風の万里 黎明の空(上) の商品レビュー

小野不由美(著者)

2010/07/05

これまたおもろ！
陽子再登場で何だか嬉しい。
かっこよくなってていいですね〜。
くよくよ組が二人登場。
段々変っていく様が心地よいです。
下巻へ続く！！！！！

2009/10/04

三人娘たちの心情は、それぞれ極端だと見せかけて、実はちょこっとずつみんな持っている。それぞれが自分の境遇に悲観的になったり憤りを感じたり、井の中の蛙状態で「自分だけが」と狭い世界に篭っている。だけどそれぞれがそんなに視野を狭くするようになる過程を読むと、それはそれでしょうがないというか、ありえなくはないと思うから、次第に心と折り合いをつけていく様は、なんというか、安心しました。

2011/12/26

【十二国記シリーズ】
下巻ラスト100ページぐらいが物凄く小気味良い。
一言で言えば、ファンタジー版水戸黄門。何度読んでも好き。

2009/10/04

何年ぶりかの東京出張。新幹線がどれほど楽しみだったか♪
当然2冊ひっさげて、超ご機嫌で読んできました♪♪
女の子二人とケイ王陽子、10代の女の子たちの成長の物語。
普通におもしろかった。号泣は不要（笑）

2009/10/04

十二国記シリーズ 第４作

１作目の主人公　陽子の成長振りが著しい。

そして、鈴のように「自分だけがなぜこんなに不幸？？！！」ってタイプはたま〜にいるので、そういう人には清秀の言葉を読ませてあげたい。

それにしてもこのシリーズのストーリーの壮大さと構成力には　ただただ敬服

2010/02/07

景王となったものの自分の不甲斐無さに悩む陽子。反乱で芳国公主の座を奪われた挙句、惨めな生活を強いられ、それを受け入れられない祥瓊。蓬莱から流され右も左も分からず、この世で自分が一番不幸だと思い込む鈴。今回はこの三人の少女たちが主人公の物語。

それぞれ三者三様の悩みを抱えているのですが、国を豊かにし立派な王になろうと自ら一歩を踏み出す陽子はさすがと言ったところ。それに比べて祥瓊と鈴には読んでいてイライラ…。でも、恥ずかしながら自分にだって多かれ少なかれ、彼女たちのような気持ちになる時があるな、と思いました。誰よりも自分が一番不幸だと思い込むこと。自分の苦しみを関係の無い誰かにぶつけ、憎しみ嫉むこと…。

けれど物語後半、祥瓊は楽俊と、鈴は清秀と出会ったことによって少しずつ成長していきます。楽俊は相変わらず良いことを言いますね。もう大好きなキャラです。清秀も子供なのにすごい。彼らの言葉に思わずハッとさせられる箇所が多々ありました。

2009/10/04

浅野や杉本はアニメのオリジナルであったのだと初めて知った。原作を読んでより作品の世界が理解できた。やはり面白い。また、アニメも本当に原作の世界観をよく表現しているなぁと、改めて感心。

2009/10/04

内容の濃さ、展開の面白さは一番です。

これには、主人公が三人います。
それぞれが違う人生を生きていて、あるところで交差する。
交差するまでの各キャラクターの心情の変化が、とても興味深いです。

たとえていうなら、、、「水戸黄門」です。

最後の、主人公の一人が言うせりふは、言葉で言い表せないくらい感動します。
ということで、星５つ。

2009/10/04

陽子編の続編。
王とは名ばかりの陽子・海客の自分を哀れむだけの鈴・仙籍を剥奪され貧しい暮らしを嘆く祥瓊。３人の目線で話は進み、少しずつ繋がっていきます。これも下巻まで一気読み。

2009/10/04

十二国記シリーズの中で２番目におもしろい！！
三人が出会うところまでくりくりと進んでく感じがたまらん。