自己評価の心理学 の商品レビュー
心理学初心者にもわかりやすい言葉で説明されていて、とても分厚い本だったけどスラスラ読めた。 元々は副題と同じように、なんであの人は自分に自信があるんだろう?どういう思考回路なんだろう?と疑問に思い、この本に出逢ったから、読んでいくにつれ、ほぅほぅ…自信のあるあの人たちはこういう...
心理学初心者にもわかりやすい言葉で説明されていて、とても分厚い本だったけどスラスラ読めた。 元々は副題と同じように、なんであの人は自分に自信があるんだろう?どういう思考回路なんだろう?と疑問に思い、この本に出逢ったから、読んでいくにつれ、ほぅほぅ…自信のあるあの人たちはこういう風に考えてるのかぁとすごく勉強になった。 それと共に、認知行動療法で自信がない人への対処法も教えてくれているし、読みながらも自信をつけさせてくれる言葉が多く、本当に読んで良かったと思う。 これをきっかけにこの作者の他の本もよんでみようと思う。
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「自分に自信がない」「行動できない」と悩む多くの人におすすめ。 抽象的な自己啓発書とは異なり、精神医学の面から「前向きになる」ための具体的なアプローチが記された良書。 「自己評価とは何か」「自己評価の形成と影響」「自己評価の改善方法」の三部構成で自己評価が考え方と行動の全てに影...
「自分に自信がない」「行動できない」と悩む多くの人におすすめ。 抽象的な自己啓発書とは異なり、精神医学の面から「前向きになる」ための具体的なアプローチが記された良書。 「自己評価とは何か」「自己評価の形成と影響」「自己評価の改善方法」の三部構成で自己評価が考え方と行動の全てに影響しているということが理解できる。 個人的に重要と思った一文。 「自己評価が低いと行動ができない。しかし、 行動しなければ何も起こらない。そして、何も起こらなければ自己評価は改善されようがない。したがって、自己評価を改善するにはまず行動を起こすことが必要。行動を起こして、その結果をうまく受け止める、これが大切。 というのも、自己評価と言うのは行動を出発点としているものだから。」 実際に行動起こすには気力がいるが、そのためのステップも記されているので、ページ数は多いがセラピーを受けるつもりでじっくり読めば、自己評価を改善するための一助となるに違いない。
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世の中には1.自己評価の高くて安定してる人、2.高くて不安定な人、3.低くて不安定な人、4.低く安定してる人の4つに分類されるそうだ。一般には2と3が圧倒的に多数だろう。 それに、自己評価が単純に高ければいいという問題でもない。 高くて、非常に安定している状態が理想かもしれないが...
世の中には1.自己評価の高くて安定してる人、2.高くて不安定な人、3.低くて不安定な人、4.低く安定してる人の4つに分類されるそうだ。一般には2と3が圧倒的に多数だろう。 それに、自己評価が単純に高ければいいという問題でもない。 高くて、非常に安定している状態が理想かもしれないが、それは何事にも動じず、常に冷静、前向きな考えを持っているということか。 本の内容はフランス人が書いた内容にしてはわかりやすいものであった。訳者の力量もあってのことだろう。
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自己評価の心理学―なぜあの人は自分に自信があるのか。クリストフアンドレ先生の著書。自己評価が高くて自信がある人のほうが、自己評価が低くて自信がない人よりも、社会生活でも人間関係でも成功することが多い。そして自己評価は安定していることが何より大切。自己評価や自信、自己肯定感を子供の...
自己評価の心理学―なぜあの人は自分に自信があるのか。クリストフアンドレ先生の著書。自己評価が高くて自信がある人のほうが、自己評価が低くて自信がない人よりも、社会生活でも人間関係でも成功することが多い。そして自己評価は安定していることが何より大切。自己評価や自信、自己肯定感を子供の時から身につけることの重要性を学べます。
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こういう人いるよね、という物語ばかり紹介され、それに対する分析は深くない印象。 他の本に書いてあるようなフレームワークは引用されているが筆者独自の見解というのは見られなかったのではないか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
過去の読書メモを見ると8年前に読んだ本だが、子育て、夫婦という視点から読み直したいと思い、手に取った。 子供にとって、両親からの愛情は基本で必須。プラス将来的には自己評価は社会の中(両親、先生、友達、クラスメート)などからも補強されていくので、教育で社会の中で高い自己評価を持てるようにしていく必要がある。 愛情(子供の人格に対して)=無条件のサポート、教育(子供の行動に対して)=条件付きサポートとして考える。子供の人格に対しては無条件にサポート、行動に対しては条件付きでサポートする。 という説明はなるほどなーと。 子供に対して、家族に対して、愛情と教育をうまく使い分けていけるだろうか?どういった言動が適切なものとなるのだろうか?人格を傷つけず、何かを叱ることがうまくできるのだろうか?こういった点はもっと学んでいきたいなと。子供や家族だけではなく、すべての人間関係でもいきてくるものだと思う。
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人の行動様式などにも影響を与える自己評価について、その高低だけでなく安定度という基準も交えたうえで、高めるための考え方やアドバイスが解説されている。 何より大切だと感じたのは、自己評価を高めるために成功を求めていきなりハードルの高い挑戦をするのではなく、まずは確実に行動に移すこ...
