何が正しい経済政策か の商品レビュー

井上謙吾(著者)

2010/01/02

この本の前書きに、

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読者としては、一応経済学の基礎を学んだ、ないし学びつつある人々を想定した。
ただ経済学を学んだことのない人でも、日頃新聞の経済欄を読んでいる人であれば、
「何が問題か」、「どういう提言がなされているか」、
「それらを評価するのに如何なるロジックを用いるか」という点は、
十分にフォローできるように配慮したつもりである。

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と、あります。
しかし私は、新聞の経済欄は流し読みがいいところ、
ましてや経済学なんて触ってもいないぐらいの人間です。

本書の内容は半分以上理解できてはいないでしょう。

それでも、新しい言葉に出会い、新しい考え方に出会い、
それらの一端でも自分に取り入れることができたならば、
それは非常に有意義であると考えています。

それが読書をする楽しみの一つでもあるでしょう。

そして私も、ほんの少しは新しい何かを手に入れられたような気がします。

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「現在日本の企業の直面する問題は、人材育成面を含め、これまで以上の努力を要するものである。
しかし、最近の国際環境のなかに、
日本経済に長期にわたって低迷を強いるような変化が生じているわけではない」

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