サムシング・ブルー の商品レビュー
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いいミステリでした。 始めから犯人わかってるのに追い詰められない系(?)で、ずっと「いつか誰かがまた殺される」とヒヤヒヤしていました。 主人公は恋人のように思っていた女性が突然、別の男と結婚するというのに驚きます。女性の母はその結婚に猛反対し、主人公だけに打ち明けます。「実はその男が娘の実の母を殺害しており、父は無実の罪で投獄されている」と。 また、娘には母の父親が残した多額の養育費が残されており、男はその金を目当てに結婚を考えたのだと知ります。 主人公は、娘が男と結婚しないように昔の事件の解明に取り組むのですが…最後の最後までヒヤッとする場面があり、どうなるの!と最後までゾクゾクしながら読めました。 奇想天外なトリックは使われず、登場人物たちの心情が丁寧に描かれます。それぞれの不可解な行動とその動機にヤキモキしっぱなしですが、その分主人公の気持ちに寄り添えます。 ミステリはご無沙汰でしたが、図書館でたまたま目にして借りたものがあたりでした!
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娘が結婚しようとする男は、娘の財産をねらっている上に、かつて娘の母親を殺した真犯人だった…。が、娘自身はそのバックグラウンドを全く知らない、ということがこの話しを面白くまたもどかしくもしている。アームストロングを読んだのは始めてだったけど、すごく面白かった。 それにしても、恋...
娘が結婚しようとする男は、娘の財産をねらっている上に、かつて娘の母親を殺した真犯人だった…。が、娘自身はそのバックグラウンドを全く知らない、ということがこの話しを面白くまたもどかしくもしている。アームストロングを読んだのは始めてだったけど、すごく面白かった。 それにしても、恋に盲目になってる娘のお馬鹿加減に、いらいらしたよ(笑)
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表紙のイラストや、出来すぎな設定からして、ミステリというよりロマンス小説だったらどうしようかと思っていたのだが、予想外に面白い展開でびっくり。 スペイン内戦への言及などから考えると時代設定は50-60年代らしいのだが、そんなことはあまり感じないくらいだった。
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花嫁が身につけると幸せになれるという「サムシング・フォー」。そのうちの一つ「サムシング・ブルー」には、この物語では何が使われるのか・・・。不幸な結婚をしようとしている元恋人を救おうとする、というとロマンス小説っぽいけど、見事なサスペンスです。犯人は最初に分かっている。でもジョニー...
花嫁が身につけると幸せになれるという「サムシング・フォー」。そのうちの一つ「サムシング・ブルー」には、この物語では何が使われるのか・・・。不幸な結婚をしようとしている元恋人を救おうとする、というとロマンス小説っぽいけど、見事なサスペンスです。犯人は最初に分かっている。でもジョニーが真相はどうなのか、嫉妬心から思い込もうとしているのか、大体17年前の事件の証拠が見つかるのか、と苦悩する姿にジリジリします。ナンの幸せを思い、独自に事件を探るドロシーは第二の主役と言ってもいいでしょう。頭が良くて愛情に溢れ、現実もちゃんと見据えている。彼女がいたから事件は解決できたんですね〜。かっこよかったです。
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「シャーロット・アームストロングとコーネル・ウールリッチ、明るいのはどっち?」と聞かれたらそりゃあアームストロングと答えるでしょう。もっともアームストロングの作品を読んだのはこれが初めてだけれども。
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