図説 プロイセンの歴史 の商品レビュー
以前からプロイセンという国に興味があった。そして本書は、その興味を満たしてくれるだけの情報を提供してくれたし、おおむね満足。古典期プロイセンの、ほぼスパルタ的な軍事バカっぷりは、なるほど多くの男の子の憧れになったのも納得できた。これが結局、現代のドイツ人の精神性に繋がってもいるの...
以前からプロイセンという国に興味があった。そして本書は、その興味を満たしてくれるだけの情報を提供してくれたし、おおむね満足。古典期プロイセンの、ほぼスパルタ的な軍事バカっぷりは、なるほど多くの男の子の憧れになったのも納得できた。これが結局、現代のドイツ人の精神性に繋がってもいるのだろう。
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ユニークな観点に貫かれたプロイセン史だ。個人的に、欧州の歴史家がモノを書くと、新奇な視点を提供する読み物風になるような印象を受けるが、まさにそういう本。例によって語り口もエスプリが効いている。
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プロイセンとは何か?なぜドイツの名の下に様々な場面において消されてしまったか?悪とされたか? これらすべての疑問を晴らすことが出来る大作。プロイセンを知るには、この本無しでは不可能かもしれない。そう感じさせる。 かつての「東のエデン」。世界が冷静になるには、かの国を見直す必要があ...
プロイセンとは何か?なぜドイツの名の下に様々な場面において消されてしまったか?悪とされたか? これらすべての疑問を晴らすことが出来る大作。プロイセンを知るには、この本無しでは不可能かもしれない。そう感じさせる。 かつての「東のエデン」。世界が冷静になるには、かの国を見直す必要があるかも知れない。
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プロイセンの歴史を通して学びたい人にオススメ。 素晴らしかった。 ◆ (再読了日:2019年11月26日) ドイツ騎士修道会の時代から、プロイセン公国、プロイセン王国の誕生、そしてプロイセン首相ビスマルクが導いたドイツ統一、そのドイツ帝国創設によって引き起こされたプロイセン解...
プロイセンの歴史を通して学びたい人にオススメ。 素晴らしかった。 ◆ (再読了日:2019年11月26日) ドイツ騎士修道会の時代から、プロイセン公国、プロイセン王国の誕生、そしてプロイセン首相ビスマルクが導いたドイツ統一、そのドイツ帝国創設によって引き起こされたプロイセン解消までの歴史が描かれた一冊。 地図とホーエンツォレルン家の略系図を片手に読み進めました。 この本を読むのは恐らく三度目ですが、忘れていることが多く、今回は以前よりじっくり調べながら読むことができました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今まで読んだ中で一番素晴らしい歴史書。 内容の深さや読みやすさが素晴らしい。翻訳が良い。 プロイセンについて学びたいと思ったらこの本から入って欲しい。
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がっつり専門書、というほど取っ付きにくくなく、面白く読めた。 粗野な野生国家とかカッコよすぎだろ…。
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近代の日本に様々な影響を与えたプロイセン。複雑な歴史を辿ったプロイセンの通史が本書です。 プロイセンの誕生から消滅までを絵図を多用して描いており、実に分かりやすいです。 ネックは値段だけですね…
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プロイセンのドイツ騎士団時代からの通史を知りたい時には良い本。分厚いが、図表が多く1頁の文字数も多くないので、読みやすいと思う。プロイセンとドイツ統一の関係についての部分が一番面白かった。
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きっかけはヘタリア。プロイセン好きすぎる。 なんともドラマティックな文章で、固い歴史書を想像して本を開いた身としてはいい意味で面食らった。序文だけでごはん5杯いけるかと思った程でした。 この本自体がプロイセンを擬人化してない?(笑 生まれるべくして生まれ、強くなるべくして強くな...
きっかけはヘタリア。プロイセン好きすぎる。 なんともドラマティックな文章で、固い歴史書を想像して本を開いた身としてはいい意味で面食らった。序文だけでごはん5杯いけるかと思った程でした。 この本自体がプロイセンを擬人化してない?(笑 生まれるべくして生まれ、強くなるべくして強くなり、滅ぶべくして滅びた国家なのだと丸め込まれる感じ。 あやふやだったドイツ周辺の歴史に、異様に詳しくなれた気がする。
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丁度1年前に書店で見つけて、丸1日買おうかどうか迷った挙句に購入。うおおおお値段五千円弱はお財布に痛かった;;;まぁ、専門書の類はお値段的にこんなもんなので仕方ないですけどね。 もともと、小学生の頃から歴史漫画が大好きで日本史・世界史問わず読みまくっててプロイセンの名は近代史...
丁度1年前に書店で見つけて、丸1日買おうかどうか迷った挙句に購入。うおおおお値段五千円弱はお財布に痛かった;;;まぁ、専門書の類はお値段的にこんなもんなので仕方ないですけどね。 もともと、小学生の頃から歴史漫画が大好きで日本史・世界史問わず読みまくっててプロイセンの名は近代史でも登場してたので彼の鉄血宰相とかフリードリヒ2世は知ってはいたのですが、いつのまにか歴史の流れからプロイセンの名は消え、ドイツに変わっていた事が子供ながらに不思議に感じてました。滅ぼされたとか言う記述は無かったけどなぁと思いつつ、現在に至ったのですが、この本を読んでその希有な消滅過程に驚きました。 国が無くなると云うのは大体、侵略や内乱でガタついた挙句に崩壊していくのが大半なんですがプロイセンはドイツに『吸収』されていったんですね。しかもドイツ成立当初は初代皇帝のプロイセン国王が帝位につく事を拒んだり、鉄血宰相はドイツ国民である事よりもプロイセン国民としての形に拘っていたようですし、どんだけ愛されてんだよプロイセン!! 歴史そのものは浅い国でありながら厳格な軍事国家の顔と、宗教の自由を許した理性国家の顔を持ち当時の国々とは一線を画した非常にリベラルな国、プロイセン。しかし、ゲルマン民族統一と歴史の流れによって自ら王国消失を押し進めたその一連の過程は非常にドラマチックですね。できればこれを実写で見てみたい。個人的にフリードリヒ2世の辺りを特に(こないだのNHKの特集は良かった〜v)。 ぎゃあぎゃあと読みながら一人盛り上がりまくってました。気になるところに付箋つけてたらもの凄い事になっててワロタW
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