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パラレルワールド・ラブストーリー の商品レビュー

3.6

1134件のお客様レビュー

  1. 5つ

    184

  2. 4つ

    396

  3. 3つ

    400

  4. 2つ

    80

  5. 1つ

    6

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2024/04/20

さすが東野圭吾さん。理解するのに時間がかかりました。 中盤までは、内容があまり掴めず面白みが薄いですが終盤にかけて物語の点と点が繋がった時にこの作品の面白さが分かりました。

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2024/03/15

大切な友人。しかし心のどこかで自分より劣った人間だと卑下してみたり、優越をつけている部分はないだろうかと自分自身の汚い感情にも気付かされてしまう作品であった。ただのSFで終わらないところが流石としか言えない。

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2024/03/09
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2024.2.22 まさかの結果にびっくりしたし、なんで記憶が途切れ途切れなのか気になったし、早く記憶取り戻して!!!!と思いながら読んでた 智彦の気持ち考えたらやり切れないなと思った

Posted byブクログ

2024/02/24
  • ネタバレ

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東野圭吾さんの作品、久々に読了。どれも本当にハズレがない。展開の仕方が面白く、最初から最後まで真相が知りたくて夜更かししてしまった。 終盤推測がつきつつも楽しめて読めた。 周囲の人が急にいなくなったり、記憶のズレに気づいたりする場面はゾクゾクした。 小さい頃の思い出を思い返していくうちに、事実が少し脚色された状態で記憶として定着してしまっている感覚、自分にもあるなーと思った。

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2024/09/28

記憶とはおかしなもの で、 あれこれと脚色が織り 込まれ思い出すたびに 景色が変わりますが、 それは再生するたびに 脳が内容を再構築する からなんだそうです。 いやいや俺の記憶力を なめてもらっちゃ困る という諸兄に申し入れ。 いろいろ鬱憤を溜めて それを晴らすべく、 ...

記憶とはおかしなもの で、 あれこれと脚色が織り 込まれ思い出すたびに 景色が変わりますが、 それは再生するたびに 脳が内容を再構築する からなんだそうです。 いやいや俺の記憶力を なめてもらっちゃ困る という諸兄に申し入れ。 いろいろ鬱憤を溜めて それを晴らすべく、 くどくど愚痴をこぼす くらいなら、 良い意味でその記憶を 改ざんしてさっぱりと、 そう、さっぱりとして いた方が断然いいです。 本書に登場する男性陣 のように。

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2024/02/18

二つの場面が同時に進んでいき繋がっていく感覚に興奮した。映画版は大人になって見たがつまらんかった。やはり原作でないと丁寧に描けないか。

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2024/02/15

序盤のストーリーの違和感に読み進める手が止まらなかったが、それに反して後半が失速したような印象。ラストはほんとんど予想通りの展開になってしまったのが残念。

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2024/02/08

記憶の矛盾の原因が徐々に明かされていく展開で読み応えがあった。ただ最後はバッド?エンドで、よくある「この後のストーリーはご想像にお任せ」パターンで読後感としてはモヤモヤで終わった。 それでも展開が面白いことに変わりはないので星4! 個人的に導入の電車で交錯する描写、崇史が恋を選...

記憶の矛盾の原因が徐々に明かされていく展開で読み応えがあった。ただ最後はバッド?エンドで、よくある「この後のストーリーはご想像にお任せ」パターンで読後感としてはモヤモヤで終わった。 それでも展開が面白いことに変わりはないので星4! 個人的に導入の電車で交錯する描写、崇史が恋を選んでアメリカ行きを断るも麻由子の方にオファーが行き絶望する描写がとても印象深く脳裏に刻まれている。

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2024/02/04

某ビブリオバトルで紹介されていた本。どこの本屋さんでも東野圭吾さんの本はずらりと並んでいるが、しかしこの本は(発行年が古いからか?)どこにもなく、Amazonで中古本をget。読んで見たら、これまたハマる。面白い! 夢が現実か、現実が夢なのか。最初は全く同時進行なので、予測不能な...

某ビブリオバトルで紹介されていた本。どこの本屋さんでも東野圭吾さんの本はずらりと並んでいるが、しかしこの本は(発行年が古いからか?)どこにもなく、Amazonで中古本をget。読んで見たら、これまたハマる。面白い! 夢が現実か、現実が夢なのか。最初は全く同時進行なので、予測不能な物語展開ではあるが、途中から「これ、どっちが現実でもありかな…」という不思議な感覚に襲われる。よく考えてみれば、自分の”記憶”というのも、果たして全部が正しいものなのか。おそらく本人の自覚のあるなしに関わらず、何らかの婉曲や脚色がされているのではないか。フィクションではありながら、妙に現実社会の、いや人間という生命体そのもののについて考えさせられる話だ。最後はちょっともやもやして終わったような気がするが、それらも含めて解決し得ない課題なのかもしれない。

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2024/02/03
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まずこの作品が執筆されたのが1995年であることがすごい。 そのすごさをさておいても、ストーリーのどんでん返し感は少し物足りなかった。 東野圭吾の小説は、イヤミスよりもシンプルで、途中でなんとなく察しがつく。だからこそ、背筋が凍るような嫌な気持ちにはならないが、噛み砕いても咀嚼しても粉々にはならないような、なんとなく奥歯に何か残るような引っかかり感はある。 エンディングは少し残念だった。結論を出すことが必ずしも正しいわけでないけれど、彼ら3人の人生に介入してしまったものだから、続きはどうしても気になる。どの形でも誰も幸せになれないけど。 映画では最後がある。結局記憶を消して出会い直すというキレイなものだ。人間としては、やっちゃいけないやつだけど。苦しい記憶、自分の犯した罪と生きていくべきだから。 人の欲望がつきることはないのだろうか。 この話も、崇史がもう少し自分を抑えることができて、彼女がもう少し順を追って進めることができたら、ただただ心が綺麗で天才肌の智彦が傷を負うことはなかったのにね。 それをいってしまうと自分はどうなのだ。日頃から欲望のままに欲しいものを買い、やりたいことをし、好き勝手に生きている。欲のままに突き進んでいる。そんな自分にはバチが当たって然るべきなのではないか。もっと傷を負って、罪を背負っていくべきではないのか。モヤモヤするラストだった。

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