1,800円以上の注文で送料無料

日暮れ竹河岸 の商品レビュー

3.5

24件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2018/02/13

読み返すたびに味わいが増す短編集。藤沢さんには失礼な表現かもだが、ずっと噛んでいたいガムみたいな短編集。

Posted byブクログ

2016/12/07

内容(「BOOK」データベースより) 江戸の十二カ月を鮮やかに切りとった十二の掌篇と広重の「名所江戸百景」を舞台とした七つの短篇。それぞれに作者秘愛の浮世絵から発想を得て、つむぎだされた短篇名品集である。市井のひとびとの、陰翳ゆたかな人生絵図を掌の小品に仕上げた極上品、全十九篇...

内容(「BOOK」データベースより) 江戸の十二カ月を鮮やかに切りとった十二の掌篇と広重の「名所江戸百景」を舞台とした七つの短篇。それぞれに作者秘愛の浮世絵から発想を得て、つむぎだされた短篇名品集である。市井のひとびとの、陰翳ゆたかな人生絵図を掌の小品に仕上げた極上品、全十九篇を収録。これが作者生前最後の作品集となった。

Posted byブクログ

2016/05/06

江戸おんな絵姿十二景 夜の雪 うぐいす おぼろ月 つばめ 梅雨の傘 朝顔 晩夏の光 十三夜 明烏 枯野 年の市 三日の暮色 広重「名所江戸百景」より 日暮れ竹河岸 飛鳥山 雪の比丘尼橋 大はし夕立ち少女 猿岩町月あかり 桐畑に雨のふる日 ...

江戸おんな絵姿十二景 夜の雪 うぐいす おぼろ月 つばめ 梅雨の傘 朝顔 晩夏の光 十三夜 明烏 枯野 年の市 三日の暮色 広重「名所江戸百景」より 日暮れ竹河岸 飛鳥山 雪の比丘尼橋 大はし夕立ち少女 猿岩町月あかり 桐畑に雨のふる日 品川洲崎の男 市井のひとびとの、陰翳ゆたかな人生絵図を掌の小品に仕上げた極上品、全十九篇を収録。これが作者生前最後の作品集となった。

Posted byブクログ

2014/10/04

掌編集。 細切れの生活の時間のあいだで読める、文字中毒者に最適の本。濃厚な物語ではないが、まさに日常・人生を垣間見る視点のように読むことが出来る。

Posted byブクログ

2013/02/05

予想以上の短篇でした。 江戸の市井の人の様子や情景がすごく思い浮かべられて、昔も人生色々だなぁー。と改めて感じた一冊。

Posted byブクログ

2012/09/03

女性を中心に描かれた掌編19編。一話が短いながらも、人々の動きや人間関係が深く描かれていて心に染み入ります。ほとんどの作品は女性の目線で書かれていてちょっと新鮮。お気に入りは「大はし夕立ち少女」。さよと「男」のさりげない空気が良いんです。

Posted byブクログ

2012/08/28

一話が「えっ?」というくらい短い。 と思ったら、浮世絵をもとに書かれた小説のようです。 それぞれもとになった絵が併せて見れたらよかった。 眠る前に少しづつ読むのにいいかも。 江戸時代の人間になった夢見そうだけど。

Posted byブクログ

2012/08/20

掌編と短編が詰まった本。 掌編の方に対応した絵が見たいと思った。 現実的だけど、なんだか読後感がいい。

Posted byブクログ

2012/10/09

明烏、日暮れ竹河岸、飛鳥山を読みました。 時代ものは難しそうって敬遠してたけど、藤沢周平は意外と読みやすくて好きなかんじでした。

Posted byブクログ

2012/03/03

図書館行事「おとなの朗読会」での演目にあるので、読んでみた。江戸人情を描く短編小説集。長屋に住む夫婦の話、主人に先立たれお店を仕切るおかみさんのはなし、妾にうつつをぬかす旦那に愛想をつかすお内儀の話など。かわいい恋物語もあり。朗読する「明烏」は、通いつめてきた好きな男が、自分のも...

図書館行事「おとなの朗読会」での演目にあるので、読んでみた。江戸人情を描く短編小説集。長屋に住む夫婦の話、主人に先立たれお店を仕切るおかみさんのはなし、妾にうつつをぬかす旦那に愛想をつかすお内儀の話など。かわいい恋物語もあり。朗読する「明烏」は、通いつめてきた好きな男が、自分のもとから去っていく花魁播磨の話。よかったのは「朝顔」「十三夜」「桐畑の雨のふる日」など。

Posted byブクログ