人の行動様式などにも影響を与える自己評価について、その高低だけでなく安定度という基準も交えたうえで、高めるための考え方やアドバイスが解説されている。 何より大切だと感じたのは、自己評価を高めるために成功を求めていきなりハードルの高い挑戦をするのではなく、まずは確実に行動に移すことができて、かつ自分の気分を高めてくれるような物事に取り組むこと。 その少し高まった自分の気分が、「次はあれにチャレンジしてみよう」という次のステップに繋がるということ。 本書を読めば自己評価が高まるということはない。本書によって得られた知識・情報を自分自身が自分自身の生活に落とし込んでいくことが、徐々に自己評価を高めていく近道だと感じられた。
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借りたもの。 ポジティブに生きる事、ありのままを生きる事――そのために必要な自己評価について、健全で肯定的な自己評価の必要性と、その理由を、クライアントの事例から丁寧に解説してゆく本。 これを読んでいると、最近はやりの「引き寄せの法則」などの自己啓発本の根底にあるものは自己肯定感...
借りたもの。 ポジティブに生きる事、ありのままを生きる事――そのために必要な自己評価について、健全で肯定的な自己評価の必要性と、その理由を、クライアントの事例から丁寧に解説してゆく本。 これを読んでいると、最近はやりの「引き寄せの法則」などの自己啓発本の根底にあるものは自己肯定感で、それに起因する行動によって夢の実現等、「引き寄せ」ているのだと思った。 また、自己愛性人格障害、コミュ障然り、その根底には自己肯定感が関わっていると思う。 それらは親と子の関係から始まり、人間関係――ひいては人類の抱える大きな悩みの根幹となっているものではないだろうか。 その先駆となったのはアドラー心理学だろう。「すべての悩みは対人関係の悩みである」とあるように。 自己肯定感を培うには、養育者からの“無償の愛情”であることを、前半で語り、中程では自己肯定感の”バランス”の重要性、そして偏りに伴う傾向の分析などが語られる。 やはり、親の影響というのは大きい……(「親が悪い」と言っているのではない。理由が分かったから、克服するのが命題だから) 後半では、自己肯定感が乏しいクライアントが、いかにして回復していったか、様々な治療法の検討と、クライアントからの手紙という形で、何がきっかけで回復したかを端的に表している。(もちろんこれは一例に過ぎず、全ての人がこのように回復するわけではない) しかし、セラピストに関わるならば、どういう人が良いセラピストなのか、どの様な点に気を付けるべきか、ひとつの指標となると思った。 この本は2000年に出版されたもののようだが、今、日本でもてはやされている心理学の考え方は、10年以上前に海外では語られていたと思うと…… 日本はまだまだ浸透していないのだろうか?
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自己評価の高い人、低い人。 高い人に利点は多い。 低い人に利点は少ない。 自己評価をあげる方法は小さな成功を繰り返し、自信をつけるのみ。 その方法についても書いてあればよかったなー。 でも、個人的には自己評価の高い人が苦手。 2015.10.29 信濃町
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読書時間 7時間10分(読書日数 23日) 精神科医の筆者による「自己評価」のメカニズムと、その改善方法について書かれた本。これを読むことによって「自己評価とは何か」について考えることができ、改善できる方法について学ぶ事が出来る。 自己評価が低いからダメとか、高いからいいので...
読書時間 7時間10分(読書日数 23日) 精神科医の筆者による「自己評価」のメカニズムと、その改善方法について書かれた本。これを読むことによって「自己評価とは何か」について考えることができ、改善できる方法について学ぶ事が出来る。 自己評価が低いからダメとか、高いからいいのではなく「安定していない」と、よろしくないということのようである。自分に置き換えてみると、自己評価は低い方である(途中や巻末についていた「自己評価チェックシート」で評価した結果)が、それなりに精神が安定していると、前向きに物事が取り組めているのだが、一つ失敗したり他人から批判などをされると、不安定になり失敗が続いていってしまうのである。 これに対しての改善方法なども本著では書かれているが、幼少期に両親が自分に対しての接し方からくるものだと分かったような気がする。 ただ、それはそれで仕方がないと思うし今更それをあげたところでどうしようもない。 それよりも、これからの自分の行動や態度をどう変えていくか。そのことで「自己評価」が高めに、そして何より「安定させられるか」ということを意識しながら行動を徐々に変えていけるようにしたいと思う。
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