日本語の磨きかた の商品レビュー
日本語の文章の読み方、書き方、話し方などを、著者自身の経験を振り返りながら論じた本です。 言葉に対してつねに意識を研ぎ澄ませていることの大切さが語られており、こうした日々の努力の積み重ねによって、ユーモアと気品を兼ね備えた著者の文章が作られてきたのかと、感心して読みました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
林望氏の著書は初めて読む。端正な日本語。少し難しい表現もある。 本書での「日本語論」は第一部で表現するときの自覚、つまり書くときの作法や心掛けを示し、第二部では話し言葉のインテリジェンスについてその喪失を嘆いている。第三部がいよいよ本題であり、日本語を以下に磨くかを語る。古文を読むこと。しかも音読がいい。日本の教育が切り捨ててきた古文にこそ、語彙の豊かさや歴史、教養を深める要素が数多くある。まずは「徒然草」から、読んでみるかな。
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私にとってよかったのは 日本語を磨くには古文を読みなさい という部分 具体的には まずは『徒然草』から、『方丈記』もいい 『平家物語』声に出して 一寸法師、浦島太郎、ものぐさ太郎など御伽草子 御伽草子でおはなしに慣れたら『竹取物語』 『万葉集』の前に『古今集』 『古今集』さ...
私にとってよかったのは 日本語を磨くには古文を読みなさい という部分 具体的には まずは『徒然草』から、『方丈記』もいい 『平家物語』声に出して 一寸法師、浦島太郎、ものぐさ太郎など御伽草子 御伽草子でおはなしに慣れたら『竹取物語』 『万葉集』の前に『古今集』 『古今集』さえ読めば八代集はみんな大丈夫 でも『新古今集』を・・・・・と
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(相対的感想五段階評価) 明 @・・・・ 暗 衝撃・・・@・平凡 一過@・・・・永年(読んだときの気持ちの燃費) 論理・・@・・稚拙 題名 2 最近は新書がベストセラーになって、ソフトな内容のものがうけている。この本も他聞に漏れず軽い内容だった。すぐに読める。 科学的に根拠があ...
(相対的感想五段階評価) 明 @・・・・ 暗 衝撃・・・@・平凡 一過@・・・・永年(読んだときの気持ちの燃費) 論理・・@・・稚拙 題名 2 最近は新書がベストセラーになって、ソフトな内容のものがうけている。この本も他聞に漏れず軽い内容だった。すぐに読める。 科学的に根拠があるもの、というよりも、感覚的に、異を唱えるという感じ。 りんぼうと呼ばれる彼ですが、文章から人柄がにじみ出ています。親しみやすいです。反面礼儀には厳しそうで、言葉遣いがみだれていようともきっちりお礼や謝罪ができる人としかつきあわない、といった雰囲気の人かなぁと思いました。 新書というのは、その程度の本です。人柄の一部(それもよいところだけを見せようとしたいびつな形)とちょっとした意見が読める。それだけのものだ、とぼくは思いました。 これは近年とくに顕著です。
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著者の旅行記などを読むのは好きですし、質の高い文章を書く方なのは知っているのですが、この本はちょっと辛口で何だかなあという印象のほうが強いです。 タイトルから日本語の学習本を期待するとダメージを受けます。「センスの無いやつはどう頑張っても良い文章は書けない」といった、上から目線で...
著者の旅行記などを読むのは好きですし、質の高い文章を書く方なのは知っているのですが、この本はちょっと辛口で何だかなあという印象のほうが強いです。 タイトルから日本語の学習本を期待するとダメージを受けます。「センスの無いやつはどう頑張っても良い文章は書けない」といった、上から目線でバッサリと斬られるので、「日本語の磨き方」というタイトルに期待してお金出して購入した読者には、「そんな身も蓋も無いことを言われてもなあ。。。」と、思ってしまうわけで。 タイトルを忘れて、純粋に著者の主張や思考を楽しむか、スパルタ式教育本として読めば、十分に役立つ本だと思います。
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高校生への日本語指導の一環として読み始めてみたのだが、 内容は期待していたものとは全く異なり、 そういう意味では残念。 しかし日本語を語った本としては大変面白い。 最近はアイキャッチャーなタイトルだけで中身のない本が氾濫しているが (で、何故か高評価を受けていたりする。 出版...
高校生への日本語指導の一環として読み始めてみたのだが、 内容は期待していたものとは全く異なり、 そういう意味では残念。 しかし日本語を語った本としては大変面白い。 最近はアイキャッチャーなタイトルだけで中身のない本が氾濫しているが (で、何故か高評価を受けていたりする。 出版社が読者を舐めるのも仕方がないのかも)、 これはちゃんとした中身・主張ありきの本で良かった。 多少小言臭く感じる部分もあったけれども、 多分それは若い人から見た私もそうなんだろうな、と思う。 人はそれぞれ自分の意見があって然るべきだと思うので 世代や価値観の違いからくる意見の違いも謙虚に勉強として読んだ。 まあだいたいにおいて同じ意見なんですけどね。 機会があったら作者林望氏の他の本も読んでみたい。
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リンボウ先生の柔らかな毒舌が本書でも炸裂! (☆゜-^)┬┬‐ :・・・・・・ ダダダダ 相も変わらずの教養の深さにはただただ敬服するしかありませんが、日本語を考える(使う)上で非常に参考になりました。 この読み易さは…恐るべし(◎_◎;)
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鋭い指摘。メディアではあまり聞けない、ことば教育に対する独自の考え。 宇多田ヒカルに対する見解、そして英語の早期学習への批判は共感できた。 古典がいかに現代文以上にためになるかを説いていたのには目から鱗だった。具体的な古文を読む指示もあって、実践してみようという気になる。 ...
鋭い指摘。メディアではあまり聞けない、ことば教育に対する独自の考え。 宇多田ヒカルに対する見解、そして英語の早期学習への批判は共感できた。 古典がいかに現代文以上にためになるかを説いていたのには目から鱗だった。具体的な古文を読む指示もあって、実践してみようという気になる。 現状の国語教育に対する怒り、不満、憂い。しっかりとした哲学を持った著者で、会ってみたいと思った。
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書く言葉だけでなく、喋る言葉も含めてきれいな日本語で表現するために何に気をつければいいか、ということを考えさせてくれる作品。ただ、真似しようにも少々ハードルが高い。
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