1,800円以上の注文で送料無料

定年ゴジラ の商品レビュー

3.8

23件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2018/11/06

タオルで顔をふくところはジンときたが、二度読むことは名かった。この本も、手に入れるのが楽だろうという予測で、売却。

Posted byブクログ

2018/10/20

定年退職した山崎さんは郊外のニュータウンのくぬぎ台に住んでいる。娘二人は結婚したり、就職したりで家を出ている。初めて散歩に出かけた山崎さんはある男性に声をかけられた。その男性も最近定年退職をしたという。いままでは毎日電車で山崎さんを見かけていたという。この散歩のおかげで定年退職し...

定年退職した山崎さんは郊外のニュータウンのくぬぎ台に住んでいる。娘二人は結婚したり、就職したりで家を出ている。初めて散歩に出かけた山崎さんはある男性に声をかけられた。その男性も最近定年退職をしたという。いままでは毎日電車で山崎さんを見かけていたという。この散歩のおかげで定年退職した散歩仲間が一人二人と増えていった。定年後の生活を描いて、夫婦とは家族とは人生とはを考えさせる。

Posted byブクログ

2018/06/23

「みんな暇で暇でしょうがないんですよ。だから、盛り上がるチャンスを見つけたら思いきり陽気になるんです」(江藤) 定年を迎えたお父さんたちの話。 実父も定年近い話をした為、家について考えさせられた。

Posted byブクログ

2017/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幸せとは胸を張って語るのではなく苦笑とともに唇からこぼれ落ちるものなのだと、なぜかいま知った マイホームを持つことに長年努力をした結果マイホームが手に入る。しかし周囲の状況は変わっていき定年を迎えた男たちは、街の中をさまよう。人それぞれ歴史があり夫婦の間も様々

Posted byブクログ

2014/05/19

数年前に読みました。 両親もどちらの祖父母も、身近な人がみな商売をしていて、いわゆる「定年」のない人なので、「へぇ、そうなんだ~」と日常だけど知らない世界を覗いているようで面白く読めました。 今現在、本当は定年を迎えているはずの年齢を超えた父を思いうかべて読むとまた違った気持ちが...

数年前に読みました。 両親もどちらの祖父母も、身近な人がみな商売をしていて、いわゆる「定年」のない人なので、「へぇ、そうなんだ~」と日常だけど知らない世界を覗いているようで面白く読めました。 今現在、本当は定年を迎えているはずの年齢を超えた父を思いうかべて読むとまた違った気持ちが生まれるのかな…。頑張って仕事してくれている父に感謝!

Posted byブクログ

2013/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ニュータウンに住居を構え家族のために働いてきた様々な経歴・世代の男達が、定年を迎え近所の散歩で出会い、団結する様を描く。有川さんの「3匹のおっさん」に似たテーマだが、『定年ゴジラ』の方がニュータウンで暮らすシニアの家族関係・現実問題をほっこり重くならず読ませる。最近定年を迎えた山崎さん視点で展開する。「夢はいまもめぐりて」の、山崎さんの母の話がじーんときた。『故郷』を読みながらくちぐさんだ。「きのうのジョー」は、章のタイトルがわかりやすい。 http://www.youtube.com/watch?v=ZmrJyek9mpw  ①兎追ひし彼の山 小鮒釣りし彼の川 夢は今も巡りて 忘れ難き故郷  ②如何にいます父母 恙無しや友がき 雨に風につけても 思ひ出づる故郷  ③志を果たして いつの日にか帰らん 山は靑き故郷 水は淸き故郷

Posted byブクログ

2012/04/22

有川浩さんの三匹のおっさんと比べると全体的に暗い切ない定年後という感じと、実際定年を迎える人と比べると老けている印象を受けた。 けど、自分の父が定年を迎えたら、きちんと『お疲れ様でした』と『ありがとう』を言おうと思った。

Posted byブクログ

2011/06/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

父親が浮かんで仕方なかった。 楽しい本なんだけど主人公の皆さんの年齢が、せつない。 いつまでも長生きしてほしい。

Posted byブクログ

2011/05/27

定年を迎えたニュータウンに住む男たちが会社のない人生に戸惑いつつも生き方を見つけていく。 『トワイライト』に似た雰囲気。どこか切なさが漂う。 こんなはずじゃなかった。。というような思いは年を重ねるごとに増えていくのだろうか。

Posted byブクログ

2010/06/19

山崎さんは,ニュータウンの一戸建てに奥さんと2人で住んでいる元銀行員で, 定年退職後は散歩を日課にしている。 離れて暮らす2人の娘や散歩仲間との逸話が1章ごとに描かれ, 全体としてもすっきりまとまる。 重松清がニュータウンを舞台に夫婦や親子や友人を描くという,どストレートな話な...

山崎さんは,ニュータウンの一戸建てに奥さんと2人で住んでいる元銀行員で, 定年退職後は散歩を日課にしている。 離れて暮らす2人の娘や散歩仲間との逸話が1章ごとに描かれ, 全体としてもすっきりまとまる。 重松清がニュータウンを舞台に夫婦や親子や友人を描くという,どストレートな話なので, 期待どおり面白いが,期待どおりの面白さにとどまる。 重松清は数冊読んだ中では「いとしのヒナゴン」が好き。 話題(?)の「十字架」は早く読みたいのだが,図書館はいつも「貸出中」で残念。

Posted byブクログ