった。
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ポケモンのビジネス書。 図書館で借りて読みました。 2000年以前の内容ですが、任天堂の成長過程やポケモンのゲーム開発、アニメ、アメリカ進出など、ポケモンがヒットしていく過程をインタビューを元にしながら書かれています。 ゲームにミュウを入れた話やポリゴン事件の内情など初めて知ることも多く、黄、金、サファイアまで遊んだ身としては面白かったです。 また、ポケモンのキャラクタービジネスの記録でもあり、ゲームやアニメを作る上でいくつもの会社や人が関わってることを知り、勉強になりました。 上下二段の掲載スタイル(上の段が取材に基づく事実、下の段が補足や解説)が、私には読みづらく、かつ500ページ越えの単行本だったので挫折しかけましたが、最後まで読めてよかったです。 開発や販売などに関わる方が、とてもポケモンを大事に育てていることが伝わってきて、2020年の今も人気がある理由がわかった気がします。
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2000年の発売時に買って読んだのだが、その後手放し改めて2018年に古書で購入。 ポケモン研究のネタ本としてでなく、コンテンツビジネスの証言集としても資料価値があるのに加え、今読み返してもドキュメンタリーとして古さを感じない。発売後20年近く経った現在のポケモンの展開についても...
2000年の発売時に買って読んだのだが、その後手放し改めて2018年に古書で購入。 ポケモン研究のネタ本としてでなく、コンテンツビジネスの証言集としても資料価値があるのに加え、今読み返してもドキュメンタリーとして古さを感じない。発売後20年近く経った現在のポケモンの展開についても、「ああ、なるほど」と納得させられるところが多い。 今となっては入手が困難だけど、おすすめの一冊。
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ポケモンというコンテンツをその誕生から当時の発展までビジネス的な視点から考察した超大作。頁数は542。初版刊行は2000年12月でこれはちょうどGBの金銀発売から1年経過時。ポケモンの誕生はゲームフリークが開発したいわゆる「初代」と呼ばれる赤・緑のゲームソフト。そこから派生してカ...
ポケモンというコンテンツをその誕生から当時の発展までビジネス的な視点から考察した超大作。頁数は542。初版刊行は2000年12月でこれはちょうどGBの金銀発売から1年経過時。ポケモンの誕生はゲームフリークが開発したいわゆる「初代」と呼ばれる赤・緑のゲームソフト。そこから派生してカードゲーム、アニメ、映画、ライブショー、そして膨大な関連商品の数々。 ニンテンドー64の発売が間近に迫っていて、ゲームボーイの役目は当時誰もが終わったと考えていたそんなある意味晩年に登場した一本のゲームソフトが、ここまでの社会現象を引き起こし、任天堂の携帯機戦略までも変えてしまうことになるとは、当時は開発者たちさえ考えなかったに違いない。ポケモンがポケモンになれたのは、様々な会社、立場にいる優れた人たちが非常に稀なる偶然、時を共有して、その可能性に気付き大切に育てられたからにほかならない。ゲームソフトとしてのポケモンの開発秘話はもちろんのこと、ゲームフリークという会社の成り立ち、クリーチャーズ、任天堂、小学館、それからアニメ化にあたってはテレビ東京やJR企画など本当に多くの関係者が出てきて、ポケモンという広範なコンテンツがどのような過程で成長していったかが非常によくわかる。 当時、GBソフトのポケモンを夢中になってプレイしていた今はオトナとなった世代にこそ、読んでほしい本。これからもポケモンを好きでいようと改めて思った。
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昔から馴染みのあったポケモンがこんなにも多くの人の手によって作られていたんだなと言う事がはっきりとわかって面白かった。
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小1の頃に始まったアニメを見てゲームをして育ったポケモン世代でもってノスタルジー好きな自分は、読んでいてアニメ化のくだりあたりで泣いた。 ゲームにかける想いもすてき。 ビジネスなんかに興味はなかったけどこれを読んで意識が変わった。 1990年前後生まれでポケモンをプレイしたことの...
小1の頃に始まったアニメを見てゲームをして育ったポケモン世代でもってノスタルジー好きな自分は、読んでいてアニメ化のくだりあたりで泣いた。 ゲームにかける想いもすてき。 ビジネスなんかに興味はなかったけどこれを読んで意識が変わった。 1990年前後生まれでポケモンをプレイしたことのある人・ゲーム好きなんかには、特に読んで欲しい。
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任天堂の歴史/田尻智(サトシ)氏の履歴/ポケモン誕生/「ポリゴン事件」の現場における詳細な状況etcが書かれている資料的にも物質的にも充実している本。
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『ニンテンドーインアメリカ』を読んで触発され、新たに注文してしまった任天堂関連本の一冊。 『ニンテンドーインアメリカ』では、私が小学生の頃に大ヒットし、今も変わらぬ人気を保つポケモンについて少ししか触れられていなかったので、ポケモンについても、誕生から成功に至るあれこれを知りたく...
『ニンテンドーインアメリカ』を読んで触発され、新たに注文してしまった任天堂関連本の一冊。 『ニンテンドーインアメリカ』では、私が小学生の頃に大ヒットし、今も変わらぬ人気を保つポケモンについて少ししか触れられていなかったので、ポケモンについても、誕生から成功に至るあれこれを知りたくなったのだ。 本書は「親子で読めるビジネス書」を謳っているが、表紙から予想するよりも内容はビジネス色が強く、大人が十分に楽しめる本だ。 田尻智氏がどんな少年時代を過ごし、どんな経歴を経てポケモンの着想に至るのかだけでも一読の価値はある。それに加えて、ポケモンというゲーム作品が胎動を始めた時から、集まった仕掛人たちはどのようにポケモンの世界を拡げていったのか、歴史的な規模のビジネスの拡大の裏側を覗くことができる。 本書はビジネス書といえるが、全体的にあたたかい空気が流れている。それは恐らく、ポケモンに関わるスタッフ達は皆、この「永遠の少年の夏の一日」の世界を愛しているからだ。本書を読んでからアニメ第一話を10数年越しに見ると、新鮮な感動があった。 青春時代にポケモンで遊んで大人になった人に、ぜひ読んでほしい一冊。
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2001年までの「ポケモン」の全てが分かる本。その誕生の前史、田尻智の少年時代からポケモンの世界進出までのサクセスストーリーの陰には、欠かせない才人達との奇跡的な出会いや奮闘が幾つも刻まれていた! ゲーム、アニメやキャラクターのビジネス的な側面も詳しく書かれており、読み物としても...
2001年までの「ポケモン」の全てが分かる本。その誕生の前史、田尻智の少年時代からポケモンの世界進出までのサクセスストーリーの陰には、欠かせない才人達との奇跡的な出会いや奮闘が幾つも刻まれていた! ゲーム、アニメやキャラクターのビジネス的な側面も詳しく書かれており、読み物としても楽しめる。
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ポケモンの本。 ゲームの開発からアニメのあの事件(ポケモンショック)発生・解決……海外進出についても。 あの事件の話を制作者側で見られます。 文庫版が上下巻でも出ています。
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