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停電の夜に の商品レビュー

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85件のお客様レビュー

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2009/10/04

ジュンパラリヒさん! この人すごく有名な気がする。 あたしも本は読んだことはないけど 名前を聞いたことがある時期が長かった。 生まれがインド?なのかそっちのほうで 自分が過ごしてきたことが現れているみたい。 2回目なんだけどまた良かったな* 定番だけど「停電の夜に」と「医師...

ジュンパラリヒさん! この人すごく有名な気がする。 あたしも本は読んだことはないけど 名前を聞いたことがある時期が長かった。 生まれがインド?なのかそっちのほうで 自分が過ごしてきたことが現れているみたい。 2回目なんだけどまた良かったな* 定番だけど「停電の夜に」と「医師の通訳」が特に。 ちょっと寂しいような雰囲気が全体にわたって 漂ってる、そんな1冊。

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2009/10/04

Interpreter of Maladiesという題名がなぜ「停電の夜に」になったのかが分からない。インドの名前や、文化等で読みづらいところはあったが、おもしろいというか、質が高いというか、うまいというか、着眼点にセンスがあるというか、”おぉ!”っと思わされる。「人魚とビスケッ...

Interpreter of Maladiesという題名がなぜ「停電の夜に」になったのかが分からない。インドの名前や、文化等で読みづらいところはあったが、おもしろいというか、質が高いというか、うまいというか、着眼点にセンスがあるというか、”おぉ!”っと思わされる。「人魚とビスケット」のように、すご〜い、と拍手をしたい位の本。停電の夜にの話が一番好き。現実に実際起こっていることをオシャレにセンスよく表現しているかのような小説。ひとつひとつに大きなドラマやハッピーエンドがあるわけじゃない。物語はそこで終わりだけど、ずっと続いていく気配がする。すごくいい。

Posted byブクログ

2009/10/04

1頁1頁読み終わるのがもったいない。 異国に住むそのまた異国人のお話なのに、不思議と寄り添える。 淡々として深い。 この本の感触、紙の手触り、しみじみと読書のよろこびが味わえる。

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2009/10/04

大人の物語だと思う。 この本の中には、未完成で、バランスが悪いのに、どこか成熟した人間たちがいる。 変な人たちばかりだ。 それなのに、心がなぐ。

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2009/10/07

最初は図書館で借りて読んだのですが、強烈な印象を刻まれてしまい、どうしても本棚に置いておきたいと思って買いました。短編集ですから、気分に合うページを時々めくっては読み返します。とにかく、才能のある人なのだろうと思います。関係ないけど、ジュンバ・ラヒリって、美人なのよねー。

Posted byブクログ

2009/10/17

2008.02.10. インド系アメリカ人(と認識していいのかな)作家の短編集。インド人の出てくる小説って、ほとんど初体験。アメリカの、インド人がほとんどなんだど新鮮。表題作が、とても好きな感じ。乾いているのに、スパイシーな香りがしそうなのは表紙のせいだろうか。

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2011/07/15

インド人の両親を持ちロンドン生まれアメリカ育ちの女性作家の短編集。良かった! 新人にしてピュリツァー賞を取ったり他にも色んな賞を取っていて、読む前はちょっと構えてしまってたんだけど。というのは、最近物々しい「受賞作」でわたし的には大外れってのが多かったもんで; でもこれは額面通り...

インド人の両親を持ちロンドン生まれアメリカ育ちの女性作家の短編集。良かった! 新人にしてピュリツァー賞を取ったり他にも色んな賞を取っていて、読む前はちょっと構えてしまってたんだけど。というのは、最近物々しい「受賞作」でわたし的には大外れってのが多かったもんで; でもこれは額面通りに良かったなぁ。単調な日常を淡々と描写する、というどっちかというとわたしの苦手なストーリー立てなんだけど、文章の肌触りがなんとはなしに気持ちよくて、ちょっとほろ苦くて、、訳文でなくて原著が読めたらもっといいんだろなぁ、と久し振りに思いました。余韻。。。

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2009/10/07

ロウソクの灯されたキッチンで、停電の夜ごと、秘密を打ち明けあう若い夫婦。 故国に残した7人の娘を案ずる植物学者をとおして、はるかに遠い人を思う 気持ちを知った少女。病院での通訳を本業とするタクシー運転手のささやかな 「意訳」。 ―ボストンとカルカッタ。海をへだてた二都を舞台...

ロウソクの灯されたキッチンで、停電の夜ごと、秘密を打ち明けあう若い夫婦。 故国に残した7人の娘を案ずる植物学者をとおして、はるかに遠い人を思う 気持ちを知った少女。病院での通訳を本業とするタクシー運転手のささやかな 「意訳」。 ―ボストンとカルカッタ。海をへだてた二都を舞台に、コミカルで せつない日常のドラマを描きだす。きわめて繊細な文体と名人級のストーリー テリング。鮮烈なデビューを果たしたインド系女性作家の第一短編集。

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2009/10/04

話は、淡々と進んでいく印象。幸福と不幸が裏表の関係として描かれており、哀愁を感じた。「セン婦人の家」と「三度目で最後の大陸」がお気に入り。

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2009/10/04

インドの人々をやさしくあたたかくコミカルに描いた、 不思議な魅力のある短編集。 洋書も購入。さっそく読んでいるところです。

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